ワーキングホリデー

ワーキングホリデー

海外で暮らし、学び、働き、そして旅をする。そんな望みを叶えてくれる自由なスタイル。様々な留学ニーズの方に人気の留学スタイルです。

海外で暮らし、学び、働き、そして旅をする。そんな望みを叶えてくれる自由なスタイル。様々な留学ニーズの方に人気の留学スタイルです。

観光だけではモノ足りない。留学は高すぎる・・・このような考えを持っている方におススメしたいのが「ワーキングホリデー(ワーホリ)」です。海外で暮らし、学び、働き、そして旅をする。そんな望みを叶えてくれ、留学よりもリーズナブルなことも魅力です。  

ワーキングホリデーとは。国によって違いはある?

協定を結んだ2カ国間で、互いに一定期間、相手国で休暇(ホリデー)を過ごしながら語学を学んだり、異文化体験や就労(ワーキング)体験ができるビザのことです。日本では、1980年のオーストラリアを皮切りに、現在(2019年7月)、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニアの計23カ国で取得が可能です。

 

■国によっての違いはある?

特に違いに注意したいのは、「申請可能な年齢」「申請手続きの方法」「滞在できる期間」「学校に通える期間」「仕事ができる期間や条件」です。

まず年齢については、18歳から30歳が一般的ですが、アイルランドは25歳まで(条件次第で30歳までOK)。さらに、ドイツのように、「30歳」とうたいながら31歳の誕生日前日より前に申請すればよい国もあります。細部の違いに気をつけましょう。 滞在できる期間は、たいていは1年間ですが、台湾は、基本が180日で、現地で申請することでさらに180日間延長できます。

ちなみにオーストラリアにはセカンドワーキングホリデーという制度があり、3カ月以上ファームワークなどの季節労働をすると、滞在を1年延長できたり、2回目のワーキングホリデーが可能になります。ニュージーランドも、3カ月以上のファームワークなどで滞在を3カ月延長できます。少しでも長く滞在したい人は、この制度を上手に利用するといいでしょう。

 

学校に通える期間は、国によって大きく異なります。3〜6カ月程度の制限がある国と、制限なしの国があるので、国を選ぶ際にはどのくらい学校に通いたいのかも考慮して決めましましょう。なかには、もっと語学力を身につけたいからと、学生ビザに切り替える人もいます。語学をしっかりと学びたいなら、ワーホリよりも学生ビザのほうがいいでしょう。

年齢さえ問題なければ、ワーホリはその後でも挑戦できます。ワーホリは、働いたり研修したりすることも可能な自由度の高いビザです。一部の国を除いて一生に一度しか取れないのですから、自分のやりたいことは何なのか、よく考えて有効に活用しましょう。 就労期間については、厳しい国もあれば、制限なしの国、「同一雇用主の下では3カ月まで」という程度の国もあります。

各国の大使館のホームページなどを見て、掲載されている条件をよく調べましょう。

ワーキングホリデーの一般的な過ごし方

ビザの有効期間内は、観光、就学、就労など、何をしようと自由なワーキングホリデー。英語の勉強はしたいけれど、留学は高すぎるとあきらめていた人にとっては大変有効なビザです。海外で仕事をしてみたい、経験を生かして帰国後キャリア・チェンジをしてみたいという人にもおススメです。

 

一般的には、多くの渡航者が最初の3カ月くらいは語学学校に通います。学校からホームステイ先を紹介してもらえますし、在学中に友達もできます。この3カ月間は、語学力を身につけるだけでなく、現地での生活に慣れるためにも大切な期間といえるでしょう。その後は、はっきりした目的のある人は、そのことを中心に生活を組み立てています。

たとえば語学のスキルアップを目的にした人は、就学期間の制限いっぱいまで語学学校などに通い、空き時間にもDVDやテレビを見る、外国人の友達を作るなど、外国語漬けの環境に身を置いています。旅行が目的の人は、1年かけてバックパックでラウンド(周遊旅行)したり近隣の外国に出かけたりしていますし、免許や資格を取るのが目的の人は、それを目指して勉強や練習に励んでいます。

仕事もできるビザなので、生活費を補うために働く人が多く、なかには、修業やキャリアアップのために働く人もいます。目的や働き方はさまざまですが、ヨーロッパの国は語学が堪能でない日本人が就ける仕事自体が少ないのが現実です。フルに仕事ができるという前提で計画を立てないほうがいいでしょう。 滞在中に習い事をする人もいます。「本場でフランス料理を学ぶ」というような本格的なものばかりではなく、スイミング教室、ヨガ教室、陶芸教室などに通う人やサッカーチームに入る人も。地元のサークルに参加すればネットワークも広がります。このほかにも、美術館巡り、食べ歩き、工房巡り、パブ通いなど、さまざまな過ごし方があります。

 

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仕事の見つけ方は?どんな仕事があるの?

