カナダでの留学とニューヨークでのインターンは、自分の小説のようなもの

お名前:瀬戸絵莉奈さん

留学先:Quest language studies

留学のきっかけは、3月から始まるニューヨークでのインターンの前に英語のブラッシュアップをさせたかったためと、一人、海外で生活するという大変なことにも挑戦してみたかったからです。英語だけではなく、現地の生活のあり方や、日本との違いなどについても学び、今後の生活に活かしていきたいと思いました。

 

行く前から心配だったことのひとつに、寒さがありました。案の定、トロントは東京よりも遥かに寒かった…。でも、沢山着こめば耐えられないほどの寒さではないし、室内はあたたかいので、心配していたほどではありませんでしたね。

 

トロントはホームレスの人が多く、沢山の道行く人がお金や食べ物などを与えていたことには驚きました。また、他民族の街で色んな人種がいるのが見てわかって、楽しかったですね。ただ、外出中にトイレがなかなか見つからないことと、バスが時間通りにこないことは不便に感じました。

トロントアイランドから撮ったトロント



 

私が受けていたコースは、Focus on speakingというスピーキングに力をいれたクラス。初日のテストで上位3位以内だったため上のクラスで授業を受講することになりましたが、授業のレベルが高く、先生の言っていることが聞き取れなかったりもしました。しかし、せっかく留学に来ているのだから、少し上のレベルで英語を勉強するのはよいことだと思いましたね。出発前に英語力をつけておくと、留学中にさらに力がつきます。

 

English only policyの学校だったため、学校内では日本人同士であっても、英語を使って会話をしていました。午後もワークショップの授業や、その他無料で受けられる授業などもたくさんあったので、それらに積極的に参加し、英語漬けとなるよう毎日意識して過ごしました。その結果、1か月でレベルをまた一つあげて卒業をすることができたのは嬉しかったですね。

 

私は、英語が好きだったしとにかく上達したいという思いが強かったので、留学中に特に大変だと思うことはなかったです。学校では生徒と先生の距離も非常に近く、楽しく勉強をすることができました。とにかく積極的にアクティビティに参加するなどして、友達をたくさん作り、英語を話す機会を増やすことが英語上達の鍵です。毎日暇がないくらい行動できたのも、絶対英語を上達させるという強い意志があったから。そのおかげで、以前にも増してコミュニケーション力や行動力が強くなったと感じます。

 

この留学を通してたくさんの人に出会えました。日本から、遠く離れた土地で出会えたことが素敵だし、生涯の友達に出会えたことは本当に幸せなことです。英語のレベルが上がったという結果が残せたことも、またうれしかったことのひとつです。

 

留学中はさまざまな困難にぶちあたります。でもそれを解決する力とチャレンジング精神が身につき、本当に私自身を強くしたと感じます。今では、多少の困難があっても動じずに対処することができるようになりました。

おススメしたい勉強方法は、ワークショップやイベントに参加すること。留学して1週間くらいたった頃に、ネイティブのカナダ人の人と知り合い会話をする機会がないことに気付きました。そのため、インターネットで調べた地元の言語交換のコミュニティや、トロント大学で行われている言語交換クラスなどに参加することにしたんです。せっかくカナダに来ているのだから、やはりクラスだけではなく、ネイティブスピーカーの人と会話がしたい!と。実際にそれは、学校の子と話すよりも難しかったので、とてもよい練習になりました。学校以外のさまざまなコミュニティに参加して英語をたくさん使うのが、英語上達のためによかったです。

 

とにかく留学中は、ハプニングが起きたり、その場のノリでどこかへ行こうなど、何かを急に決めることが多くて楽しかったですね。夜中までみんなで飲んでいたのに、早朝に急にナイアガラにいこう!となり、カジノバスでナイアガラに行ったのはよい思い出です(笑)(カジノで少し勝ったので、バス代は浮きました(笑))

 

休日は、友達と、行ったところがないくらいトロント中を遊びに行っていましたね。日本人の親友とは、観光しながら英語を忘れて思いっきり楽しみました。もちろん、お店などでも英語は使うので、それも勉強になりましたし。留学とはいえ、せっかくほかの国に来ているのだから、観光しないのはもったいない!(笑)

Art museum of Ontario という美術館



 

普段の食事は、ホームステイ先のホストマザーが三食作ってくれましたが、フィリピン系の料理ばかりで、正直、口に合わず、食事は1か月苦痛でしたね(笑)。ほかの友達も、ほかの国のマザーが作る料理が口に合わないということがあったみたいでした。
休日のランチでは、おすし食べ放題!のレストランがあり、日本のように普通ににおいしかったのはうれしかったです。


 

ステイ先は、駅近でアクセスも設備もよいアパートでした。部屋も大きかったので快適でしたが、ホストファミリーが潔癖症気味だったため、常にきれいにしているよう気を使いましたね。優しい韓国人のお姉さんがルームメイトで、仲良くできました。彼氏の元カノが日本人だったらしく、日本人の女の子はあまり好きではないといわれたのが面白かったですね。最後は、夜ずっと恋バナをするくらい仲良くなれました。ルームメイトは日本人じゃないほうが、英語の練習ができてよいと思います。


 

カナダでの語学留学のあとに、留学の際に依頼したエージェントに探してもらい、ニューヨークマンハッタンにある貿易会社で、事務やセールスなどを担当するインターンをしました。将来海外で働きたいという思いがあったため、まず実際に行って働いてみよう!と。実際に働くことで、自分の課題や本当にやりたいことが見つかると思ったのと、英語を上達させたかったので、日本人が一人もいない英語100%の環境もとても魅力的でした。


 

英語でのコミュニケーションのため、言いたいことが正確に伝わらないことには苦労しましたね。日本とは違い、指示がおおざっぱで…。でもそのおかげで時に自分で考え学び、必要なことは聞きながら、働く力がついたと感じます。
インターンを通して、働く環境や一緒に働く人がどうであっても、柔軟に適応する力や、課題を自分で見つけ解決する力がつきました。これからは、ここで得た力を実際に就職した際に活かしたいです。




卒業パーティーの際友達と



 

私にとってこの留学は、自分が生涯所有する一冊の小説のようなものでした。留学中にあった出来事すべてが、色あせることなく自分の人生の一部として自分に書き記され、それをずっと所有しているように感じます。全部が小説にできるくらい忘れられない経験で、思い出すと強くなれたり、おかしくなったり、切なくなったりする。困ったときには、すぐに手を出せば自分助けてくれる一冊の人生の本のようです(笑)
留学資料の一括請求へ

【あなたの留学経験を発信しませんか?】

これから海外留学を検討している方々に是非あなたの留学経験を共有してください!
留学は人生でも大きな決断の一つ。より良い留学体験をしていただくためにも先輩留学生のリアルな声はとても重要です。
自身の留学体験談を発信したい方はこちらのフォームから、あの国で留学編集部までご連絡ください。
体験談以外にも、現地の情報など様々なお役立ち情報も募集しております。

留学生の体験談

おすすめ留学プログラム

ページの一番上に戻る