留学が視野を拡げ、人生を大きく変えてくれた

お名前:道家武蔵(ドウケムサシ)さん

体験談道家さん1

 

代々木高等学校に入学⇒1年次からカナダの語学学校に留学⇒2年次にカナダの公立高校に交換留学⇒3年次に大学進学のため帰国

洋楽をきっかけに英語に興味を持ち、留学へ

英語は大の苦手で嫌いでした。ところが中学3年生の頃に、洋楽が大好きになり、英語に興味を持つようになりました。高校進学のときに両親から、英語が好きなら留学をしては?と、代々木高等学校を勧められました。代々木高等学校なら留学中も通信で勉強ができて、日本の高校卒業資格が取れるのが魅力でした。

語学の習得は、小さな成功と小さな挫折の繰り返し

1年生の6月からバンクーバーの語学学校に留学しましたが、最初はHello、 Thank you、Sorryしか言えませんでした。語学学校は、ダウンタウンの中心地にあり、初日に片言の英語で道を聞きながら1人で登校するのはとても怖かったです。

 

語学学校には、各国からの留学生が来ていました。日本人もいましたが、社会人の方ばかりで同級生は1人もいませんでした。心細かったですが、後で思えばそれがよかったのかもしれません。英語で話さざるを得ない環境でしたし、自分より年上の人ばかりだったので礼儀やマナーについていろいろと教えてもらうことができ、英語力だけでなく、人間としての基本を学ばせてもらったと思います。この時に知り合った人たちとは今でも親しくしています。

 

最初は全く授業についていけませんでしたが、だんだんと先生の言うことが聞き取れるようになり、自分の考えていることも言えるようになっていきました。でも、「こんなにしゃべれるようになった!」と思う日があるかと思うと、「まだまだ全然だめだ」と落ち込むことの連続で、小さな成功と小さな挫折を日々繰り返している感じですね。落ち込んだときは「ネイティブではないのだからできなくて当たり前」と思うことにしています。

異文化が原因でケンカ、そのうち違いを受け容れられるように

語学学校のときに印象に残っているのは、日本人の友達と、カナダ人の友達と3人で1週間くらいロサンゼルスを旅したときのことです。最初の数日間は、お互いの価値観の違いでケンカばかりしていました。日本人なら遠慮して妥協することも、カナダ人は絶対に妥協しない。食べ物一つとっても、意見が対立し、この先まだ旅が続くのかとうんざりしました。でも、結局、違いを受け容れるしかないんだなと思えるようになり、最終的にはとても思い出深い、楽しい旅になりました。

 

体験談道家さん2

語学学校で知り合った日本人、カナダ人の友達と3人旅に。
最初はケンカばかりだったが、この経験から、異文化を受け入れることを学んだ。

現地の高校で本当のネイティブイングリッシュの洗礼を受ける

2年目からは、バンクーバーの公立高校に交換留学をしました。現地の同年代の学生たちと勉強をするという環境は、外国人ばかりだった語学学校とはまた違った雰囲気で、早口のネイティブイングリッシュをシャワーのように浴びる日々でした。これが本当の英語なんだ、と面白かったですね。半年くらいして、語学学校に遊びに行ったら、そこで話されている英語が全部聞き取れたのは驚きました。知らないうちにネイティブのスピードに耳が慣れていただと思います。現地で学ぶってすごいなと実感しました。

 

体験談道家さん3

高校で知り合ったドイツ人留学生の友人とバンクーバーにて

 

留学で視野が広がり、アイデンティティが明確に。日本のよさも実感

留学は、僕の人生観を180度変えてくれました。いろいろな人に出会って、日本にいたときよりもずっと視野が広がったと思います。スペイン人はフレンドリーだけどうるさいなとか、韓国人は思っていたより優しいなとか、そういうことって海外に行って住んでみなければわからない。異文化を肌で感じることができたのはよかったと思います。

 

親の庇護を離れ、大人たちに交じって生活をしたことで、人間的に成長できたことも留学のおかげだと思っています。

 

そして、カナダにきてから、好きな洋楽をたくさん聞いて、カナダのアーティストのコンサートにも行き、友達とも好きな音楽について話し合ったりするうち、「やっぱり自分はこれが好きなんだ」と、自分のアイデンティティがはっきりしました。僕という人間の80%はカナダでできたんじゃないかなと思っています。

 

そして、嫌いだと思っていた日本が、とても素晴らしい国だということもよくわかりました。食べ物は美味しいし、街はきれいで安全で、自分はなんと恵まれた環境で育ったのだろうと気づかされました。そんなこともあって、帰国後は日本の大学に進学しようと考えています。

 

将来は、好きなこと、やりたいことを仕事にしていきたい。英語を使って何かしたい、というよりも、「好きなこと」が先にあって、英語はサブウエポンとして使っていければいいなと思っています。

 

 

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