迷っているくらいなら、 冒険心を持ってチャレンジしてほしい

お名前:川端太星さん

留学先:Università per Stranieri di Perugia

大学の派遣制度を利用して留学
京都外語大学の3年生になってから大学の派遣留学の制度を使って1年間の留学に来ています。
留学は前からしてみたかったんです。いろいろな刺激を受けて自分の幅が広がるかなと。引っ込み思案な自分を変えたいという気持ちもありましたね。留学先をイタリアに決めたのはサッカーとイタリアの食べ物が好きだったので。小学校からサッカーを続けていて、長友 佑都選手のファンだったんです。
海外にくることに不安はありませんでした。それよりも楽しみのほうが大きかったですね。いろいろな国籍の学生がいるので、イタリア語を通じて、世界中の学生たちと知り合えるのが面白いです。

 

中級でも授業は全然わからなかった!
イタリア語のクラスは、CECRL(ヨーロッパ言語共通参照枠)に従ってA1~C2までの6段階に分かれています。僕はB1(中級)からスタートし、今、C1(上級)まで上がることができました。
授業は全部イタリア語です。中級とはいえ最初は、授業の内容も友達の言っていることも全然わかりませんでした。知らない単語がいっぱい出てくるし、言いたいことがあっても知識がないから話せない。何とか話せるようになったなと実感したのは来て半年くらい経った頃です。

 

留学で身についたのは、積極性となんとかなる精神
留学して一番変わったと思うのは、前よりもシャイではなくなったこと。
ヨーロッパ人って自己主張が強いので、こっちもどんどん主張しないと相手にされない。こちらから話していかないと友達の輪に入っていけない。そういう環境の中で自然と積極的になりました。
イタリアに来て、もう一つ変わったのは「なんとかなる」という精神。旅行に出て、電車の乗り継ぎをしなければならないのにいくら待っても電車が来ないことがありました。結局4〜5時間かかってようやく電車に乗り継ぐことができました。こういうことはしょっちゅうで、「焦っても仕方がない。どうにかなる」という精神が自然と身についたと思います。

 

日本について何も知らなかった自分に気づいた
帰国したらまずやりたいことは日本国内を旅すること。イタリアに来て、自分は日本のことを何も知らないと気づかされました。政治も経済も文化も。あらゆる分野について自分は未熟だと気づきました。だから、もっと日本を知りたいという気持ちが強くなりましたね。
卒業後のことは、具体的には決まっていませんが何かイタリアに関することがしたいです。
またイタリアに来たいかと言われれば来たいですが、もう勉強のためには来たくないですね。十分にやりましたから(笑)。(取材者注:川端さんのように、1年足らずでイタリア語のレベルC1に到達するには相当の勉強が必要)

 

留学を考えているみなさんに何かアドバイスをするとしたら、迷っているくらいなら来た方がいいということ。冒険心をもってぜひ来てほしいです。ただ、勉強はできるだけしてから来たほうがいい。基本は学んでおくと、スタートダッシュができるから。僕の場合、直前までアルバイトをしていたことはちょっと反省ですね。

 

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