僕にとって、留学とは「発見」。 日本のいいところ、目を背けたいところも知ることができました。

お名前:沖本裕司(オキモト ユウジ)さん

留学先:A&J e-EduDC

沖本裕司さん

沖本裕司さん

大学3年の終わりから、大学を休学して、フィリピンに来ています。
外語大学に通っており、休学して留学する人は少なくないので、卒業が1年遅れることに対しては抵抗はありませんでした。大学ではペルシャ語を専攻していて、フィリピン留学のあとはイランの語学学校でベルシャ語を学ぶ予定です。

 

最初は、アメリカカナダへの留学を考えていたのですが、調べていくうちに、フィリピン留学というのもあるのだと知りました。留学経験者に聞くと、どこに国に行っても英語を学ぶことに変わりはないと言われたこと、フィリピン留学なら費用が安く、マンツーマンで効率的に学べることから、フィリピン留学に決めました。

 

外語大学に在籍しているものの、英語は勉強していなかったので、最初の頃は、話そうとしても英語が出てこない。英語が出てきても発音が悪くて通じない。ストレスを感じていましたね。今、ここに来て12週間が経ったところで、ゆっくりならフレーズで話せるようになりました。マンツーマンレッスンなので、自分のペースで学べること、こちらの希望に応じて柔軟にプログラム内容を変更してくれることがいいですね。

 

フィリピンに来て感じるのは、日本にいるときよりも日本のことを知ることができる、ということ。クラスメイトには、韓国人、中国人、台湾人がいて、歴史問題や政治・経済のことを話すこともあります。過去の戦争のことが話題になることもあります。僕は、もっと日本人は嫌われているのかと思っていましたが、若い世代の人たちは過去のことよりも、これから僕らはどうすべきかと建設的に考えている。Jポップやアニメなど日本文化が、彼らにどれほど浸透しているかも知りました。

 

将来のことは漠然としていますが、イランで学んだあとは日本で就職し、留学経験を生かして、イランや東南アジアと関われる仕事がしたいと思っています。

 

僕にとって留学とは「発見」ですね。この言葉が一番ぴったり来る。知りたいことも知れるし、知らなかったことも知れる。日本のいいところ、目を背けたいところも知ることができました。いろいろな国籍の、いろいろな年代の人と仲良くもなれた。こんなことは日本では経験できないと思います。

 

友人で、留学をしたいが両親に止められてあきらめた、という人が何人かいて、とてももったいないと思います。留学は怖いと思う人もいるかもしれませんが、もっと積極的にとらえてほしい。怖いから、みんなが反対するからあきらめる、ではなく、不安なら自分でしっかり調べて不安な要素をつぶす。反対されるなら、ちゃんと説得して反対を押し切る。そのくらいの行動力は必要だと思います。

 

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