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日本人向けの仕事であれば、日本語のネット掲示板、日系新聞や邦人向けのフリーペーパーなどで求人情報を得ることができます。

もちろん現地向けのサイトや新聞でも探せますが、その場合情報をチェックする語学力が必要ですし、仕事をする上でもそれなりの語学力が求められます。

 

友人や知人の口コミや紹介で仕事も得られることもあるので、アンテナを張り巡らせた上で、求職中だと周囲にアナウンスしておきましょう。

ワーキングホリデー仲間が、自分の仕事の「後継者」を探していることも多いのです。

また、履歴書を持ち歩き、レストランやカフェなどに飛び込みで面接を受け、仕事を得る人もいます。国や職種、運にもよりますが、履歴書を配って返事をくれないことがほとんどなので、断られることが多いのが現実です。そのたびに落ち込んだりせずに、どうしてもやりたい仕事なら何度でも挑戦しましょう。履歴書を100枚くらい配ってやっと決まった人もいれば、何度も足を運んでマネージャーがやっと面接をしてくれたという人もいます。

 

せっかくスタートさせた海外での生活。なによりもあきらめないことが大切です。

 

■どんな仕事があるの?

多いのは、日本人観光客を相手にする仕事です。たとえば土産物店の店員、日本食レストランのウエーターやウエートレス、ツアーガイドやその補助など。スキーやスキューバダイビングの資格を持っている人は、日本人相手のインストラクターやツアーガイドの仕事もあります。

オーストラリア、ニュージーランドでは、第一次産業の労働力が不足気味であるため、「ファームワーク」という農場での仕事に就きやすく、収穫の季節は「フルーツピッキング」「フルーツパッキング」などの求人が多くなります。オーストラリアの場合、ファームワークでの就労経験によってワーホリ・ビザを2年間に延長したり、2回目のワーホリ・ビザを取得できるため、人気があります。

現地の言葉があまり話せなくても、ホテルのベッドメイキングやレストランの皿洗いなどの裏方仕事が得られることもあります。また、ユースホステルなどでは、「住み込みで食事も付く代わりに、無給(あるいはおこづかい程度)」というシステムもあります。いわゆる「エクスチェンジ」です。女性なら「オペア」と呼ばれる住み込みのベビーシッターもいいでしょう。

このほかに、日本語や、日本文化を教えるという仕事もありますが、現地の友人と互いに教え合うエクスチェンジだったり、ボランティアであることが多く、すべてのケースで現金収入があるわけではありません。

 

当然ですが、現地の言葉が話せれば、就ける仕事の種類は大幅に増えます。現地の語学学校に通うのはもちろんですが、出発前にできるだけ勉強しておきましょう。

滞在先はホームステイ?ルームシェア?シェアハウス?

渡航直後はまず語学学校に入学し、学校の寮に入ったりホームステイ先を紹介してもらい、通学している間に次の住まいを探すのが一般的です。到着直後に家探しをしなくていいように、日本を出発する前に申し込みをしておくといいでしょう。

学校を出た後は、滞在費を節約するために、多くの人がルームシェア、シェアハウスを利用しています。これらの物件情報は、語学学校の掲示板、インターネット、現地のフリーペーパー、口コミなどで得ることができます。ただし、シェアが盛んな国とそうでない国があります。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランドは、シェアが日常的に行われていますので、物件も豊富です。

一方、デンマークやノルウェーは仲介業者がいないうえ、あまりシェアが行われていなかったり、物件自体が少なかったりして、探すのはけっこう大変です。日本語の掲示板で見つかればよいのですが、大家と直接交渉しなくてはいけない場合もあるので、語学力はできるだけ身につけておきましょう。 民間の寮がある国は、それを利用するといいでしょう。またドイツと韓国は、学生向けの物件が多く、それほど探すのに苦労はしないようです。

農場、ホテル、ベビーシッターなどの仕事は、住み込みで働けるところもあります。その場合、たいてい食事も提供されるので、生活費を安く抑えることができます。 最近注目されているのが、「WWOOF(ウーフ)」というシステム。有機農場で労働力を提供する代わりに、農家に寝泊まりさせてもらえます。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツに加入農家があり、会員になればそこに滞在できます。

