お名前:彦根 佳苗さん
留学先:フランス
「フランスで生活を体験しながらフランス語を学びたい!」大学で第二外国語としてフランス語を二年間勉強していた彦根さんは、春休みなどを利用してフランスへ短期留学をしていた周りの友人をうらやましく思っていた。また、授業の中で先生がフランスの魅力について、よく話をしてくれた。だからいつかは自分も行きたいと思っていたが、実現できずに時間だけが過ぎていた。そんなとき目に飛び込んできたのが「あの国」特派員募集の記事。普段はなかなか行動に移せないという彼女が「これだ!」と思い応募したのがきっかけだそうだ。

こぢんまりとした近代建築の校舎
初めてのフランス。出発前は期待と不安で緊張感も高まっていたけれど、ルーアンの駅で温かく迎えてくれたホームステイ先のマダムの笑顔で一気に緊張が解けた。翌朝はバゲット(フランスパン)、ジャム、バター、カフェといったフランス式の朝食をマダムと一緒にとり、語学学校フレンチ・イン・ノルマンディーに向かった。ステイ先から学校まではメトロバスを利用して約20分。清潔なオフィスビル内にあり、こぢんまりとしていて誰とでもすぐに顔見知りになれるとてもアットホームな雰囲気。放課後や週末には小旅行やお別れ会などが企画され、クラスメイト以外の人と友だちになる機会も多いのだとか。

校長先生ご夫妻と学校の研修生、スタッフはみな優しくて家族的

先生の質問に答えるときはいつも真剣、授業は丁寧に進められていく
フランス語の授業は、日本の大学での文法中心の授業とは違い、会話重視。積極的に発言することを求められる。私が教えてもらったセリーヌ先生はとてもフレンドリーで、まだ思うように話せない生徒たちに辛抱強く接してくれた。わずか5人の少人数レッスンだったので発言する機会も多く、クラスメイトともすぐに打ち解けた。例えば、自分が選んだカードに記された数字をフランス語で発音するゲームで、なかなか答えられなかったとき、先生もクラスメイトも一体となって応援してくれた。質問があればその場で聞き、確認しながら進む。わからないことはわかるまで、みんなが説明してくれる。そんな温かい雰囲気の授業がすごく楽しくて、ずっとここで勉強したいと思った。

先生や韓国人のクラスメイトとおしゃべりがはずむ休憩時間

重みのある鍋をつかみ、前菜の付け合わせのリンゴのソテーにチャレンジ
このプログラムはフランス語の授業に加え、ノルマンディー地方の特色を生かした料理も習える。通常は高等専門学校のキッチンで行われるが、今回は地元のレストランの厨房での特別講習だった。ガルスカ先生はとても優しい紳士でいつもにこやか&ユーモアもたっぷり。教え方も丁寧だ。今日はノルマンディー特産のリンゴの蒸留酒カルバドスでフランベしたエビの前菜と、子羊のプロヴァンス風の主菜の二品を実習した。フランス料理を作るのは初めての体験。ハーブや調味料も初めて見るものばかり。メイン、ソース、付け合わせとそれぞれを同時進行で作っていく。昨日教わったトマトの細工切りは、カミソリのような道具を使っただけで、バラの花に変身!フランス料理の繊細さを体感した。

ユーモア溢れるレストランのシェフといつも優しく褒めてくれるガルスカ先生(向かって右)
講習後は特別にレストランのテーブル席で試食させてもらった。厨房のリラックスした雰囲気とは違いとてもシック。いよいよ先生による盛りつけのお皿が運ばれてきた。別々に用意していたものがこんなにも美しく一つのお皿に盛られているのは想像以上の驚き。特にエビの料理は、殻でだしをとり生クリームで仕上げたソースがとてもおいしかった。また料理の付け合わせにフルーツのリンゴを使ったり、細工したズッキーニを使ったり、なにもかもが新鮮!もっとフランス語と料理のコツを学んで、いつかこんな料理が作れるようになるといいな。今日はシェフから料理を直接教えてもらえるなんて夢のようだった。


ニンニクとハーブの香りがいっぱいの子羊のローストと色も美しいエビのフランベ。
どちらも付け合わせにズッキーニを使っているのに、見た目も味も違う

印象派の画家モネが大聖堂前にキャンバスを置き、光の微妙な変化をとらえた連作を描いた
フリータイムは、歩いているだけでも楽しいルーアンの街を散策。今でも時を刻んでいるルネッサンス期の大時計、その周辺は15?18世紀に建てられたノルマンディー独特の木組みの古い家並みが多く残っていて、かわいいお店やカフェもたくさん。また教会も多く、特にモネが好んで描いていた大聖堂には圧倒された。そして街歩きをして強く感じたことは挨拶の力。お店に入れば「bonjour」(こんにちは)、出るときは「au revoir」(さようなら)といった一言で人と人との関係が近く温かくなっているように感じられ、いいなあと思った。

16世紀に作られた大時計のある石畳の通りはブティックやカフェなどが並ぶ賑やかな歩行者天国

夕食後はホストファミリーとお庭のテラスで雑談
ステイ先は街の中心からも徒歩圏内で静かな住宅街にある庭付き一軒家。モザイクのテーブルや段ボール製の家具などは4人の息子さんの母であるホストのマダム・ロケのお手製。そのバイタリティーと、笑顔で優しく話しかけてくれる温かさを持ち合わせたすてきな女性。マダムが仕事で帰りが遅いときは高校生の息子さんが夕食の支度をしてくれたのはうれしくもあり驚きでもあった。

ホームステイ先のマダムの息子さんアルチュール君が作ってくれた料理で夕食。
シャイで優しい彼はいつも気を使ってくれ、さりげなく料理を取り分けてくれた
短い滞在だったけれど、いろいろな経験ができてとても充実していた。国籍や年齢にとらわれずそれぞれの夢に向かってがんばってる世界の人たちに出会い、勇気をもらえたことや、フランスの豊かな文化に触れられたことは大きな収穫だった。私にとっては、最高で特別な忘れられない一週間だった。

彦根佳苗さん
静岡県立大学国際関係学部在学中 大学でフランス語を専攻。高校まで陸上部、大学でダイビングサークルに所属するスポーツウーマン。
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