インターンシップ

インターンシップ

海外で実際に働いたという経験を、帰国後の就職活動や転職活動に生かそう! 異国の地で、母国語ではない言語で働くという経験によって培うタフな精神力は、就職活動のみならず、人生のさまざまな局面で役立つでしょう。

海外で実際に働いたという経験を、帰国後の就職活動や転職活動に生かそう! 異国の地で、母国語ではない言語で働くという経験によって培うタフな精神力は、就職活動のみならず、人生のさまざまな局面で役立つでしょう。

インターンシップとは

学生が就職前に企業で一定期間、就業体験をすること。もともとは、アメリカで、就職や転職のミスマッチを防ぐために始まった制度です。 日本でも就活の一環としてインターンシップを行う企業が増えていますが、日本の場合は、1週間、場合によっては1日、2日といった短期間が一般的。就業体験というよりは、企業見学に近いこともあります。

一方欧米では、専門的なスキルを求められるため、インターンシップを経て社員登用されることもあります。そのため学生もインターンシップ先の社員と同等に扱われることも多く、会社の一員としてしっかり働くことが期待されます。期間も3カ月~と長期のことが多いです。

 

最近では、海外に渡航しなくても参加できる「オンライン海外インターンシップ」プログラムも増えているので、学生以外にもインターンシップ参加者が増えています。

 

■【オンライン海外インターンシップ】についてはコチラ。

海外インターンシップでできること。ワーキングホリデーとの違い

海外インターンシップでは、実践の現場でもまれながらビジネススキルを身につけ、社内の人たちとの信頼関係を築いていくことができます。その仕事が自分のしたいことと合致し、企業の方からも求められればそのまま就職できるケースもあります。 ただし、外国人の場合は、就労ビザを獲得するのは容易ではないので、インターンシップから海外就職につながるのはレアなケース。海外で英語を使って実際に働いたという経験を、帰国後の就職活動や転職活動に生かすのが現実的と言えます。

 

インターンシップは一般企業や教育機関、ホテル、介護施設などで高い英語力や、学生時代に学んだ知識を活かして職業体験を行うことです。一方ワーキングホリデーはレストランやバーでの接客やアルバイトが主流です。 例えば、大学留学のコースによっては、「英語+インターンシップ」コースがあるなど、ワーキングホリデーのアルバイトでは経験できない職種を体験することができます。有給と無給インターンシップがありますが、多くは最初の数ヶ月は慣れるまで無給の場合が多いです。

海外インターンシップのメリットは?

インターンシップは有給と無給のものがありますが、たとえ無給でも、得るものは決して少なくありません。

 

1. 英語力の向上
教室ではなく実践の場で生きた英語を使う機会となり、英語力が格段に向上します。

 

2. 実践的な仕事力が身につく
単なる見習い生ではなく、現地スタッフと同等に扱われるため、主体性や積極性、チームの一員として協力し合える協調性、担当した仕事を遂行する責任感や使命感、バックグラウンドの異なる人たちと渡り合えるコミュニケーション力や柔軟性など、さまざまな力が嫌でも身につきます。 これらは、日本企業が求めるグローバル人材像とも一致し、帰国後の就職活動でも有利に働くはずです。

 

3. 困難に打ち勝つ力が身につく
海外という特殊な環境で働くことで、トラブルに直面することも多いでしょう。しかし、それを乗り越えることによって培うタフな精神力は、就職活動のみならず、人生のさまざまな局面で役立ちます。

海外インターンシップ先の見つけ方

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海外インターンシップ先を見つけて、社会に出る前に身に付けた英語力を実際に使ってみたい!と強い意志を持っていても、どのように受け入れ先を見つければよいのでしょうか。インターン生として受け入れてくれる企業を探すには以下のような方法があります。

自分で探す

自分で探すにはインターンシップを募集するサイトWOOFやGo.abroad(https://www.goabroad.com)などから自分に合ったインターン先にコンタクトをして、雇ってもらいましょう。英語力に自信があり、エージェントに頼んだ際の手数料を浮かせたい方におススメです。

 

