スランプを乗り越え、 英語だけでなく すべてに自信がついた

お名前:宮司悠未さん

留学先:オークランド

留学をキャリア・チェンジの武器に

 

年少期を海外で過ごした経験から、英語を使って日本の良さを海外の人に伝える仕事がしたいと思っていました。中でも、旅行で日本を訪れる人をガイドする通訳案内士は、子どもの頃からの憧れでした。一度は一般企業に就職しましたが、本当にやりたかったことのために今一番必要なのは何だろうと考えた結果、それは英語力を磨くことだと思いいたりました。そこで、一念発起して退職。留学をすることにしました。
語学学校を選んだのは、短期間で英語の力をつけたかったから。日常会話はできていたし、入学時のレベル分けテストでは最上位のクラスでしたが、いざ現地の人と話してみるとほとんど通じない。相手が言っていることも聞き取れない。ショックでしたね。でも2カ月くらいは、どんどん英語が上達するのを実感しました。

 

言葉と文化の壁からスランプに

 

ところが3カ月目くらいから上達が実感できなくなってしまったんです。ちょうどそのころ、ホストファミリーとも文化の違いなどから意思疎通がうまくいかず悩んでいました。もっと英語力をつけなければという焦りとストレスで、1カ月くらい引きこもりになってしまいました。その間は、外に出ず部屋の中でテキストを読んで勉強していました。
でもふと、「こんな勉強なら日本にいてもできる。ここでしかできないことをするべきだ」と気づいたんです。
ここでしかできないこと、それは現地の人と友達になることだと思い、学校内でも積極的に他の生徒に話しかけたり、地元のコミュニティ活動に参加するようになって、少しずつスランプを脱していくことができました。
日本人は、「完璧に話せるようになるまで話してはいけない」と考える傾向があるように思います。私もそうでした。でも、そんなことを言っていたら一生話せません。海外の人は間違っていても気にせずどんどん話します。しかもそういう人のほうが上達が早いんです。

 

4技能を体系的に学んだことが力になった

 

語学学校では、ケンブリッジ英検の
FCE( First Certificate in English:IELTS 6〜6.5レベル)とCAE(Certificate in Advanced English:IELTS 7〜7.5レベル)の受験クラスを受講しました。これは最善の選択だったと思います。これまで自己流で勉強してきましたが、読む・書く・聞く・話すの4技能を体系的に学べるため、確実に力がついたと思います。
クラスメイトたちは資格取得という共通の目的を持っていたので、クラス内には適度な緊張感があって、最後までモチベーションが維持できたこともよかったと思います。
結果的に「絶対合格できないだろう」と言われたCAEの試験に合格でき、私でもやればできるんだと大きな自信になりました。
以前は、何かを始めるとき「私にはどうせ無理」とやる前からあきらめていました。でも、この合格をきっかけに、英語だけでなく、すべてにおいて積極的に行動ができるようになりました。

 

本当の幸せとは何かを教えてくれた

 

ニュージーランドで何が一番いいかと聞かれたら「人」と答えます。ニュージーランドの人たちは、家族との時間を大切にしたり、食事や家事など日々の雑事を慈しんだり、毎日を丁寧に暮らすことを大切にしています。
東京に住んでいるときは、「もの」をどれだけ持っているかが幸せの尺度だったように思います。ものなんかなくても、考え方次第で幸せになれるのだと、彼らが教えてくれたのです。
スランプを経験したからこそ言えるのですが、これから留学する人に伝えたいことは、なんでも「楽しむ」こと。
部屋に引き込もって勉強していたときは留学生活を楽しめていませんでした。
外に出て、みんなと関わることを楽しむようになってから、私の留学生活も英語力も好転していったように思います。最初からそういう気持ちでいれば、時間を無駄にしなくてすんだのではと、ちょっぴり後悔しています。
みなさんもぜひ、留学生活を楽しんでください!そのほうが、得るものが大きいと思います。

 

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