アメリカ、チェコ、フランスへの留学経験をこれからに活かしたい

お名前:桜井リエさん

留学先:アメリカのウィスコンシン州、Carroll University・チェコのUniversity of New York in Prague・フランスでオペア

留学期間:アメリカ(1年)、チェコ(4ヵ月)、フランス(3か月)

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桜井さんの今までの主な経歴:

中学校1年生まで日本で生活
中学2年生から高校2年生の8月まで、カザフスタンのインターナショナルスクール
高校2年生の9月に日本の国際系の高校へ編入し、卒業
アメリカ、ウィスコンシン州にあるCarroll University に1年留学
University of New York in Pragueへ編入し、チェコで4ヵ月を過ごす
チェコで学校に通っている時に、学費無料アメリカの認可オンライン大学、University of the Peopleを見つけ編入
フランスへ移り、パリでスペイン人ファミリーのもと、オペアを3カ月経験
日本へ帰国し、現在はベンチャー企業にてインターン(週2)をしながらUniversity of the Peopleでの学士取得を目指し勉強中

留学したきっかけは3カ国それぞれ

3つの国へ留学経験があるのですが、それぞれのきっかけは全て異なります。

アメリカのCarroll University:

父の仕事の都合でカザフスタンに住んでいました。その時通っていたインターナショナルスクールがアメリカのだったため、クラスメートの多くがアメリカの大学へ進学を希望していました。そのため、私も早い時期からアメリカ留学に興味を持っていました。バスケ部だったこともあり、本場でプレーしてみたいという思いもありました。また、多くのアメリカの大学が、大学ランキングの上位に入っていたので、アメリカの大学へ留学したいと思いました。

チェコのUniversity of New York in Prague:

アメリカのCarroll Universityでは、副専攻をフランス語にしていました。その影響でヨーロッパへ興味を持ち、ロシア語やフランス語を使う環境に行きたいと考えました。そこで留学先を探していると、ヨーロッパの中央にある国チェコに、ニューヨーク州立大学の一部である、ニューヨーク大学プラハ(University of New York in Prague)を見つけ、旅行もしやすいと思い編入しました。

フランスでオペア留学:

普通の大学に編入しているとスケジュール調整が難しいので、通学ではなくオンラインに切り替えることを検討している時、学費が無料のアメリカオンライン大学を見つけました。しかも単位移行が全て可能だったので即座に編入を決意しました。しかし、海外で挑戦を続けたい思いがあったので、なんとかビザを取得する方法を探していたら「語学留学目的」のオペア留学を発見し、オンラインコースと同時進行でオペア留学をすることにしました。

バスケットチームに入りアスリート活動も頑張った

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アメリカでもチェコでも、大学でのイベントにはなるべく出席し、ゲストスピーカーに質問したりしてなるべく多くのことを吸収していました。履修している授業で常にA-以上が取れるように、教授の空き時間(Office hour)に分からない所を教えてもらったり、教授の考えを聞いたりして最新の情報を知っておくよう心がけました。また、他の学生と差別化してもらえるように、どの授業でも質問されると真っ先に手を挙げていました。

アメリカのCarroll Universityではバスケットチームに入り、かなり本格的なアスリート活動をしていました。練習は週6日あり、午前は早朝5時から9時まで、午後は授業日によって違いましたが約3時間練習した後に筋トレを1時間行なっていました。ユニフォーム代を集めるために、SNSや友達を通して資金集めもしました。

アメリカ人と対等にプレーするのは体力的にも精神的にもきつく、とても大変でしたが、それでも勉強にも手を抜かず努力し全てAを取れた時は、仲が良かった友達が抱きしめお祝いをしてくれました。

編入したチェコのUniversity of New York in Pragueでは、AISEC(世界126カ国に展開をする学生団体)に入り、大学以外でさまざまな活動をヨーロッパの人たちと行っていました。たくさん部署がありましたが、私が在籍していたのは、海外からチェコへ留学・仕事に来たい人の面接をSkypeで行い、採用・不採用を決める人事部でした。

 

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留学中のことは全て自己責任。精神的に成長できた

留学した3カ国すべてで、滞在中はその国の文化の違いを見つけ出し、それに対して自分がどう反応し対応するのか、試行錯誤する毎日でした。どの留学先でも感じたのは、日本人よりも個々の主張が強いということです。そのため、はっきりと他人を批判してくる人もいて、私はそういう場合に怒らず、どのように批判を受け入れるのかを考えたりしました。

生活する中でも、家でも靴を脱がない、食器は洗わず数日間ほったらかし、洗面所にピザを置く、などとんでもない事をしたりする人に出会いました。

留学中に起こるトラブルや悩みを解決するために私が行ったことは、まずは紙に状況を書き、客観的に状況を判断しようとすることです。その後、他の人がどのように対応しているのかをインターネットで調べます。それでもいい対処法が見つからなかったときは、信頼できる現地の友達に相談していました。

基本的に海外にいる時は全て自己責任だと思っていたので、自分で全て解決しようと思っていました。どうしても分からない時は大学のカウンセラーや教授にもアドバイスを求めたこともありましたが、それらを繰り返すことで、日本人にとっては信じがたい状況にあっても、驚かないようになっていきました。

留学中は、何をするにも全て自分で行わなければいけません。複数の国へ留学したので、その都度ビザ申請をする必要があり、慣れないことに苦労しました。また、現地に着いてから犬に噛まれた時には、保険がどこまで適用するかを確認したりもしました。携帯電話が繋がらなくなったり、初めての土地でバスの乗り方を調べたり、その時々で一人行動し解決するのは大変でしたが、それらによって精神的な成長もできました。

学び方は通学だけではないと教えてくれた

アメリカのCarroll Universityから始まった私の留学生活ですが、現在はオンラインで授業を行うUniversity of the Peopleへ編入し、ストレスフリーな生活になりました。現地での留学経験がなければここまで精神的に成長できることはありませんでした。留学は楽しいことも多いですが、大変なことの方が多いのが現実です。しかし、一度きりしかない人生です。自分の視野を広げる、経験を積むという意味で、絶対に海外留学をした方がいいと思います。

私の正直な感想として、今後グローバル化が更に進んでいく中、日本は平和ボケしていると思います。平和なのは良いのですが、他国との競争が激しくなっている中で、「日本の外で何が起きているのか」、「どのような人たちが経済を回しているのか」などを知るためには自分の目でみて、体で経験するしかありません。私にとって留学とは、さまざまな経験を違う文化の国で積み、自己への理解と他人への理解を深める機会になりました。自分の人生観が変わるので付き合う友達も変わり、属するコミュニティも変わってきます。私は留学で、一生物の「親友」という宝を海外で得ました。これからの人生で一生付き合っていく友達を見つけることがあなたにもできるかもしれませんよ。

それと、留学に行く時にはあれこれ持って行く必要はありません。本当に必要なものだけ持って行くことをお勧めします。私は本帰国する際にスーツケースが8つになってしまいました。

 

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