エージェントに紹介してもらう

個人で探すことが難しい場合はエージェントにサポートをしてもらい、自分の目標にあった場所を探してもらいましょう。エージェントに頼んだ場合は単におススメの企業を紹介してもらうのではなく、しっかりとカウンセリングを行い、あなたの希望に合わせたインターン先を複数紹介してもらうようにしましょう。初めての海外インターンで英語力に自信がない、どんなインターン先に行けばいいのか分からない、そんな方におススメの方法です。留学関係団体が各地で開催している留学説明会への参加もおススメです。

 

インターンシップを取り扱うエージェントはコチラ

人気の国でのインターンシップについて

現地の大学や専門学校、語学学校などが、インターンシップを含むプログラムを提供しています。 たとえば、語学学校の「英語+インターンシップ」というプログラムでは、最初に英語の集中講座を受講し、英語力をアップしてからインターンシップを体験する、といったものがあります。

現地で働く際に必要なビジネスマナーや電話応対、メールの書き方などのクラスもあり、ビジネススキルを身につけてから就業体験をするというプログラムもあります。 既にある程度の英語力がある、長期の留学が難しい、という方のためには、インターンシップだけを体験できるプログラムを扱っている留学エージェントもあるので相談するといいでしょう。

 

インターンシップのプログラムはコチラから。

アメリカ

アメリカでのインターンシップは、J-1ビザを取得することで可能です。 J-1ビザとは、アメリカの企業で就業体験や研修の機会を提供することを目的として発給されるビザで、短大卒(専門学校含む)以上であれば、いつでも申請でき、最長18カ月まで有給で仕事をすることができます。 ただし、ビザだけではインターンシップはできません。まず、書類選考、面接を経て、インターンシップ先の企業を決定し、それからビザ申請となります。J-1ビザは申請から取得まで約2カ月かかります。 書類選考に必要な履歴書やカバーレター、面接はすべて英語となります。自力で企業を探すのが難しい場合は米国インターンシップを専門とするエージェントに相談しましょう。

 

■アメリカのビザについては、米国ビザ申請のwebサイトを確認しよう。

イギリス

ワーキングホリデービザ(Tier5 YMS)を利用して、インターンシップ経験ができます。ただし、イギリスのワーキングホリデービザの発給数は年間1000件の狭き門。毎年1月上旬に応募を締め切り、1月中旬に当選・不当選の通知がきます。

仕事に支障がないレベルの英語力がない場合は、語学学校で英語力を高める必要があります。 学部・修士コースに、インターンシップ・プログラムが組み込まれている大学では、学生ビザでインターンシップに参加することができます。

 

■イギリスのビザについては、イギリスビザ申請センターのwebサイトを確認しよう。

カナダ

ワーキングホリデービザを利用してインターンシップ経験ができます。 また、Co-opビザを利用してのインターンシップも可能。Co-opビザとは、学校のプログラムに申し込むことで学生ビザとは別にインターンシップなどのワークパーミットが発給され就労ができるプログラムのことです。

カナダでは、職業訓練を中心に行う1~3年制のカレッジがあり、多くのカレッジでは、Co-opプログラムを実施しています。学校で学んだスキルを活かしてローカルの企業で就労体験をすることができ、また有給のインターンシップなので、収入が得られるという点からも人気です。 大学やカレッジに6カ月以上在学している学生は、就労許可証がなくても、学期中は週20時間まで、長期休暇中はフルタイムで働くことが可能です。

学位やディプロマを取得した学生は、大学やカレッジ学んだ分野に関連する仕事であれば最長3年間の就学許可証が申請できます。

 

■カナダのビザについては、カナダ申請センター(CVAC)のwebサイトを確認しよう。

オーストラリア

ワーキングホリデービザを利用してインターンシップ経験ができます(ただし、同一雇用主のもとでは半年まで)。 また、オーストラリアには、職業に直結するスキルを養成する専門教育機関として、TAFE(Technical and Further Education 国立)とVET(Vocational Education and Training 私立)があり、プログラムには、実際の職場でのインターンシップの機会が含まれています。

大学でも、学部によってインターンシップが経験できる場合があります。

英語学校にも、次の2つのタイプのインターンシップ・プログラムがあります。

 

