留学は、新しい自分の可能性に 出会えるチャンス
お名前:池野宏樹さん
留学先:Shafston International College
英語のしゃべれない英語教師では生徒がついてきてくれない
「将来は英語教師になりたいと思っていました」と池野宏樹さん。理由は、「英語は自分にとって最も苦手な教科だったので、できない子の気持ちに寄り添って教えることができると思ったから」。
しかし、「自分が英語をしゃべれなかったら生徒はついてきてくれないのでは」。そう思った池野さんは留学を決意。大学3年次に休学してワーキングホリデービザでブリスベンに。短期留学ではなく1年間の長期にしたのは、「1カ月間アメリカ留学の経験がある母から『短期だと楽しいだけで終わってしまい勉強にならない』と聞いていたから」。
「クラスで一番発言する生徒」になることを目標に
来たばかりの頃は授業にまったくついていけず、どんどん落ち込んだそう。「授業中は、南米からの留学生がとても積極的で、『ヒロ』と先生が僕を指しているのに横取りして発言する。それが悔しくて、『間違ってもいいから、クラスで一番発言するようになろう』と決め、どんどん発言するようにしました」。
休み時間もなるべく日本人とは固まらず、外国人留学生と話すようにしているうちに友達もでき、それからはどんどん会話ができるようになるのを実感。学期途中で、もっと上のレベルに挑戦したいと思い、編入試験を受けて、ケンブリッジFECのコースに移った。「ここのクラスはケンブリッジFECの試験合格という目標に向かって勉強している人ばかりでモチベーションが高く、刺激になりました。負けたくなかったので、朝、早めに教室に行って勉強していましたね」。
時間を無駄にしたくないから、いろいろな活動に積極的に参加
「ワーキングホリデーは1年と期限が限られているので、学校だけでなく、いろいろな経験がしたかった」と池野さん。地域活動も積極的に参加した。
「一番がんばったのは、ハンドボールです。クイーンズランド代表の選抜メンバーに選ばれ、シドニーで州の大会にも出場しました。2回戦で敗退しましたが、地元の人とも仲良くなれましたし、いい経験になりました」。
その他、教会で行われている無料の英会話教室に通ったり、「ミートアップ」という、毎回さまざまなテーマでディスカッションをするコミュニティに参加するなど、生きた会話を学べる機会を積極的に作ったそう。日本文化を紹介するボランティアや、タコ焼き屋を起業したオーストラリア人をアルバイトで手伝ったり。スカイダイビングや、バリスタの資格も取得。知り合いのつてを頼って、日本から短期研修に来る高校生のガイド役も務めた。
そんな池野さんが目標達成のためと、英語の勉強にやっていることがあります…。続きはぜひ全国の書店で発売中の「Study in Australia vol.2」でご覧ください!
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