留学は私という人間を作ってくれた人生そのもの

 
「留学がなければ今の私はなかった」と水野さん。
現在はカナダの大手語学学校、SPROTT SHAW LANGU AGE COLLEGEでシニアマネージャーとして活躍中。
そもそもなぜ留学したのか、どうやって今の仕事にたどりついたのか、今までを振り返ってもらいました！
 

留学人生すごろく　水野瑤子さんの場合

START!

小学校卒業時に1週間オーストラリアでホームステイ

世界が一気に広がった。英語ができるとこんなにいろいろな人と交流できるんだ、英語ってすごい！と思い、将来は必ず留学すると決意。
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両親が、ホストファミリーとして近くの大学の留学生を積極的に受け入れ。このおかげで、海外や外国人に対するハードルが低くなった。
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オーストラリアに9カ月語学留学

オーストラリアで海洋学を学びたいと思い、語学学校で3カ月、大学付属のESLコースで6カ月英語を学ぶ。
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積極的に留学生やローカルの友達を作り、英語力をアップ。
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オーストラリアライフを満喫

自然が豊かで気候も温暖なオーストラリア。キャンプやダイビングなどを存分に楽しんだ。
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スコアが足りず挫折の危機

会話には不自由しなかったがテストのスコアが上がらず、大学進学が危うくなる。進学をあきらめかけたが、「やれるところまでがんばれ」と父に叱咤され奮起する。
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チューターの個人指導と猛勉強の末、半年でIELTSのスコアをアップ。
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カナダのカレッジに進学

海洋学から心理学へと関心が移り、「心理学を学ぶなら北米がいい、アメリカよりも治安がよく英語がきれいなカナダに行こう」と決意。カレッジの大学編入コースで学ぶ。
 

 
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好成績をキープしなければ良い大学に編入できないため、猛勉強の日々。
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ブリティッシュコロンビア大学に編入

臨床心理士になることが最終ゴール。そのためには修士号取得が必要。大学院進学を目指して猛勉強。授業への参加度合いやボランティア活動も成績に影響するので、授業では積極的に発言。クリニックや施設などでカウンセラーとしてボランティアにも一生懸命取り組んだ。
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臨床カウンセラーを目指し大学院に

ヴィクトリア大学（UVic ）の大学院で臨床カウンセリングについて論文を書きつつ、インターンシップも。難民のためのトラウマカウンセリングなどに携わる。
 

 
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カナダで就職

大学院修了時にはすでに28歳。新卒一斉採用が一般的な日本で仕事を見つけるのは難しい。悩んでいたときに、友人の紹介で、カナダの語学学校の学校アドバイザーの仕事を得る。
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GOAL!

次の夢に向かって！

現在は、学校経営に関わる部署でマネージャーを務める。将来的には自分の留学生活やアドバイザーとして今まで培った経験を活かし、留学生や移民の方に対して臨床カウンセラーとしてサポートをできるようになることを目指している。
 

留学生活を振り返って

小学校の終わりに海外に行き、世界が格段に広がりました。英語ができればこんなにいろいろな人と仲良くなれるんだと、すごく衝撃を受け、絶対将来は留学しようと思いました。両親も応援してくれて、近くの大学に来る留学生のホームステイを積極的に受入れるように。おかげで海外や外国人に対するハードルがぐっと下がりました。だから、高校を出てすぐ単身オーストラリアに渡航したときも不安はなかったですね。
 
オーストラリアでは、キャンプやダイビングなど遊びも満喫しながら、大学進学を目指して語学学校に。ところが、会話には不自由しなかったのですが、IELTSのスコアが伸びず大学進学が厳しい状況に。あきらめて日本に帰ろうかなと迷っていたら、父に「やる前からあきらめるな」と叱られて奮起しました。チューターに個人指導を受けて半年後には大学進学ができるレベルまで英語力をアップ。その後、カナダのカレッジに進学し、２年学んだ後に大学に編入、大学院まで修了しました。カナダには入試はありませんが成績がよくなければ進級できないので、ネイティブの２〜３倍は勉強したと思います。がんばれたのは、臨床カウンセラーになりたいという強い目的意識と、父の「あきらめるな」という言葉が支えになったから。
 
今、カナダの語学学校に就職し、経営に関わる仕事をしています。カウンセラーとは違う世界ですが、学んできたことが役立っていると感じますし、毎日が充実しています。留学は、私にとって単なる経験以上の、私という人間を作ってきた人生そのものだと思いますね。
 
 
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