・前半は集中英語トレーニング、後半にインターンシップを体験
・午前中は英語トレーニングで午後がインターンシップ

 

分野としては、観光・ホスピタリティ、料理などが人気で、その他貿易、マーケティング、IT、福祉、教育などの分野でもインターンシップ経験ができます。

参加には、英語力のほかに、その分野の職業経験が求められる場合もあります。 またフルタイムの学生は、コースの開講期間は2週間に最大40時間、長期休暇中は無制限に働くことができます。さらに、TAFEや大学、大学院を修了した学生は、卒業ビザ(Temporary Graduate Visa (Subclass 485))を取得でき、就労することができます。

卒業ビザには、Graduate Work streamと、Post-Study Work streamがあり、前者は18カ月間、後者は最大4年間(学位による)の滞在が認められています。その他、年齢など細かな条件があります。

 

■オーストラリアのビザについては、オーストラリア移民市民権省のウェブサイトで確認しよう。

ニュージーランド

ワーキングホリデービザを利用してインターンシップ経験ができます。 ニュージーランドには工科大学・ポリテクニックという国立の高等教育機関があり、基礎レベルから大学院レベルまで、即戦力として使える知識と幅広い職業訓練が受けられます。

カリキュラムの中にインターンシップが組み込まれており、専門業界での実践体験やコネクションを得ることができます。 分野は、観光・ホスピタリティ、ヘスル・サイエンス、ビューティー・セラピー、環境学、航空、スポーツ・レクレーション、料理、デザイン、マーケティング、財務、経営など大変幅広いので、自分のやりたいことが見つけやすいでしょう。

「英語+インターンシップ」を提供している語学学校もあり、学校、一般企業、ホテル、介護施設などで働く経験ができます。

大学でもコースによってインターンシップが含まれる場合があります。 学生ビザを持つ学生は、週20時間まで、学校が休業中はフルタイムで働くことができ、修士課程と博士課程の学生は、学期中・休業中ともフルタイムで働くことができます。

 

■ニュージーランドのビザについては、ニュージーランド移民局のwebサイトを確認のこと。

 

これらのほか、ヨーロッパ、アジア諸国でも、インターンシップ・プログラムを提供する学校があります。 また、ワーキングホリデービザを利用して、以下の21カ国でインターンシップをすることが可能です。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港 、ポーランド、ポルトガル、ノルウェー、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリ

 

行きたい国、都市、どんな就労経験がしたいかなどを整理して、留学エージェントに相談してみましょう。

 

海外インターンシップに必要な英語力

海外でのインターンシップには最低でもTOEIC650点以上の英語力が必要になると考えましょう。ネイティブの同僚や上司としっかりとコミュニケーションが取れるようになるにはTOEIC700~800点以上の英語力が必要になります。

語学学校などで英語研修を受けてからインターンシップ・プログラムに参加するとしても、日本にいるうちから英語力は上げておいた方が、インターン先で困らず、仕事の選択肢も広がります。 ただし、英語力が低くてもあきらめないでください。日本企業と取引のある会社で日本向けマーケティング業務のサポート、旅行代理店で日本人観光客向けのプロモーション、語学学校での日本語教師など、日本人だからこそできる仕事もたくさんあります。

気をつけたいこと

せっかく留学したのに、「こんなはずではなかった」という失敗談は、留学にはつきもの。たとえば、「思ったほど英語を使う機会がなかった」「補助的な仕事しか与えられなかった」「職場の人間関係になじめなかった」などなど。 回避する方法としては次の3つ。

1. 事前に要望を整理し、具体的に留学エージェントや学校側に伝える
2. インターン先についてよく調べる
3. 不満をため込まずにだれかに相談する

 

「派遣先が日系の会社だったため社員は日本人ばかり。社内で英語を使う機会があまりなかった」などのケースは、事前にインターン先がどんな企業か、どのような業務が求められているのかをよく調べることで回避できるでしょう。 「補助的な仕事しか与えられない」という不満は、事前に要望をきちんと伝えておけば回避できたかもしれませんし、仮に後からわかったとしても、自分から「補助的な仕事ではなく、○○の仕事がしたい」と具体的に要望を言うことで解決の糸口が見つかるかもしれません。 留学の成功も失敗も、すべて自己責任。「だれかがなんとかしてくれる」ではなく、自分から行動してトラブルを回避していく覚悟を持ちましょう。

