フィリピンフィリピン留学

多くの語学学校では、朝から晩まで教師と生徒が1対1のマンツーマン授業。
フィリピン

フィリピンはマレー系のカトリック系キリスト教徒が大半を占める独特の島国。 7千以上の島々からなり、セブ島やボラカイ島を始めとしたリゾート地を多く持っています。 多民族国家のフィリピンでは使用言語も多く日常の会話やテレビ放送などは英語でされることが多いため、欧米への長期留学前にマニラやセブで英語を練習するケースが韓国やタイなどアジア諸国では増えているようです。 常夏の楽園で朝から晩まで英語漬けの毎日を体験してみては?

世界有数のフィリピンの英語力

ここ数年、急速に関心が高まっているフィリピン留学。1週間からの短期留学を含めフィリピンで英語を学ぶ人の数は、2010年頃から倍々の増加。2015年時点では、1年間に約3〜3.5万の日本人が学んでいます。 なぜフィリピン? と思うかもしれませんが、実はフィリピンは、世界で3番目に英語を話す人口の多い国であり、ビジネス英語能力を評価する調査( ※ )で「世界で最も英語能力が高い国」に選ばれているほど。

フィリピン英語って、実際どうなの?  

最近、留学先として人気沸騰中のフィリピン。質の高い英語のマンツーマンレッスンが低価格で受けられるのが、一番の魅力です。  

でも、「フィリピン英語って、実際どうなんだろう?」と思う人もいるのでは。そんな素朴な疑問を、(財)フィリピン留学普及協会・代表理事の峰村篤さんに、ズバリ聞いてきました。のっけからの率直な質問に「英語はフィリピンの公用語ですから、心配しなくても大丈夫です」と峰村さん。  

 

「世界の名だたる企業が、コールセンターをフィリピンに置いていることからもわかるように、フィリピン国民の英語レベルはかなり高い」とのこと。   同協会によれば、10年前に比べると学校数も劇的に増えて学校間の競争も激しくなっていて、授業の質を上げるためTESOL(英語教授法)の資格を持つ教師を揃えるなど、英語の質はきわめてレベルが高く保たれています。   もちろん現地では日本と同じようにまれに地方色豊かな発音の人も見かけるそうですが、各学校間で英語の質を争っているので優秀な先生が揃っているとか。  

峰村さんも「フィリピン人教師は、英語を教えるプロとして、むしろ優れています。彼らは第二外国語として英語を学ぶことの難しさを理解したうえで、それを克服するコツを熟知しているからです。フィリピン人教師の英語は、日本人の私たちにとって聞き取りやすい。同じアジア人としての親近感もあり、心の垣根がないため英語が学習しやすい。その点でもフィリピンは日本人にとってお勧めの留学先です」と太鼓判を押しています。  

 

なるほど、日本では「英語留学=アメリカやイギリスに行かなくては」というイメージが強いですが、英語が学べる学校は近隣のアジア諸国でも増えています。フィリピンは今では日本、韓国、ロシア、台湾、欧州など世界各国からも生徒が集まるようになっているそうです。世界的にフィリピン留学が浸透してきている証しですね。

スパルタ式フィリピン留学とは

多くの語学学校では、朝から晩まで教師と生徒が1対1のマンツーマン授業。キャンパス内に学生寮があり、平日は外出禁止。1日中キャンパスに缶詰で勉強をするスパルタ式のスタイルが特徴。嫌でも英語で話さなければならない環境におかれることで、短期間で確実に英語力がアップすることがフィリピン留学の最大の利点です。 ワーキングホリデー前にしっかりと英語力をつけたい人やワーキングホリデーであまり英語力が身につかなかったと思う人が、その帰りにフィリピンのスパルタ式で学んだりしています。 多くの学校が集まるのがセブ。環境や治安の面で人気なので、日本人が多くなる傾向にあります。他にも天空の都市と呼ばれるバギオやメトロマニラ、ターラックやクラークなどもおススメです。

日本でも人気急上昇

スパルタ式勉強法の発祥は韓国。2000年の初め、韓国人の英語力向上を目的に、フィリピンに次々と韓国資本の語学学校が開校し、改良を加えながら現在のカリキュラムが確立しました。2008年頃から日本でもフィリピン留学が知られるようになり、人気が高まるにつれて日本資本の学校も増えていきました。韓国がつくったプログラムのよい面を活かしつつ、日本人に合ったプログラムやきめ細かなサービスを提供しています。短期間で安価に効 果を実感できるフィリピン留学は、韓国、日本はもちろん、台湾、タイ、ベトナムなどさまざまな国の学生の間でも人気が高まっています。

