ウインテック留学センターのカウンセラーに聞いた！ワーホリ体験談イギリス編

社会人を経て、イギリスとオーストラリアにワーキングホリデーで滞在したウインテック留学センターの留学カウンセラー、芝原三友紀さんにご自身の体験談とこれからワーホリに行きたい人へのアドバイスなどをうかがいました。  

学生時代から好きだったイギリスへ。 現地の会社で日本の働き方との違いを実感。

海外で働きたくて、どんな仕事でもやる覚悟でワーキングホリデーを決意しました。学生時代にイギリスへ語学留学した経験があり、イギリスが好きだったので迷わずイギリスのロンドンへ。日常会話はできる状態だったので、語学学校には通わずにすぐに仕事を探すつもりでした。でも、長期滞在は初めてですし、滞在先も語学学校に通えば手配してもらえますが、個人では難しいため、手配会社を利用しました。「自分一人でもなんとかなる」という自信もあったのですが、家族を安心させたかったというのも理由のひとつです。手配会社には3週間のホームステイの手配をお願いし、その3週間の間に仕事と住まいを探しました。最初は現地の留学エージェントで、留学生のお手伝いをしたいと思っていたのですが、求人がなく、日系の旅行会社で働きました。  

日系とはいえ、現地の会社で働けたことはよかったですね。現地のお客様やイギリス育ちの上司もいたので、英語も使う環境でしたし、日本での仕事の経験があったので、イギリスと日本の働き方の違いも知ることができました。イギリスは残業もほとんどなく、仕事とプライベートを区別したメリハリのある働き方が印象的でしたね。  

失敗談といえば、ATMでキャッシュカードを取り忘れたことでしょうか。カードの紛失手続きをする際は焦っているうえ、電話での会話がうまく聞き取れず、本当に大変でした。仕事でも電話は出たくないくらいでしたから（笑）。一般的な対応はできたのですが、旅行業界の専門用語がわからなくて苦労しましたね。  

語学学校には行かなかったので、友人は少なかったかもしれませんが、イギリスで仕事も生活も楽しめ、満足のいく滞在ができました。  

私の場合は短期留学の経験があり、英語もある程度できていたので、すぐに仕事探しを始めることができましたが、英語に自信のない方や、イギリスが初めての方、積極的に行動することが苦手な方は、まず語学学校に行かれたほうがその後の生活がスムーズに送れると思います。語学学校では英語のブラッシュアップだけでなく、イギリスで生活していく上で必要な知識や仕事の探し方などのアドバイスをもらえたり、国際色豊かな友達が作れたりするのでワーホリ生活の幅が広がりますよ。

街並みや文化のほか、サッカーでも人気。 ヨーロッパ各地への旅行も楽しめる！

イギリスの魅力といえば、建造物や街並みがステキで、文化や芸術が楽しめること、ヨーロッパ各地へリーズナブルに旅行ができることでしょうか。音楽やサッカーが好きな人にもオススメしたいですね。  

実際に暮らしてみて、イギリスは日本と同じ島国なので、似ているところがあるように思います。個人的な印象ですが、謙虚さや奥ゆかしさがあり、日本人にとっては居心地がいい。ただ、どんよりとした天気が多いので、気分がふさぎがちになる人もいました。個人の好みですが、そういう人は気候のいい国に行かれたほうがいいと思います。  

また、イギリスの食事はいいイメージがなく、ホームステイをする場合は食事が合わない人もいらっしゃるかもしれません。でも、外食ならおいしいお店もありますし、ワーホリの場合は、シェアハウスやアパートで暮らすようになれば自炊できるので問題ありません。私は鍋でご飯を炊いて、和食を作ることが多かったですね。鍋でうまく炊けるのか最初は不安でしたが、なんとかなるものです（笑）。シェアハウスによっては炊飯器があるところもありますよ。