お名前:上田夏帆さん
留学先:Templestowe college
小学校の頃から本格的にテニスに打ち 込んでいて、遠征でロサンゼルスに行っ たことがあります。空港に降り立ったと き「これが海外なんだ!」とすごく衝撃 を受けました。空港のトイレで外国人に、 「これはあなたの携帯?」と聞かれ、と っさに「違います」と答えたら通じた。 英語は幼稚園の頃から学んでいましたが、 先生以外の外国人と会話をしたのはそれ が初めての経験。「英語が通じるって楽 しい!」と感動し、その頃からいつかは 海外に行こうと決めていました。 中学校のときに、校内に貼ってあった 高校留学のポスターを見て、すぐに説明 会に参加しました。親も反対することな くとんとん拍子に留学が決定。周囲の人 からは、「よく高校から海外に行けたね」 と驚かれますが、「高校では何か大きな ことにチャレンジしたい」と思っていた し、留学は英語上達への最短の道だと確 信していたので迷いはありませんでした。
メルボルンのTemplestowe College という中高一貫校に入学。最初の 10 週間 は、留学生のためのランゲージセンター で英語と簡単な数学、英語、理科、道徳 を学び、体育だけはローカルの生徒と一 緒でした。英語は中学英語レベルでした が意外に会話に困らず、ランゲージセン ターの授業は簡単に感じたくらいです。 でも、ローカルの生徒と同じ本科クラ スに移ってからはけっこう大変でした。
英語のハンデがあるので、ローカルの子 と同じだけ勉強をしたのでは決していい 点数は取れません。たとえば、「今週末 に試験があります」と言われてからテス ト勉強をしたのでは絶対に間に合わない。 だから、テスト範囲を予測して、1カ月 前から準備をするようにしていました。 勉強をしなくても先生に叱られること はありません。だからサボろうと思えば いくらでもサボれる。留学を成功させる かどうかは自分の意志にかかっていると 思います。
私は、たくさんの友達に「が んばってね」と送り出してもらった以上、 失敗するわけにはいかないと思い、すご く勉強をがんばっていました。 でも一度、勉強が辛くなって落ち込ん でいたことがあります。そのとき日本人 の同級生に「そんなにがんばりすぎると 倒れてしまうよ」と言われ、隅から隅ま で勉強するのではなく、ここまでやれば 何%は取れるだろうと予測して効率的に 勉強をするように切り替えました。それでも、卒業時のスコアは高得点を 取ることができました。
友達作りも、かなりがんばったと思い ます。自分に課していたのは、どんなに 疲れていても友達から何か誘われたら絶 対に断らないということ。本当は毎日英 語ばかりの生活はしんどくて、断りた いということもありました。でも、「英 語を上達させるために来たのだから」と 自分に言い聞かせました。
学校では、誰 にでも笑顔で声をかけること、相手の話 には大袈裟なくらいリアクションをして、 会話を楽しむことを意識していました。 海外では、自分から話しかけないと絶 対に友達はできません。とくにローカル の友達を作るのは至難の業です。私の場 合、テニスが人よりは上手だったことか ら、自然と友達ができました。スポーツ をしているときは、気軽に声を掛けやす い雰囲気になるので、友達作りにはおススメです。
また、何か人よりすぐれた一 芸を持っている人は、それをきっかけに 友達ができやすいように思います。 よく、海外にいるときは一切日本人と付き合わないという人がいますが、私はそれが正しいとは思いません。日本人の 先輩や後輩から有用な情報を得ることも あるし、異国で困ったときに頼りになる のは同国人です。ローカルの友達とも、 留学生とも、日本人とも分け隔てなく仲良くしたほうがいいと思っています。
高校を卒業して、今はマレーシアのサ ンウェイ大学でホスピタリティを学んで います。留学先をマレーシアにしたのは 他国より費用も物価も安く、かつ英語も しっかり学べる環境だったから。
マレーシアに来て、まだ1週間ほどですが、メルボルンでの経験があるから、すぐに新しい環境にも慣れ、友達もできました。 私にとって留学とは何か、ひと言で言 うのは難しい。ただ、留学で人生は変わ る。性格も変わると思います。
ただし、 日本にいる大勢の大切な人たちの応援なしではここまでがんばれませんでした。本当に意味があるのは単身で長期間滞 在すること。短期間では楽しいだけで終 わってしまうし、宗教、文化、価値観の 違いを本当に理解することはできない。 長くいれば、世界に通用する価値観を身 につけることができると思います。
小学校時代に ロサンゼルスに
↓
国立小中学校を卒業
↓
メルボルンの高校に留学
↓
優秀な成績で卒業
↓
マレーシアの大学に進学
1. Podcastで英語を聞く iPhoneの、podcastというアプリを使 って、BBCのGlobal news podcast や TED Ed、Japan in focus などの英語の 音声をシャワー時やバス移動の時に聞く。
2. YouTubeで気晴らし 自分の好きなテーマの、英語のユーチュー ブを見る。私の場合、ニュージーランド出 身のユーチューバーが世界を旅してその 国のおいしいものを食べる動画が好きで よく見ていました。
3. 海外ドラマを観る 英語だけでなく、海外の学生ライフや生 活習慣が垣間見られるので異文化理解 にもなっておススメ。
4. 人の英語をまねる 他の生徒が書く英語を読んで、表現など を自分のものにしました。
ホストファミリーと。滞在最後の日、ごちそうをつくってくれた(中央が上田さん)。
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