※本記事は、取材時の為替レート、1NZ=76.81円で計算しています。
留学について
NZSTで共に学んだクラスメイトと先生
大学3年次に休学し、ニュージーランド・オークランドに1年間留学。
初めの3ヶ月は英語に自信がなかったため、オークランドにある
語学学校ワールドワイド・スクール・オブ・イングリッシュ(Worldwide School of English、以下WSE)で一般クラスとIELTSの資格講座に参加。
卒業後、2週間Kiwi Experienceというバスツアー会社を使用し、
南島一周の1人旅。
半年間、
専門学校ニュージーランド・スクール・オブ・ツアリズム(New Zealand School of Tourism、
以下NZST)で観光、旅行、空港産業について学ぶ。
その後、 Travel, Tourism & Airline Industry Level 3
卒業証明書とニュージーランドのホテル業、レンタカー業で役立つ
特別資格を取得。
留学タイムライン
◯2014年4月〜2016年8月:日本の大学に在籍
◯2016年9月5日~11月25日:オークランドの語学学校WSEへ通う
◯2016年2月:北島を友人と巡る
◯2017年1月23日~2月2日:Kiwi Experienceを利用して、1人で南島一周旅行
◯2017年2月7日~7月28日:専門学校NZSTへ通う
◯2017年8月28日:帰国
◯2017年9月22日:大学復学
大家さんのニュージーランド留学費用の内訳(費用合計:約288万円(約37,495NZドル)/1年間)
レイクテカポでの写真
【費用合計:約288万円(約37,495NZドル)/1年間】
【授業料総計:約132万円(約17,185NZドル)/9ヶ月】
WSE:約38万円(約4,885NZドル)/3ヶ月
NZST:約94万円(約12,523NZドル)/6ヶ月
【生活費総計:約156万円(約20,040NZドル)/1年間】
1ヶ月の生活費:約13万円(1,670NZドル)
【生活費内訳】
◯家賃:7万円(900NZドル)
ノースショア:ホームステイ、約8万3千円/月(約1,080NZドル)
オークランド:シェアフラット、約5万5千円/月(約720NZドル)
◯食費:2万7千円(350NZドル)
ノースショア:ホームステイ、約7千600円/月 (約100NZドル)
オークランド:シェアフラット、約4万6千円/月 (約600NZドル)
※朝食と夕食はホームステイ費用に含まれていた、土日は3食
◯光熱費:約2千800円/月(約40NZドル)
ノースショア:ホームステイ、0円(家賃に含まれていた。)
オークランド:シェアフラット、約2千800円/月(約40NZドル)
◯交通費:約1万3千円/月(約160NZドル)
ノースショア:ホームステイ、約1万3千円/月(約160NZドル)※観光ビザのため学生割引がなかった。
オークランド:シェアフラット、0円(徒歩なのでなし)
◯交際費:約1万3千円/月(約160NZドル
◯携帯電話料金: 約2千500円/月(約30NZドル)
◯インターネット代(wifi使用料、無制限):家賃に含まれていた
※渡航費、留学中の旅行代金を含まず。
留学中の旅行費:約10万円(1,320NZドル)
ウエストランド国立公園の観光の目玉フランツ・ジョセフ
南島一周旅行をした際の旅行費を紹介します。
【旅行費内訳】
◯交通費:ジェットスター旅券代 約2万7千円(約350NZドル)/オークランドからクライストチャーチ(往復)
◯交通費:南島一周バスチケット約4万円(約550NZドル)/Kiwi Experience
◯宿泊代(バックパッカーホテル):約1,500〜2千円/1日(約20~30NZドル) 総額:3万円(約420NZドル)
※英語対応のみのホテル
「留学しよう!」「ニュージーランドに行こう!」と思った理由
旅行中の一枚
私は、英語を身につけることが中学校からの夢でした!
ですが、実際は英語を使う機会がなく、結局、英語も伸び悩んだまま大学3年を終えようとしていました・・・。
しかし、周りの留学していた友人、英語を難なく使っている知人たちに感化され、
「とりあえず、まずは挑戦してみよう!自分に自信が持てるように、より達成感の満ちた人生にできると良いな!」
という思いから長期留学を決意しました。
また、ニュージーランドを選んだ理由は、何と言っても
「安全で、治安が良い!」からでした。
さらに、
・「日本との時差も3~4時間」
・「家族や友人と連絡も取りやすい」
などの理由で長期の留学に最適な国だと考えました。
さらに、中学の時に家族旅行でも訪れていたので、私もニュージーランドには他の国に比べ親しみを感じていたことも留学先をニュージーランドにした理由の一つです。
留学費用を貯めた方法
大学中のアルバイト(映画館・カフェの店員を掛け持ち)で、費用を貯めました。
しかし、当時は大学生だったので、全額自分で賄う事が難しく、両親に支援してもらい、そのおかげで無事に留学できました。
大家さんが教える!留学費節約の3つのポイント
大家さんが実践された留学中の節約術をご紹介します!
1.家で極力ご飯を食べて外出、お昼は5NZドル以内!
