最初はできなくて当たり前、人の倍努力すればいい

パース語学学校PICEでの1年語学留学

高校を卒業後、すぐにパースに語学留学に来ましたが、当時の自分の英語力は英検4級に落ちたぐらいひどいものでした。あいさつも満足にできないレベルの英語力だったので、オーストラリアに到着した頃は英語で自分が言いたいことが言えないのが一番つらかったです。

 

日本では自分に英語力は関係ない世界、縁のないものだと思っていました。でも、このまま高校を出て就職していくという未来ではなく、自分の苦手なものにチャレンジしてみようと思ったのが最初の留学のきっかけです。
留学中は、日本の友だちは仕事をしているのに、自分はまだ学生。英語をしっかり身につけて帰国しないとダメだ！　という思いで勉強していました。

 

ビジネススキルを身につけたくて、TAFE留学を決意

PICE卒業後日本に帰国し、また海外に仕事か留学で出ようと思っていました。そんなとき、友人との会話からパソコンもできない、英語力もまだまだで、自分は就職のスタート地点に立てていないと気づかされ、再度留学しようと決心しました。

 

このときには、外資系企業、貿易関連での就職を考えており、社会に出たときに即戦力の自分でありたいと目的がはっきりしていました。そこで、今度は専門分野を学ぶことを決意。これからはITは仕事に最低限必要なスキルだと思い、苦手なITのコースを半年、貿易のコースを半年、合計1年のTAFE留学プランを立てました。そして日本でアルバイトをしながらIELTS5.5を取得、学費を貯めて再度TAFE留学のため、オーストラリアに渡航しました。

 

グループワーク中心、実践的な授業が多いTAFE

ITネットワークを主に勉強していて、ITの機器の勉強、システムの使い方、サーバー、ドメインの作り方を学んでいます。1クラスは約20名。グループワークは、2人1組のグループになり、マザーボードを一から組み立たり、トラブルシューティングもやっています。この授業では、自分と同じグループの相手としゃべりながら、相談しあい、問題修正をしていくため、お互いに成長できるところがいいですね。また会話をよくするので、仲良くなれます。
先生はポイントや流れを説明してくれ、後は自分でやってみる、問題があれば先生に相談する、という授業が主です。同じクラスの学生間にも個人的なスキルにかなり差があり、できる人は先生のレクチャーがいらない位スキルがあります。そういうクラスメートに助けてもらうこともしばしば。

 

自分はコンピューター初心者ですが、今がゼロレベルなので後は上に伸びるしかないと思ってやっています。授業のスピードが早く、取り残される時もありますが、クラスメートが助けてくれます。クラスメートはほぼ全員オーストラリア人で、留学生は台湾人の学生と私だけ。でも、友だちの作り方は世界共通。一緒にご飯を食べ、プライベートの話をすれば、すぐ仲良くなれると実感しています！
オーストラリアはインターナショナルな環境で、世界中から人が来ている国。だから世界中に友だちができます。出会いと別れがあるから、会える時間を大切に過ごしていきたいと思うようになりました。

 

やらないで後悔するより、留学した方がいい

「最初はできなくて当たり前、その分人の倍努力すればいい」と思っていたので、TAFE入学前も不安はありませんでした。私には、将来は貿易関係の仕事で会社経営をしたいという夢があります。その未来に向かって成長していくためにたくさんやることがあると感じています。毎日がチャレンジ。今はとても充実しています！
日本を出て、新しいカルチャーに触れて、新しい友だちに触れ、学ぶ。最終的には人間は人間。人によって性格は違うし、好き嫌いも違うから、接してみて判断をする、そんな経験ができるのも留学の醍醐味。言われたことを忠実にやる人生じゃなくて、自分の好きなこと、強みを伸ばしいていきながら目の前の道を豊かに広げる、そんな経験が待っています。迷っている人がいたら「やらないで後悔するより留学した方がいい。人生の目標があるなら後悔はしないから」とアドバイスしたいです。そして「なんとなく留学したいからする」のではなく、目標設定をして留学することも大切。目標に向かっていく間に、大きな目標もきっと見えてきますよ。

 

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