新しい価値観や考え方に出会い、自分自身を見つめ直す機会を与えられた

高校生の時から長期の留学に興味がありました。今通っている大学の学部の、2年次の1年間に学部生全員がどこかの国へ留学するというプログラムで、ニュージーランドを選びました。

 

目標はスコアアップとネイティブの友達つくり

留学に行くにあたり、学習面では今持っているスコアよりもいい点数をとれるように語学力をみがくこと。そしてネイティブの友達をつくることを目標にしました。

ELAではAcademic Englishのコースで、Reading、Writing、 Listening、 Speakingをみがく授業と、レポートの書き方やプレゼンテーションの方法を学ぶ授業を受けています。日本との違いは、ペアやグループワークを中心に授業が進められるので、英語でのコミュニケーションはもちろん、自分の意見を述べる機会がたくさんあることです。　Speakingの学習意欲が高められるので、とても効果的だと思います。

 

SpeakingとWritingに苦手意識があり、Speakingは話す機会を増やそうと、積極的に先生や生徒にしゃべりかけるようにし、Writingは１度添削してもらった文章を書き直すことで、同じ間違いを繰り返さないようにしています。

 

ニュージーランドで感じたこと、学んだこと

勉強以外では学校のイベントに参加したり、オークランド市内の興味のあるイベントに友達と参加したりしています。それらを通して、現地の知らない人とでもコミュニケーションを取り、親近感を感じることができます。コミュニケーションの大切さを学んでいます。

 

日本とニュージーランドでの文化の違いは、バスの運転手さんや店員さんが、How are you?　などと毎回話しかけてくれることです。こちらでは普通だけれど、日本では見られないことなのでとても新鮮でした。

 

留学を通して自分が一番成長を感じたのはSpeakingについてです。うまく自分の伝えたいことを伝えられない事はまだありますが、英語でのコミュニケーション自体に不安を感じることは少なくなりました。
実際の会話を通して、会話が自然に聞こえるフレーズや単語を身につけることができ、自分の意志や意見を話す機会が増えました。今までは周囲の意見に合わせがちでしたが、自分の意思を相手に伝えることも大切なんだと学びました。

 

英語を勉強するために行ったのは、多読です。物語など楽しく読めるものを選んでいました。学校でも、本のレベルは1ページあたり5語以上分からない単語が出てきたら更に下のレベルの本を選ぶようにと教わりました。脳内で英文を英語で理解する訓練のためです。ほかには、単語アプリの「Quizlet」を活用していました。とても使いやすく、おかげでスペルミスが減りました。

 

フレンドリーなホストファミリー

滞在先は４歳と１歳半２人の子供がいる家庭にホームステイをしています。ホストファミリーはとても気さくな方なので、快適に過ごせています。

 

ホームステイをはじめて最初の頃は、機械の使い方が分からず聞くことがたくさんありました。聞き過ぎかなと不安にもなりましたが、何も言わずに勝手に使うよりは聞いたほうがお互いに気を遣わなくていいかなと思うようになり、積極的にたずねるようになりました。その結果、コミュニケーションを取る機会が増えたのでよかったと思います。

 

週末になるといろいろな所へ連れて行ってくれます。ステイを始めて１ヶ月目の頃に、親戚が集まるホームパーティーに連れっていってもらいました。ドレスコードが着ぐるみだったので、親戚一同みんなで着ぐるみを着て盛り上がったのが印象的な思い出です。

 

食事については、朝は私の方が早く家を出るのでひとりで食べています。でも、晩ご飯は一緒に食べるようにし、食事をしながらその日の出来事を話している時間がとても楽しいです。

 

費用について

ホームステイの費用がNZD$290/週。その中に朝・晩ご飯が含まれているので食費はそこまでかかりません。交通費や交際費を含め月に5～6万あれば十分だと思います。

節約のためにお昼ご飯を持って行っていました。毎日外食だと相当な出費になるので、スーパーで食材を買って前日に準備するようにしていました。

 

私にとっての留学とは

 

留学は私にとって、自分の意思や行動によって得られるものが大きく変わるもの。そして新しい価値観や考え方に出会うことで、自分自身を見つめ直す機会を与えてくれるものです。

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