渡航国選びで困ったら

「物価の安い国」「仕事が見つけやすい国」という選び方もする人もいますが、先に目的をはっきりさせることが大切です。例えば「サーフィンがしたい」「サッカーが見たい」といった目的が明確であれば、おのずと行きたい国が絞られてくるからです。

また、同じ英語圏といっても、北米のカナダ、オセアニアのオーストラリアとニュージーランド、ヨーロッパのイギリスやアイルランドではそれぞれ環境が大きく異なりますので、気候や日本との時差、その国の文化への興味なども考慮に入れるといいでしょう。  

ワーキングホリデー「国選びのポイント」

ワーキングホリデーに行く際には、まずどの国に行くか?を決めなければなりません。 そこで、今回は、国選びのポイントをいくつかご紹介したいと思います。    

治安

日本は世界の中でも、最も治安がよく、最も安全な国の一つであることは間違いありません。 その為、日本以外の国で、日本より治安が良い国を探すのはきわめて難しいことでしょう。 ただ、日本人が日々安全に暮らすことが出来る国はたくさんあります。 まずは、「自分が安全な生活を送ることができる」という点を最優先にして、国を選ぶ必要があるのではないでしょうか。 ※但し、あまりにも治安が悪い国はワーホリ対象国にはなりませんのでその点はご安心を!  

仕事

ワーキングホリデーは、現地で働くことも大事な目的の一つですから、日本人でも働ける環境が整っているかどうか、というのも重要なポイントですね。 せっかくワーキングホリデーに行っても、現地で働かず、あまり勉強もせず、仲の良い日本人友達を遊びすぎて。お金が底をつき、なくなく帰国せざるを得なかった、というのも、よくあるワーホリの失敗談ですね。

物価

日々の生活の中で、この「物価」も重要なポイントの一つです。 現地で働く場合でも、働ける仕事も限られてしまうことが多いため、決して贅沢が出来ることはないでしょう。 その為、日々の生活費を精一杯に切り詰める必要も出てきます。また、物価が高い国、地域だと、それだけで負担が倍増してしまいます。現地ではなるべく自炊をして、生活費に負担をかけないようにしましょう。

最新情報

上記のような情報は、常に最新のものを知っておく必要があります。 そこで、役にたつのが、各国の大使館などが主催している、留学フェアです。 留学フェアといっても、「ワーキングホリデー」の情報も得ることができますから、お気軽に是非ご参加して、最新情報をチェックしてください。

ワーキングホリデー協定国(2019/10/23時点)

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾、韓国、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、チェコ、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア

 

 

成功するワーキングホリデー

言葉ができたほうがいいのはもちろんですが、できないからといって、諦めることはありません。現地の言葉が話せなくても、行くことはできます。しかし、できる仕事の幅は確実に狭まるでしょう。

結局日本人ばかりが集まる日本食レストランで働き、1年経っても英語をしゃべれないままという人は残念ながら後を絶たないからです。

成否の分かれ目は、目的をしっかり持っているかどうか。「英語力をつける」ことが目的なら、日常会話レベルか仕事で使えるレベルなのかまで明確にすることをおススメします。学校選びの視点から変わってきます。

 

ただ、「海外に行った」だけでは武器にはならないので、自身が海外で何を得たのかしっかり語れるように、問題意識を持って充実した日々を過ごしてほしいです。さらに、日本での準備期間になるべく語学を勉強しておき、渡航直後には、現地でも語学を学ぶことをおススメします。

ワーキングホリデーのプログラム

ワーキングホリデーまでのステップ

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国によって異なるワーキングホリデー申請方法は異なります。カナダのように、入国予定の3カ月以上前にビザの申請をしなければならない国もありますし、アイルランドのように、1年のうちの限られた期間しか受け付けを行っていない国もあるからです。またイギリスは人気が高く、ビザの申請数が早い時期に年間発給制限数に達してしまったこともあり、急に思い立って申請しても、半年以上待たなければならない場合も。つまり、ビザを取得するためには、最低でも3〜4カ月前、国によっては1年くらい前に準備が必要ということになります。

