オーストラリア永住への夢に向かって 計画的に勉強、就業経験を重ねています

お名前:広瀬公彦(ヒロセ マサヒコ)さん

留学先:MEGT~Western Sydney University

広瀬公彦さん

広瀬公彦さん

海外生活への漠然とした憧れから留学
中学でニュージーランド、高校でカナダの短期の語学研修に参加し、漠然と海外に興味を持っていました。大学は国際関係学部に進学。大学のプログラムで、ニュージーランドに留学し現地の生徒に日本語を教えるというプログラムがありました。これに参加したことで、自分は教えることが好きなのかもと実感。教師である両親の進めもあって教職課程は取っていたのですが、それまでは教員という職業には全く感心はありませんでした。
大学卒業までには就活もしていましたが、やはり海外に出たいという気持ちが強く、留学をすることにしました。

 

永住も視野に入れ、永住権を得やすい職種を選択
最初は観光ビザで渡航し、語学学校に通い、日本の小学校で英語を教える資格J-SHINEも取得しました。その後、学生ビザに切り替え、MEGTという専門学校で幼児教育の資格、サーティフィケートIIIとディプロマを取得。ここまでが1年半くらい。幼児教育を学んだのは、将来永住することも念頭におくと、幼稚園教諭は永住権を得やすい職種の一つだったからです。

 

その後、ワーキングホリデービザを取得し、幼稚園でパートタイムの仕事を得て、週3回ほど働き、お金を貯めながら、大学院進学のための英語学校に通いました。これが約8カ月間。ここではIELTSの試験対策と、大学院に入ってから必要となるアカデミックスキル、レポートやエッセイの書き方、文献の読み方、リサーチの仕方などを学びました。
大学院に進学したのは、将来のキャリアを考えて、幼稚園の現場で働くだけではなく、将来は管理職や幼稚園経営、あるいは幼稚園教諭の育成に関わる仕事など、将来の選択肢を広げたいと思ったからです。

 

働きながらの大学院への進学準備。勉強漬けの毎日は明るくはなかった
留学中大変だったことは、大学院に進学するまでの働きながら勉強をした期間ですね。ワーキングホリデーというと楽しそうなイメージがありますが、僕の場合は仕事と勉強だけでの毎日で友達と遊びに行った思い出もありません。言ってみれば浪人生活ですので決して明るくはなかったです。

 

大学院に入ってからも、大変でした。授業の資料はPCであらかじめダウンロードして予習し、課題もPCでアップロードして提出、日本の大学と違って紙を使うことがなく、すべてPCで完結するのでその環境に慣れるまで少し戸惑いました。先生も厳しく、出席さえしていればいいという日本の先生とは違い、授業中に積極的に発言しないと評価をしてもらえない。こんなに時間をかけて勉強したのにこれだけ?というような評価もありました。

 

学期末には教育実習についての大きなプレゼンテーションがありました。学期中に休みが約1週間ありましたが、休みはプレゼンテーションの準備と課題の提出に追われてつぶれてしまいました。また、学期と学期の間には2週間の休みがありましたが、アルバイトをしてるか疲れてグッタリしてしまいました。でも今思えば、僕はまじめすぎたのかもしれません。ほかの学生は、勉強も忙しくしていましたが、遊ぶときは遊んでいました。いざ就職してみたら、全然休めないので、学生時代に無理をしてでも遊んでいればよかったと思います。

 

大学院を修了し、今、幼稚園を複数経営している会社に正社員として働いています。幼稚園で、2歳から3歳の教室のルームリーダーの先生をまかされています。子どもの世話をしながら、スタッフの面倒を見たり、親御さんとコミュニケーションをしたり、園でのプログラムを企画するなどの仕事をしています。
この年齢の子どもは言葉も運動能力も急激に発達するので成長を見ることができるのが楽しみですね。

 

現地の人との会話やTV、新聞を利用して勉強
英語の勉強法としては、大学時代は、シャドーイングをひたすらしていました。好きな映画のDVDをシャドーイングしながら暗記するくらい見ました。これらは日本にいる間でもできる勉強なので、可能な限りやっておくといいと思います。

 

ほかには、英字新聞の中の自分が興味あるジャンルの記事で、短めのものをノートに書き写すこと。知らない単語は赤線を引いて、時間があるときにノートに書き出しておき、意味を調べて書き込むということをしていました。英語脳に切り替えることが大事だと思うので、辞書は英英辞典を使っていました。類語辞典も語彙を増やすのにとても役立ちました。

 

一番よくないなと思うのは、単語帳など日本の教材を持ってくること。せっかく現地にいるのだから、そんなものを見ないで、現地の人と積極的に会話をしたり、現地の新聞とかTVとかを使ったほうが生きた英語が身につくと思います。

 

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