ゆったりしたライフスタイルで自分と向き合う時間が増えた

お名前:中島はなさん

留学先:現地の高校 & Laboling

美術やイタリアの文化に興味があって、以前からイタリアに行ってみたいと思っていました。AFSという交換留学の斡旋団体を通じて、イタリアの高校に1年間の交換留学に来ています。普段は現地の高校に通い、週に1回だけ、Labolingにイタリア語のレッスンを受けに来ています。

 

イタリアの授業は先生が一方的に教えるのではなく、生徒がどんどん発言する参加型なので、今でもまだそのスタイルに慣れずに戸惑っています。
イタリア人は同じ名前の人も多いので、来たばかりのころはクラスメートの名前を覚えるだけでも精一杯でした。

 

また、こちらの学校は午前中で授業が終わるので、ランチは家に帰って家族とごはんを食べながら今日何があったかを話し合います。午後はまるまる時間があるので宿題をしたり、自分のやりたいことのためにたっぷり時間を使えます。とても良いライフスタイルだと思います。日本では授業が長く、部活や塾もあるので、自分のための時間なんて一切ありませんでした。イタリアに来てから本当に自分自身と向き合う時間が増えました。

 

イタリアでは時間通りに進むということがなくて、約束の時間に遅れるのが当たり前なのに驚きました。
シチリアは田舎なので、遊びに行くと言ってもみんなでプラプラ歩きながらずっとおしゃべりをするというのが一般的。土曜の夜は毎週友達同士で外に出かけてずっとおしゃべりしています。イタリア人は結構日本好きな人が多くて、アニメなどの日本のカルチャーに興味を持っている人が本当に多いです。
学校以外の活動では、村の音楽隊に参加して週2日ほど音楽の練習をしています。今まで吹奏楽の経験なんてなかったのですが、私はユーフォニアムという金管楽器を担当させてもらっています。

 

留学に来る前に半年ほど日本でイタリア語の基礎を学んでいたので、何も知らずに来た人よりは語学での苦労は少なかったと思います。でもやはり生徒参加型の授業にはなかなかついていけず苦労しています。イタリア人は皆英語を少し話せるので、最初のころはクラスメートと英語で話をしながらだんだんとイタリア語で会話できるようになってきました。授業中に出たわからない単語などは書き留めておいて辞書で毎回調べるように努力はしています。また、わからないことは友達に聞いて実践的なイタリア語を教えてもらうように心がけています。

 

ホームステイをしていて、両親と1歳上の兄、2歳下の妹の4人家族の家にステイさせてもらっています。妹とはよく夜にガールズトークで盛り上がっていて楽しいです。
イタリアの料理はすごく美味しいし、クリスマスには親戚みんなが集まって、日本のお正月みたいに特別な料理を食べて楽しく過ごせたのがよい思い出です。

 

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