またビザ以外でも、資金の準備、語学の準備、情報収集などには、たいてい半年から1年くらいは必要です。準備不足のまま渡航を強行しても、あまりいい結果は得られません。特に貯金が十分でないときは、年齢制限などでギリギリという場合を除いて、渡航を延期してしっかり準備をしてから行くほうが有意義に過ごせるはず。くれぐれも無理をしないことが大切です。

 

ここでは、ニュージーランドのワーキングホリデーまでのステップの事例をご紹介します。

 

<ステップ1: 1年半〜1年前 情報収集>

情報収集

Webサイトなどで情報を集める。体験者の声は参考にはなるが、古い情報があったり、必ずしも自分に当てはまることばかりではないので鵜呑みせず、最新の情報を集めよう。留学エージェントや日本ワーキングホリデー協会が行う無料セミナーへの参加もおススメ。

費用の準備

ビザの申請に必要な費用(申請は無料だが、申請時に提出が必要なレントゲン含む健康診断の費用)、留学保険・ワーキングホリデー保険の加入約20万(1年間)、往復航空券、当面の生活費、語学学校に通うならその費用も必要。

 

<ステップ2: 1年〜半年間前>

プランを立てる

何のために海外へ行くのか目標をはっきりさせる。その目標達成のために、どこへ行くのか、何を学ぶのか、どんな経験が必要かを明確にする。

学校や滞在先を探す

学校に通う場合は、一緒に申し込むことで滞在先を学校が紹介してくれる。シェアハウスは、現地の生活に慣れてからの方が安心。

 

<ステップ3: 5ヶ月〜2ヶ月前 渡航準備>

パスポート申請

ビザの申請に必要で、学校に申し込む時もコピーが必要な場合がある。すでにパスポートを持っている人は、滞在期間を含む有効期限が十分残っているか確認しよう。残りの期間が1年未満の場合は、新しいパスポートが取得できるので申請しておこう。

ビザの申請

まず指定病院でレントゲンを含む健康診断を受診し、診断書をeメールでニュージーランド移民局に送付する。その後、ニュージーランド移民局のwebサイトから、オンラインのビザの申請を行う。また、指定医が直接移民局に書類を提出する場合もあるので、指定病院で確認しよう。

ビザの入手

全ての申請手続きが問題なく完了すると、ニュージーランド移民局からビザ申請の完了を通達するメールが届く。(この時点では、まだビザは発給されていない)メールに記載されている入国猶予までに、ビザ申請完了通達メールをプリントアウトしたものと、パスポートを持ってニュージーランドに入国するとビザが発行される。

*手続きが全て英語なので、英語に自信がない場合は、留学エージェントや日本ワーキングホリデー協会のサポートを受けることをおススメします。

航空券の手配

成田・羽田からオークランドの直行便はニュージーランド航空から運行されている。

海外旅行保険に加入

海外に長期滞在する際は保険に加入することを。大使館や外務省も強く推奨している。

送金方法の確認

銀行に口座を開設して生活費を日本から送金してもらうか、インターナショナル・キャッシュカード(海外でもATMで現地通貨を引き出せる)を利用する。

クレジットカードを作る

クレジットカードは海外で重要な身分証明書になる。現地銀行口座の開設にもパスポートのほかに、クレジットカードの提示を求められたり、レンタカーを借りるのにホテルに泊まるのもクレジットカードがないと借りられないこともある。

公的手続き

(海外転出届、国民年金、国民年金保険等、水道、電気、郵便) 日本を1年以上離れる場合は、役所に海外転出届けを提出する。これをしないと、日本にいないのに日本で住民税や国民年金、国民健康保険を払う義務が生じる。水道、電気、ガス、電話等の手続きは渡航前日までには終わらせよう。郵便局で、郵便物の転送先を実家にするなどの手続きもしておこう。

*ビザ申請に関する情報は、告知なく変更される場合があります。ビザを申請する前に、必ず最新の情報を確認するようにしてください。  

もっと知りたいワーキングホリデーについて

ワーホリビザの延長ってできるの?