フィリピン留学の費用

語学留学にかかる費用

ビザ申請料金 7千円~2万円
航空券往復 2~5万円
保険料 1~2万円/月
学費 5~10万円/月
宿泊費/生活費 3~5万円/月

大学留学にかかる費用

ビザ申請料金 7千円~2万円
航空券往復 2~5万円
保険料 15~20万円/年
学費 10~40万円/年
宿泊費/生活費 3~5万円/月

インターンシップにかかる費用

ビザ申請料金 7千円~2万円
航空券往復 2~5万円
保険料 1~2万円/月
宿泊費/生活費 2~5万円/月
※アルバイト(収入) 0~2万円/月

親子留学にかかる費用

ビザ申請料金 7千円~1万円
航空券往復 2~5万円
保険料 1~2万円/月
学費 3~5万円/月
宿泊費/生活費 3~5万円/月

フィリピンの基本情報

首都 マニラ
人口 104,900,000人
治安 場所による

フィリピン留学!成功する語学学校の選び方は?

フィリピンへの留学生はこの10年でどんどん増え続け、語学学校も増加中です。選択肢が多いのは良いけれど、学校選びには迷いますよね。   そこでフィリピン留学普及協会代表理事・峰村篤さんに、語学学校選びのポイントを教えていただきました。  

まず目的を明確にしよう。

まずは、自分の目的とあわせること。短期間でリゾート気分を味わいたい人はタクマンなど海の近くを、落ち着いた場所でゆっくり勉強に集中したい人はバコロドなど落ち着いた土地を選ぶといいでしょう。また語学学校の外国人比率も気になるところ。韓国経営の学校だと食事に偏りがある場合もあります。日本経営の学校だと和食がでたり、日本人好みの行き届いたサービスがありますが、比較的留学費用が高いのが難点。TOIECやTOFELなど英語力を上げたいなら、授業がびっしりで宿題もあり、外出禁止で英語にどっぷり浸れるスパルタ校を、フィリピンの現地生活を楽しみたいならもう少し緩めの学校を選ぶのも。どちらが良いかはバランスで考えて学校を見極めましょう。  

値段で選ぶと失敗しやすい?!

フィリピン留学は留学費用が低く抑えられるのが人気のポイントですが、語学学校によって費用にかなり差があります。峰村さんによれば「学校の立地にもよるし、日本にオフィスを構えている語学学校はやはり割高になる傾向があります。必ずしも値段と学校の質が比例するわけでないけれど、あまりにも安価だと、先生の質が疑われることも」とのこと。格安だからと飛びつかないで、慎重に選びましょう。宿泊する寮の設備は、簡素なものから、ジムやプールが着いた豪華なものまでさまざま。「新しい学校の建物がきれいなのは当然です。古い学校は英語を教える経験値が高いので、設備が古くても中身を見極めたほうがいい」とのこと。あくまでも英語力の向上を目指すならそのあたりは許容範囲と考えましょう。  

エージェントに相談しましょう。

そういった留学先の見極めは、やはり初心者には難しいもの。ここは学校選びのプロである留学エージェントに相談するのが一番です。TESDA (フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁)認定校、SSP(Special Study Permit)の認可登録かどうか、常勤の日本人スタッフがいるかどうかなど、思ったことを率直に相談しておきましょう。留学する島や地区などによって雰囲気もがらりと変わりますので、体験したい雰囲気も伝えてくださいね。   峰村さんのおススメは、「生活に便利な市内の学校を選んで、週末にリゾート地に行く」だそうですよ。   以上のポイントを参考に、自分に合う学校を探してフィリピン留学を成功させてくださいね!  

フィリピン留学中、休日はどう過ごす?

