英語以外にも多くの学びが。留学は、自分の人生の幅を広げてくれた

お名前:板垣江梨子(イタガキ エリコ)さん

留学先:Baguio JIC

板垣江梨子さん

板垣江梨子さん

北海道の田舎に生まれ育って英語の必要性を感じたことはなかったのですが、東京や大阪を旅行したときに、外国人がたくさんいることに驚きました。それよりも驚いたのは、レストランやホテルなどで外国人と英語でしゃべっている日本人をたくさん見たこと。カッコいいと思いましたし、これからは英語ができないとだめだなと強く思いました。フィリピン留学に決めたのは、姉が4回ほどセブで留学をしていて、そのよさを聞いていたから。

 

高校3年の夏休みに1カ月間。卒業後の3カ月間、セブに語学留学をしました。でも、このときは、毎週末にビーチやダウンタウンに遊びに行ったり、同年代の日本人たちと仲良くなって日本語でしゃべってばかりいたので、英語力はあまり伸びませんでした。このままではいけないと思い、6カ月間アルバイトをしてお金を貯め、再び留学することに。セブで知り合った韓国人の友達から、バギオは誘惑が少なくて勉強に集中できると聞いて、バギオを選びました。

 

Baguio JICで3カ月勉強したのち、学生マネージャー(オフィスの事務作業や学生のサポートをする)のポストに誘われたのでそこで仕事をしながら1日4時間の授業も受けています。授業ではなく、仕事で英語を使うことがとてもいい経験になっていると思います。

 

JICはスピーキングに特化しているところがいいと思います。また、生徒たちもまじめな人が多く、夜遅くまで自習室で勉強をしたり、週末も「カフェにいって勉強しよう」と誘ってくれたり。周囲が勉強をするのでこちらも自然と勉強体質になるのがいいですね。

 

留学は、自分の人生の幅を広げてくれたと思います。英語以外にも学ぶことがたくさんありました。台湾人、韓国人、中国人、ベトナム人、もちろんフィリピン人の方々に出会って、いろいろな考え方があることを知れたことはとても良かったと思います。授業では、常に自分の意見を求められるので、いつのまにか自分の意見を言うようになりました。以前は人といても聞き役でいるほうが多かったのですが、今では「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」と言うようになった自分に驚いています。両親にも変わったと言われますね。

 

私にはパティシエになるという夢があります。日本に帰国したら製菓の専門学校に行って基礎を学び、その後はニューヨークにある有名なパティシエの専門学校に行きたいんです。JICで1年間みっちり英語を学び、ニューヨークで生かしたいと思っています。

 

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