ワーキングホリデービザは、基本的に各国について1人1回に限り発行され、延長はできません。どうしても、その国に滞在したい場合は、学生ビザや就労ビザなどのほかのビザを取得する方法を考えるしかありません。ただし、オーストラリアとニュージーランドについては、一定の条件を満たせば、ワーキングホリデービザを延長することができます。また、台湾については、最初の滞在期間が180日間で、さらに滞在したい場合は、現地にて無条件で180日間の延長ができるようになっています。

オーストラリア

オーストラリア政府が指定する過疎地域(※1)で、延べ3カ月以上の一定の労働(※2)に従事した人は1年間の延長が可能です。通算で2年間滞在することができます。

 

※1:過疎地域であるかどうかは、州ごとに細かく決められています。郵便番号で確認することができます。詳細は下記リンクよりご確認ください(英語のみ)。 Working Holiday Visa (Subclass 417)

※2:一定の労働とは、農作業、漁業、森林伐採、採炭、建築土木作業など、主に一次産業の人手不足である季節労働、肉体労働などです。詳細は下記リンクよりご確認ください(英語のみ)。 Working Holiday Visa (Subclass 417)

ニュージーランド

ニュージーランド移民局の指定した一定の労働(※)に合計3カ月以上携わった人は、3カ月の延長が認められます。通算で1年3カ月の滞在が可能です。

※:一定の労働とは、フルーツピッキングや園芸、ぶどう栽培などの農業関係の仕事です。詳細は下記リンクよりご確認ください(英語のみ)。 Working Holidaymaker Extension Visa

現地で役立つ資格やスキルはあるの?

ワーホリ出発前に、学生であれば国際学生証、25歳以下であれば、国際青年証、免許を持っていれば、国際免許証を作っておきましょう。学生証はさまざまな割引が受けられる場合がありますし、国際免許証はローカルな場所へレンタカーなどで旅行したい人におすすめします。

国際学生証

ISIC:International Student Identity Card

世界共通の学生証で、このカードを提示するだけで、美術館や博物館などの割引が受けられたり、オンライン英語レッスンが受講できたりといった特典があります。

国際青年証

IYTC:International Youth Travel Card

12歳以上26歳未満で、学生以外の場合の身分証で、国際学生証同様に、美術館や博物館などの割引が受けられます。

国際免許証

申請から1年間有効で、各都道府県警察署の運転免許課や住民票所在地にある運転免許センター、運転免許試験場などで取得できます。そのほか、仕事を探すときに役に立つ資格、経験として、スキーやスノーボード、スキューバーダイビングのインストラクター、ツアーガイド、日本語教師、OAスキル、接客業、ベビーシッターの経験などがあります。日本での経験や知識があれば、現地で仕事が見つかるチャンスも増えます。

 

また、空手、柔道、お茶、お花、書道、着付け、日本料理などの資格や経験、得意なものがあれば、お友達に教えたり、地域の文化交流センターでボランティアをしたリ、日本文化を通じて現地の人と交流を図ることができます。さらに語学力と行動力があれば、現地で生徒を募集して教えることも夢ではありません。出発前に必要な資料、道具などの準備をしておきましょう。これといった経験や得意なものがなくても、興味があること、好きなことがあれば、出発前に勉強して説明できるようになっておくだけでも、交流には十分役立ちます。

ワーホリの出発日。おススメはいつ?

ワーキングホリデービザが取得できる年齢には制限があるので、制限年齢ぎりぎりの人は注意したほうがいいでしょう。例えば、オーストラリアのワーホリの場合、31歳の誕生日までにワーキングホリデービザを取得し、ビザ発給から1年以内にオーストラリアに入国することが条件です。条件を満たしていれば、入国時に31歳であっても問題はありません。また年齢制限だけでなく、申請時期が限られていたり、定員に達した時点で募集を締め切られたり、国によって条件が異なりますので、行きたい国の情報を確認して申請のタイミングや出発日を考えましょう。

年齢制限に問題がない場合は、日本人向け観光ガイドや店員などの求人が多くなるその国の観光シーズンに働けるよう逆算して出発日を決めることも一案です。春から夏(4月〜8月)が観光シーズンであれば、まず語学学校に3カ月行き、その後働くとすれば、1月、2月に日本を出国します。オーストラリアやニュージーランドは日本とは季節が反対になるので、11月〜2月が春から夏になります。この場合は、6月、7月に日本を出発して3カ月間語学学校へ行き、10月〜11月に仕事を探すといいでしょう。スキー場などで働きたい場合は、観光シーズンが冬になりますので、そこから逆算して考えましょう。

 

そのほかに、出発時期で考慮したいのが、航空券の高い時期を避けて渡航するということです。日本の年末年始やゴールデンウィークは航空券代が2〜3倍になりますし、春休みや夏休みもやや高めです。現地の観光シーズンにあたる時期も要注意です。しかし、連休などを除く10月、11月は需要が減ってくるため、比較的航空券は安くなってきます。ヨーロッパ方面は、クリスマスや年末年始を除く12月、1月が安くなります。

 

上記に挙げた点を検討しつつ、自分の語学力に応じて何カ月間語学学校に行くのか、どんな仕事をしたいのかなど、よく考えてから計画を立て、出発時期を決めるといいでしょう。計画をたてる際の注意としては、求人の条件に「残りのビザ有効期限が半年以上の方」という指定がある場合もあるので、入国後、1カ月〜4カ月間語学学校へ行き、その後仕事をして最後に旅行するというパターンが安心です。

ワーキングホリデー中に自分のパソコンを使いたい場合はどうすればいいの?

