英語だけでなく異文化の理解と尊重も必要

お名前：村里美咲(ムラセ　ミサキ)さん

留学先：MacEwan University（マキュワン大学）

留学を決意したのは、海外の大学に留学することで、授業のなかだけでなく、生活のすべてにおいて英語と触れることができるし、苦手なスピーキングを伸ばすためには、1番の環境だと思ったからです。また、その国の文化について学ぶことができ、日本からの一方的なイメージと比べられることが興味深いと思ったからです。
アルバータ州には、アジア人だけでなく、世界各国からの移民の方が多くいらっしゃいます。ひとつの国にいながら、たくさんの文化や考え方を実際にみれることがとても魅力的だと思います。

私の語学学校の生徒のほぼ9割が移民の方です。問題ないスピーキング力と勉強への高いモチベーションにとても刺激を受けます。また、クラスには17カ国から人が集まっています。いろんな国の人が集まるからこそ、ユニークでとても楽しい授業を受けられています。

お互いを尊敬して接しているにも関わらず、クラスの生徒と先生の距離が近いことには驚きました。また、よく日本の授業は受け身だと言われますが、こちらにきてそれをとても実感しました。先生は正解を求めず意見をしっかり持つことに重点をおいているし、生徒も間違えることを気にせずに発言し、納得するまで質問をつづけるのには大きな違いを感じました。

ひとつだけ自分にとって受け入れるまでに時間がかかったのは、寒さです。日本ではマイナスの気温すら体験したことがなかったので、冬の初めは外に出るのがとてもきつかったです。

将来仕事で海外の人と関わることになったら、英語力だけでなく異文化の理解と尊重も必要になると思います。ここで、いろんな国の人と関わることができたことは、将来の自分の異文化間のコミュニケーションをサポートしてくれると思います。

教科書や参考書からだけでなく、音楽や映画、雑誌、何より人びとと関わりあって高められることが英語を勉強することのステキな点だと思います。自分で、英語を学ぶ機会を日常にたくさん持ち、楽しく習得するのが１番の勉強法だと思います。

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