海外インターンシップ成功の秘訣

インターン先では、指示を待つだけでなく、積極的に自分の強みをアピールし、自分から「これをやらせてください」と言うくらいの積極性は持って臨みましょう。

上司や同僚とは、英語力に自信がなくても積極的にコミュニケーションをし、帰国後も人間関係を継続していきましょう。スカイプなどでコミュニケーションをすれば英語力の維持にもつながります。 仮に、希望の職種に就けなかったとしても、海外で働いた経験はキャリア形成に大いに役立つはずです。

もっと知りたい海外インターンシップについて

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インターンシップ先に就職できる?

実際のところ、インターンシップ先にそのまま就職できる確率は低いです。ネイティブ並みの英語力がある、専門性の高い技術がある、など留学生にとっては難関。空きがあっても適した人材でなければ採用はされません。

インターン先にそのまま就職するとう考えではなく、インターン先で学んだことを活かし一生懸命努力することを学ぶというスタンスの方がよいでしょう。

複数の企業でインターンシップできる?途中で変更は可能?

■短期間のインターンを複数回したい人の場合

留学期間中であれば時間がゆるすかぎり、数回インターンに参加が可能です。

例えば、留学期間が6ヶ月だとして、3ヶ月間ホテルでのインターンを行った後に、1ヶ月間レストラン&バーでのインターン、また残りの2ヶ月は空港でのインターンを行ってみるなど、あなたの目標や希望に合わせて自由にインターンを組み合わせることができます。

 

■同時期に複数のインターン先で働きたい場合

基本的に、週休2日の企業/オフィスインターンの場合は掛け持ちができないところ多いです。しかし週1~4日勤務、または、土日のみ勤務などのインターンを行う場合は掛け持ちが可能です。一度契約をしてしまった場合は、期間内まで勤めるのが常識ですが、もし勤務先の人間関係や業務内容で本当に困ってしまった場合は、一度上司やエージェントが紹介するサポーターなどに相談し、退職の願いを出す事が可能です。退職した場合、新しい職場を1から探さなければ成らず、大変かもしれませんが、せっかくの限られた留学期間、あなたがベストだと思う就職先を見つけるのが第一です。

帰国後の就活にインターンシップ留学の経験は役に立つ?

インターンシップの経験は将来非常に役に立つでしょう。近年、世界中の大学では、「学部コース+インターン」を実施するなど、生徒が就職前に社会経験を積むことが重視されています。未経験の新卒の学生よりも、社会経験豊富のスキルが高い学生が近年雇用主に好まれる傾向があります。

しかし、海外でインターンシップを行ったからすごいのではなく、その中身が日本の就職では問われます。インターンシップを行った際に何を目的に、どのように注力したのか、またその経験からどのようなスキル、人間性を得る事ができたのか?このようなことが大切になってきます。目的を定めゴールに到達することができた!そんな海外インターンの経験はきっと将来就職だけでなく、人生において非常に役に立つでしょう。

ビザについて

インターンシップ・プログラムに参加するには、学生ビザ、就労ビザ、ワーキングホリデービザなどのビザが必要です。国によって、またプログラムによっても必要なビザが異なりますので、詳しくは、各国の移民局や、留学エージェント、学校等に確認しましょう。

海外インターンシップの費用の目安

オーストラリアを例にご紹介します。国や参加するプログラムによって費用は変わってきます。インターンシップ前に英語力をつけておこうと語学学校へ通った場合にはさらに費用が掛かりますので、余裕を持って準備しておくと安心です。

 

語学学校+インターンシップ


・プログラム(3カ月)の場合
・ビザの取得:AUS$550
・留学保険:約5万円/3カ月
・往復航空券:約8~12万円
・生活費:約20万円/月~(地域、滞在場所等により異なる)
・プログラム参加費用:約80万円/3カ月


※コース、内容によって大きく異なります。

 

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