一人で外国に来て英語を獲得 この自信が何よりの収穫

史があり日本人比率が低かったのが決め手

高校のときから海外に興味があり、留学したいと思っていました。留学先は、最初はアメリカに行きたいと思っていました。アメリカは世界の中心ですし、人種のるつぼと言われるくらいいろいろな国の人たちが集まる国。それをこの目で見たかったから。

でも、フィリピン留学を経験した友達から、フィリピンのマンツーマン授業のことを聞いて、確実に英語力を伸ばせそうだと思ったことが、フィリピン留学のきっかけです。イデアアカデミアを選んだのは、母体であるLIFECEBUの歴史が長くて安心感があったことと、日本人比率が低かったから。いろいろな人に出会いたかったので、生徒の人数が多いことも決めた理由です。  

「英語なんて嫌い！」のはずが先生のおかげで楽しくなって

最初は、イエス、ノーしか言えない英語力でした。Whatで聞かれたのにYes、Noで答えたり。頭ではわかっているのに口から英語が出てこない。初日のマンツーマンレッスンでは先生の話すことを何一つ理解できないし何も答えられなくて、「英語なんて嫌い、もう帰りたい！」と思いました。でも、先生はとても教え方が上手でフレンドリー。おかげで少しずつ話せるようになってきました。すると楽しくなって、もっとがんばろうという気になります。1カ月が経った頃には、先生の話す言葉もわかるようになり、ちゃんとしたセンテンスで話せるようになっていました。グループ学習では、あるテーマに対して自分の意見を言ったり、人に意見を尋ねたりするのですが、間違った英語を言ったら恥ずかしいと思ってなかなか話せませんでした。   でもある友人から、「相手が日本語をわからないから、こっちがわざわざ英語を話してあげている、くらいの気持ちで話したら」とアドバイスされて、「なるほど！」と思い、それから臆することなくどんどん話すようになりました。自分から話すようになると、急速に会話力があがって行ったように思います。

放課後のショッピングモールも学びの場 滞在は、学校が寮として借りているホテル。8時半のバスで登校し、8時40分に到着。食堂で朝食をとって、9時から12時まで授業、1時間ランチ休憩をとって、午後は6時間。合計８コマみっちり勉強します。8コマのうち6コマはマンツーマン、残り2コマがグループ学習です。   その後も自由参加の授業を選ぶことができますし、ラウンジで自習する生徒も多いですが、私は座学が嫌いなので、放課後はよくショッピングモールに遊びに行っていました。会話力アップには、アウトプットが大事だと気づいてから、学校内だけでなく、いろいろな場で英語を使う機会を作った方がいいと思ったから。道を尋ねたり、買い物をしたり、レストランで食事をしたり、タクシーに乗ったりと、日常生活の中で英語を使った方が会話力は絶対に伸びると思います。韓国人、台湾人、ベトナム人など、文化の違う人たちとの出会いもとても面白いです。年齢層も、18歳～70歳くらまでと幅広く、とても勉強になります。年上の人たちと話をすると、教えられることも多く、自分はまだまだ子どもだなと思いますね。

英語ができれば世界とつながれる 確信したのは、英語が話せたら、世界中のどこにでも行ける、だれとでもわかり合えるということ。どんな状況でも生きていけると思いました。英語はとても大事だと実感しますね。帰国したら、大学にもどり、まずは就活をがんばりたいです。 留学をしたことで、初めて親元から離れました。自分一人で外国にきて、できなかった英語を話せるようになれたという自信を得たことは、自分にとっての大きな転換期になったと思います。