パソコンを使う人は日本から持っていくことをおすすめします。学校にあるパソコンやネットカフェを利用すれば持参する必要はありませんが、パソコンが日本語に対応していない場合もあるので、長期滞在なら持っていったほうがいいでしょう。 持参する場合は、電圧、電源プラグ、ネットワーク接続機能などを事前に確認。インターネットの接続は、契約しているプロバイダーの海外ローミングサービスを利用すれば、Wi-Fiや無線LANあるいは有線LANで簡単に接続できます。長期滞在なら、現地プロバイダーに申し込むことも検討してみましょう。

LANケーブル

ネット回線がある場合は、日本で使っているLANケーブルがそのまま使用できます。現地でも購入できますが、荷物になるものではないので、すぐに使いたい場合は持参するほうがいいでしょう。ネット回線がなく電話回線を使う場合は、現地のモジュラージャックに対応した回線アダプターが必要になるので事前に確認を。

Wi-Fi & 無線LAN

Wi-Fiや無線LANのスポットでの接続や、モバイルのルーターを使う方法があります。これらのスポットは無料の所も多く、短時間の接続には便利ですが、場所が限られます。 時間や場所を選ばず使いたい人や、セキュリティが気になる人は、モバイルのルーターがおすすめです。短期なら日本でレンタルしていくことも可能ですが、長期滞在の場合は、現地でレンタル、あるいは購入しましょう。

ワーホリ中に携帯電話やスマホを海外で使いたい!

知らず知らずのうちにかさんでくるのが電話やメールなどの通信費。ワーホリの場合は長期間の滞在となるので、日本との通話はSkype(スカイプ)など無料のインターネット電話を利用し、滞在国内の通話は現地の携帯電話を利用する人が多いようです。渡航国の通信環境や個人の使用頻度に応じて賢く選びましょう。

携帯電話

日本で使用している携帯電話が海外対応機種で、国際ローミングの手続きをしていれば、海外でもそのまま使うことができます。ただし日本の携帯電話を海外で使うと、通話もメールも高額になってしまいます。ワーホリのような長期滞在の場合は、現地でプリペイド式の携帯電話を購入したほうがいいでしょう。ただし、海外の携帯は日本語に対応していないものが多く、メールも英語か日本語をローマ字で打つことになります。

スマホ

日本で使用しているスマホも国際ローミングで海外で使用できますが、料金は高くなります。「パケットし放題」などのプランもありますが、長期滞在では高額になってしまいます。LINE(ライン)やSkype(スカイプ)、メールで使用したいだけなら、データ通信ができない設定にして3G回線は利用せずに、Wi-Fiや無線LANの環境下で利用しましょう。 渡航前に自分のスマホのSIM(シム)ロックを解除しておき、現地でプリペイドSIM(シム)カードを購入して差し替える方法もあります。現地の通信回線を使えるので、滞在国での通話やメールのやりとりなどが安く利用できます。ただし、SIM(シム)ロック解除については、データが消失する可能性や通信会社が提供するサービスについて保証されないというデメリットもあります。通信会社に相談し、よく検討してから決めましょう。  

インターネット電話

インターネット回線を利用した音声通信のことで、代表的なものがSkype(スカイプ)です。専用ソフトをインストールしたパソコンやタブレット、スマホであれば、国内、海外にかかわらず無料で通話できます。カメラやマイク、スピーカーが内蔵されていないパソコンの場合は、パソコンに取り付けて使用できるWebカメラや、マイクとスピーカー、あるいはヘッドセット(マイク付きヘッドフォン)を渡航前に準備しておきましょう。 また、スマホのアプリケーションソフトを使う方法もあります。日本で主流のLINE(ライン)のほか、現地で主流の無料通信アプリを使えば、現地と日本どちらでも気軽に通話ができ便利です。ひとつ注意が必要なのが、通話は無料でもインターネットの通信費はかかるということ。Wi-Fiや無線LANの環境下でのみ利用するなどして気をつけましょう。  

