自分を真剣に見つめ 直せる貴重な期間

お名前:深谷杏子さん

留学先:Global Village

慶應大学在学中に中国・フィリピンに留学、卒業後2年間の会社勤めを経て、カナダ留学。語学学校に通いながら音楽学校にも通い、ジャズミュージックを学んでいる。帰国後は英語を活かし仕事を得るべく就職活動をする。

「今しかないのでは」と思い留学を決意

カナダに留学しようと思ったのには二つの理由があります。ひとつは英語が思うように話せないというコンプレックス。もうひとつは25歳になって自分のキャリアについて考えたときに「今しかないのでは」と思ったことです。目標は、1年間でネイティブと間違えられるくらいの英語力を身につけること。そしてカナダでの働き方、特にワークライフバランスなどの生活スタイルを体験して今後の人生に生かせる何かを学ぶことです。

 

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今は英語の勉強に集中し、先生との雑談の中で「これ使える」と思った表現をメモしています。特に南米出身のクラスメイトの英語が聞き取りにくいので、とにかく相手の目を見て理解しようと努力しています。学校の先生が友達みたいにフレンドリーなことに驚きました。特にイベント事のときに、文化の違いを大きく感じます。ハロウィンのときには、先生含め、みんな思いっきり仮装をして学校に来ていて、遊びに対する本気度に驚かされました。

現地の音楽学校に通い、英語の学びのツールとして使う

語学学校のかたわら、学校の紹介でVSO school of musicという音楽学校に通い、ジャズミュージックのレッスンを受けています。音楽学校での授業はすべて英語。事前に英語のテスト受け、合格し通うことができています。はじめはジャズピアノかジャズギターを習おうと思っていたのですが、日本から楽器を持っていくこともできないので歌を選びました。レッスンは、発声練習、ジャズスタンダードの譜読み、インプロビゼーション( 即興。以下「インプロ」)の3つです。特に難しいのがインプロのレッスン。ジャズは譜面通りに歌うものではないため一旦メロディーを覚えたら、インプロの練習をします。かなり難しいですが、先生と交代しながら歌うので、実践の中で学べますし、ジャズセッションをしているみたいでとても楽しいです。

 

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専門的な用語が出てくることもあるので、チャレンジングに感じることもあります。たとえばジャズボーカルでは「ルルル」「ダバダバ」など適当な音でメロディーを歌うスキャットと呼ばれる歌い方があるのですが、初めて「スキャットしてみて」と言われたときは、何のことだか見当もつきませんでした。「それ何ですか?」「どうやってやるんです
か?」と詳しく聞いて教えてもらっているとき、英語を学ぶ段階から英語を使う段階にレベルアップしたんだなと実感しました。英語というツールを使って、音楽を学んでいるので、レッスンでは英語を話せるだけで、世界が広がるということを、身をもって体験しています。

コミュニケーションツールとしての英語の重要性を実感

10歳年下のヨーロッパの女子高生と仲良くなりました。彼女とは年齢や文化、趣味、と何もかもが違いましたが、ほぼ毎日遊びに行き、経験をシェアできたことはかけがえのない思い出です。ヨーロッパの学生生活について教えてもらったり、お寿司屋さんに行って箸の使い方を教えてあげたり、お互いに新たなことを知ることができた時間でした。彼女が「アジアの文化にも興味があるけれど、英語が苦手な人が多いので話が聞けない」と言っていました。コミュニケーションツールとしての英語が必要で、その重要性を再確認しました。

留学は日本にいる時から始めると現地でのスタートに効果的

帰国後、就職活動をするつもりですが、具体的な業界とか職種はまだフワっとしています。ただ、「英語力を活かした仕事をする」ことだけは貫くつもりです。これから留学する人に伝えたいことは、行く土地の気候を調べ、それに合った洋服を用意することが意外と大切ということ。たとえばバンクーバーは雨が多いので、雨よけになるジャケットや長靴が必須です。現地で買える!と言われますが、質と値段を考えると、日本での購入をおススメします。留学は現地に行ってからではなく、日本にいるときから始まっていると考え勉強するといいです。できるだけ早く英語の勉強を始め、留学中に高いレベルのクラスに入れるようにがんばってください。そうすれば日本人がほとんどいない、さまざまな国籍の優秀な生徒たちに出会え、学校初日から世界が広がります!

効果があったと思う英語勉強法

1. Netflixで楽しみながら学ぶ
リスニングとスピーキング強化のため、暇さえあればNetflixを見ています。How I met your motherというシットコム(シチュエーションコメディー)が特におススメ。短いし、話がシンプルなので分かりやすいです。

 

2. とにかくメモる!
先生との雑談をする中で、「これ使える」と思った表現はメモしています。スラングや口語表現もノートに書き留め、時間のある時にエクセルで表にまとめています。Fワードや自分では使わない単語もリスニングではかなり重要な要素なので(笑)

 

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