学校とパーティーなどのイベント会場は、オークランドの市内でありましたが、放課後帰宅し、ホストファミリーが用意してくれた夕飯を食べてから出かけていました。
さらに、ホストファミリーが用意する夜ご飯を、次の日のお弁当にしてお昼代を浮かしていました。
また、ランチを購入する場合は、学校の近くにある
約380円(5NZドル)のランチを売っているお店に買いに行っていました。Queens Streetにあるケバブ屋さんやピザ、Carl’s Jrなどお昼の時間に学割をしているお店は多かったと思います。
私は、
毎食約537円(7NZドル)以内と決めていました!
あらかじめランチにいくら使うか決めておくと、無駄遣いを防ぐことができるかもしれません!
2.イタリア人のフラットメイトと食べ物シェア!
イタリア人のルームメイトと共にスーパーに買い物に行き、食材を共有し、二人で分割すると食費が安く抑えれました。
しかし、
結局はお互いの食べる量、価値観の違いなどで、中断になりました。
この方法は、うまくいくかどうかは本当に人によると思います。笑
イタリア料理を教わったり、日本料理を作ってあげたりなど
文化をシェアすることができたので、いい経験になりました!
3.自炊!
パスタを作りました
私にとって、一番の節約はやはり
自炊でした。
ニュージーランド・オークランドは特に物価が高いため、外食をすると約500円~2000円(7〜25NZドル)くらいかかるのが通常です。
約230円(3NZドル)で5食分の乾燥パスタを購入したり、野菜は約300円(4NZドル)の冷凍パックを使用することで、節約していました。
主に私の自炊メニューは、パスタ、サンドイッチ、などで、日本のマーケットや仕送りで手に入れた食材で日本食が恋しくなると、カレーや親子丼、みそ汁なども作っていました。
ニュージーランドの物価について
「物価は物によって変動するが、交通費は高い」
日本食のものを現地で購入する時や、レストランやカフェでの外食をする時、文房具などの値段は日本と比べると約2倍で高額と感じました。
また、オークランドにはダイソーがありますが、1品は約270円(3.5NZドル)で、3つ購入すると約770円(10NZドル)という価格でした。服や靴、化粧品もオークランドでは日本よりも高く感じました。
交通費ですが、ホームステイ時のバス通学代が、私の場合始めの3ヶ月は観光ビザで語学学校に入学していたため、学割が利かず、ノースショア(North Shore)からオークランド市内(Auckland City)まで、毎日往復で約620円(8NZドル)かかってしまいました・・・
結局、物価は高いように感じますが、日本に比べ安い物もあるので、自分で買うものなどを見極めて生活するといいかもしれません!
留学生活について
「大変だけど、達成感のある経験!」
トンガリロ国立公園の登山の様子
交友関係については、ニュージーランドのオークランドは、移民が多く、英語学校では東洋から西洋まで世界各国の人々と交友関係を広げることができたことも、いい財産となりました。
また、専門学校が始まってからは、語学学校の時と比べると現地のニュージーランド人と同レベルでの英語・授業環境に急変したため、英語学校の倍以上の努力が必要でした…。
初めのうちは、授業で講師の言っていることが全く理解できず、さらにディスカッションで自分の意見を発言することもなく、1ヶ月間は授業について行くのに精一杯で、英語の壁に非常に苦しんだことを覚えています。
「このままで終わりたくない!」
と感じ、毎週金曜日のテストのために夜中の1時〜2時まで復習と次の日の予習するなどを行ったりしました。
そして、クラスメイトたちの励ましや、わからないことは分かるまで教えてくれる優しい講師に囲まれ、卒業時には、授業に自然とついていけるレベルまで成長することができました。
留学してよかったこと
「物怖じせず、何事も挑戦する勇気がついたこと!」
語学学校の世界各国からの友人たちと
留学を通じて英語力だけでなく、観光学、ホスピタリティーについて学び、結果的にAir New Zealandのラウンジで職場体験を出来たことが良かったと思います。
また、南島を12月に2週間ほど1人でバックパッカーとして旅行した時には、北欧からの旅行者の中に1人飛び込み、世界中の人とコミュニケーションをとれるスキルを得ることができました。
初日は、誰にも話しかけられないくらい友達を作る勇気がなかったのですが、1度話しかけると、意外と歓迎して受け入れてくれることを知り、何事も自ら発言することの大切さに気づくことができました。
ありがたいことに留学中、旅行中に共に苦楽をともにした友人たちは、今でも強い絆で結ばれています。
これから留学する人への金銭面でのアドバイス
「自分にあったステイ方法を見つける!!」
実際に必要となる費用より、少し多めに見積もっておくと良いと思います。
現地に着いてみないと分からない流行や、必要な生活必需品があるので、服や、生活用品などはある程度持って行き、残りは現地で買うことをおススメします。
また、ホームステイは食費が含まれている分、家賃が高く見えます。
しかし、シェアフラットで、ホームステイより安い家賃で都市部に住んだとしても、結局は食費を足すと同じくらい、もしくはさらに高くなってしまう場合もあるので、気をつけてください!
しかしながら、無駄なお金を使わない様に家計簿をつけながら食費を押さえれば、ホームステイよりもはるかに安く生活することも可能だと感じたので、自分にあったステイの仕方を見つけることをおススメします!
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