プリペイド式国際電話カード

カードに書かれたアクセス番号へ電話をすれば、割安料金で国際通話ができるプリペイド式のカードです。ホームステイ先の電話やホテルの部屋の電話を使用しても、料金はカードから引き落とされるので、使いすぎることもなく安心。現地のコンビニや空港で購入できます。

国別ワーキングホリデーに必要な費用例

ワーホり各国予算別

 

日本人がワーキングホリデーのメリットビザを取得して渡航できる国は、1980年のオーストラリアをはじめに、現在(2017年10月10日)、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペインの計18カ国で取得が可能です。  

 

ワーキングホリデービザの取得が可能な18カ国の中で、行きたい国にはどんな目的がありますか?やりたいことがあり、行きたい国がしっかりと決まっている人は迷うことなくその国のワーキングホリデービザを申請できます。しかし、例えば英語圏で暖かい国。ドイツ語圏で治安がいい国、ウィンタースポーツを楽しめる国、など複数の国が当てはまる場合、どのような選択で希望国を決めればよいでしょうか。  

 

ひとつの選択材料として考えられるのが費用面です。18カ国でワーキングホリデーが可能ですが、にかかる費用は異なります。ここでは、それぞれの国で大まかですが、ビザ申請料金、航空チケット代、海外留学保険、学費、生活費にいったいいくら予算を考えておけばいいのかご紹介します。

※ ワーキングホリデーのような長期滞在の場合、往復航空券ではなく片道航空券を購入する人が多いです。

※アルバイト先の給料や語学学校へ通う期間で費用は変動します。

※ 健康診断が必要な国もあります。その場合、健康診断費用として8千円~2万円程度かかります。 ※下記料金は概算で、2018年7月のものです。  

カナダ

ビザ申請料金:1万5千円

航空券往復:10~15万円

保険料: 20万円(年間)

学費:40万円(3ヶ月)

宿泊費/生活費:144万円(12カ月)

※アルバイト(収入):96万(8カ月)

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出費合計:約125万円  

オーストラリア

ビザ申請料金:3万5千円

航空券往復:7~10万円

保険料:20万円(年間)

学費:40万円(3カ月)

宿泊費/生活費:144万円(12カ月)

※アルバイト(収入):120万(8カ月)

____________________________

出費合計:約100万円  

ニュージーランド

ビザ申請料:無料(日本国籍の場合)

航空券往復:10万円前後

保険料:20万円(年間)

学費:35万円(3ヵ月)

宿泊費/生活費:180万円(12カ月)

※アルバイト(収入):96万(8カ月)

____________________________

出費合計:約150 万円  

※ニュージーランド入国規定により、ワーホリであれば生活費・学費含め約4200ドル(30万円)を所持していなければ、ビザ発給条件をクリアすることができません。

※ニュージーランドでは、ワーキングホリデー申請後に健康診断の受診が必要です。  

アイルランド

ビザ申請料:7800円

航空券往復:15万~20万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:22万円(3カ月)

宿泊費/生活費:144万円(12カ月)

※アルバイト(収入):64万(8カ月)

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出費合計:約150万円  

※アイルランドのワーキングホリデー・ビザの取得のためには、50万円以上の残高証明が必要になります。  

オーストリア

ビザ申請料:無料

航空券往復:10万円

保険料:10万円(年間)

語学学校の費用:30万円(3カ月)

宿泊費/生活費:135万円 (12カ月)

※アルバイト(収入):80万円(8カ月)

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出費合計:約110万円  

スペイン

ビザ申請料:無料

航空券往復:10万円

保険料:15万円(年間)

語学学校の学費:24万円(3カ月)

宿泊費/生活費:120万円(12カ月)

※アルバイト(収入):40万円(8カ月)

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出費合計:約130万円  

※スペインのワーキングホリデー・ビザ取得には、最低でも当面の生活が保障できる1,597.53ユーロ(約20万円)の残高証明が必要です。  

フランス

ビザ申請料:無料

往復渡航費:15万~20万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:25万円(3カ月)

宿泊費/生活費:200万円(12カ月)

※アルバイト(収入):72万(8カ月)

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出費合計:約200万円  

イギリス

ビザ申請料:36,600円

往復渡航費:10万円~20万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:35万円(3カ月)

宿泊費/生活費:180万円(12カ月)

※アルバイト(収入):64万円(8カ月)

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出費合計 :約190万円  

※別途、NHS費用として約22,500円がかかります。  

チリ

ビザ申請料:7000円

往復渡航費:27万円~65万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:20万円~27万円(3カ月)

宿泊費/生活費:102万円(12カ月)

※アルバイト(収入):20万円(8カ月)

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出費合計:約155万円  

※ビザ申請時の条件として、滞在期間中の生活を保証できる資金、月額700ドル(約7万8千円)、1年間滞在するとして、日本円で約90万円を有している必要があり、その預金証明書の提出が必要です。  

デンマーク

ビザ申請料:無料

往復渡航費:16万~28万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:45万円(3カ月)

宿泊費/生活費:192万円(12カ月)

※アルバイト(収入):108万円(6カ月)

______________________

合計:約170万円  

※デンマークのワーキングホリデー・ビザの申請時に、15,000クローネ(約25万円)以上の預金証明書と、往復航空券の予約証明が必要です。

※デンマークでの就労可能期間は6ヵ月です。  

ノルウェー

ビザ申請料:5万円

往復渡航費:16万円~27万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:18万~40万円(3カ月)

宿泊費/生活費:204万円(12カ月)

※アルバイト(収入):136万円(8カ月)

______________________

出費合計 :約132万円  

※預金の残高証明はノルウェーに最低一カ月滞在できるとされる日本円で約16万円×3カ月分の残高証明が必要です。

※ノルウェーでの就労可能期間に制限はありませんが、同一の勤務先で6か月以上働くことはできません。  

ポルトガル

ビザ申請料:無料

往復渡航費:15万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:31万円(3カ月)

宿泊費/生活費:103万(12カ月)

※アルバイト(収入:40万円(8カ月)

__________________

出費合計:約134万円  

※ビザの申請条件として、約50万円以上の残高証明が必要です。  

韓国

ビザ申請料:無料

往復渡航費:2.5万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:84万円(3カ月)

宿泊費/生活費:108万(12カ月)

※アルバイト(収入:48万円(8カ月))

__________________

出費合計:約171万円  

※韓国のワーキングホリデー・ビザの取得のためには、一定期間(3ヶ月)在留できる金銭所持の立証書類または残高証明書(米ドル2,500ドル以上あるいは30万円以上)が必要となります。

香港

ビザ申請料:無料(ただし発給料として約2000円かかります)

往復渡航費:2.5万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:37万円(3ヶ月分)

宿泊費/生活費:約144万円(12か月)

※アルバイト(収入):40万円(8ヶ月)

__________________

出費合計:約168万円  

※香港のワーキングホリデー・ビザの取得のためには、約28万円以上(HK$20,000)の残高証明が必要になります。(HK$20,000)  

ポーランド

ビザ申請料:無料

往復渡航費:11万~32万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:36万円(3カ月)

宿泊費/生活費:104万(12カ月)

※アルバイト(収入):28.8万(8カ月)

_________________

出費合計:約147.2万円

※アルバイトの所得税:雇用契約に基づき就労する場合、雇用者は、被雇用者に対する納税者番号(NIP)の指定を申請し、源泉徴収される。

※ビザの申請は無料ですが申請条件として預金2,000米$以上の残高が必要となります。  

ハンガリー

ビザ申請料:無料

往復渡航費:10万~18万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:25万円(3カ月)

宿泊費/生活費:96万円(12カ月)

※アルバイト(収入):46万(8カ月)

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出費合計:約110~118万円

※別途ビザの申請条件として預金25万円以上の残高証明が必要となります。  

チェコ

ビザ申請料:7,800円

往復渡航費:10万~28万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:17万円(3カ月)

宿泊費/生活費:108万円(12カ月)

※アルバイト(収入):35万(8カ月)

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出費合計:約125~143万円  

※最初の1ヵ月間の生活資金を有することが必要なため(明確な金額提示なし)約10万円程度の預金とビザの申請料(7,800円)を準備しておきましょう。  

スロバキア

ビザ申請料:4,300円

往復渡航費:15万~80万円

保険料:25万円(年間)

語学学校の費用:15万円(3カ月)

宿泊費/生活費:110万円(12カ月)

※アルバイト(収入):62万(8カ月)

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出費合計:約100万円  

※スロバキア滞在を可能とするに十分と判断しうる金額の明記された残高証明書(3000EUR~4000EUR)と帰国するための航空券が必ず必要となります。  

 

 

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