 

フィリピン留学に来る方は、英語を飛躍的に伸ばしたいという目的で来る方がほとんどです。学校側も英語学習に集中できるようにと、平日夜間の外出を禁止している学校が多くあります。   フィリピンに留学すると、平日はほぼ学校に缶詰状態で勉強することになりますが、日本の寮と違って掃除も洗濯もランドリーサービスが全部やってくれるので休日はオールフリー。 思いっきり遊んだり、現地の文化に触れたり、楽しい思い出を作りたいですね。  

 

フィリピン留学普及協会・代表理事の峰村篤さんは、「フィリピンに行ったら、やっぱり海を満喫してほしいですね。セブ市内からビーチまで日帰りで行けますし、ダイビングのライセンスが格安で、しかも週末の数日で取得できます」とのこと。セブ島のオスロブでは、ジンベイザメも見られることもあるそうです。もちろんリゾート気分のアイランドホッピングやシティツアーも楽しめます。   その他、休日プログラムは学校によってさまざま用意されています。ボランティアとして日本語学校で日本語を教えたり、ストリートチルドレンを支援したり、マングローブの植林をしたりといった活動に参加できます。学校にこういたプログラムがなくともボランティアをしてみたい方は現地のNGOに問い合わせておくとよいでしょう。  

 

女性でしたらマッサージやショッピングでのんびり過ごすのも良いですね。近くのショッピングセンターはアメリカの人気ブランドや近代的な設備が整っています。 同協会スタッフは、「日本からの荷物は最小限にして、現地で安いTシャツやジーンズを買っても楽しいですよ。日用品は現地でほぼ揃います。ただ、薬と虫よけは日本から持参して下さい。蚊取り線香や電池式虫よけは現地にありません」とのこと。  

最後にはずせないのが、留学仲間との交流。平日はマンツーマンのレッスンが中心になることが多いので食事の時間に積極的に話しかけましょう。 週末は寮の友達と一緒に食事をする、小旅行をするなどして、交流を深めるのもいいですね。多国籍の友人を作ると、滞在中の英語学習のモチベーションにも繋がります。   また最近、日本からシニア層の留学生も増えているそうです。日本では接する機会のない世代の人と、南国でビール片手に人生を語る、なんていうのもステキですね。留学が終わってからも続く、国籍や年齢、性別を越えた友達は、貴重な財産になるでしょう。

SLPCスタディツアーに参加しよう!

留学だけでなく、フィリピンで社会貢献活動をしたい、ボランティアに参加したい、そんな人にぜひ知ってほしいのが、「SLPCスタディツアー」。 セブの貧困地域に暮らす子どもたちへの教育、食育を目的とした活動を行います。  

 

 

SLPC(Sustainable Livelihood Projects Cebu)とは フィリピンには、家も親もなく、日々の食べる物にも困っているストリート・チルドレンがたくさんいます。そんな子どもたちに、お腹いっぱい食べさせてあげたい。SLPCは、そんな気持ちからスタートしたNGOです。 フィリピンのセブ島に住む、貧困層の子どもたちに「食事」「教育」「職」を提供することを目的として、配給活動や栽培活動(フェアトレード)、被災者支援、スカラシップ制度、スタディツアーなどの活動をしています。  

 

フィリピンの留学プログラムをチェック

フィリピンの医療事情

医療事情

フィリピンは熱帯モンスーンに属しており、高温多湿。乾季と暑気、雨季に分けられています。雨季には食中毒、デング熱の流行が報告されています。

マニラでは慢性的な交通渋滞で、大気汚染が問題となっています。

医療は都市部と地方の格差が大きいため、治療は都市部で受けることをおススメします。また結核罹患率が高いので気をつける必要があります。蚊が媒介する疾患として日本脳炎・デング熱・ジカ熱・チクングニア熱・マラリア・フィラリア等あるので蚊に刺されないよう十分注意する必要があります。

マラリア流行地へ出かけるときはマラロン等予防薬を服用する必要があります。

A型肝炎

A型肝炎は経口感染するではA型肝炎予防接種が必要です。

破傷風・ジフテリア

20191024日マニラを含む地域でジフテリアの流行が確認されており、Tdap等破傷風・ジフテリアを含むワクチンの接種が推奨されております。

狂犬病

日本人も、帰国後に治療したけれど狂犬病で亡くなることがあります。発症すると死亡はおよそ100%です。犬以外の野生動物も狂犬病に罹患するため動物に噛まれた場合は医療機関を受診しその日のうちにHRIG(人狂犬病免疫グロブリン)と狂犬病ワクチンを接種する必要があります。

麻疹

麻疹も流行しています。過去に麻疹感染の既往がなく麻疹ワクチンを2回接種(1歳以降及び学童期)が完了していない方は感染のリスクがあるので追加接種をお勧めします。なお病院等の麻疹抗体検査で抗体陽性であれば感染のリスクは低いです。

ポリオ

日本人で1975年から77年生まれの方はポリオ抗体保有率が低いのでポリオワクチンの1回追加接種をすることをおススメします。

マラリア

マラリア流行地域に旅行する場合はマラリア予防薬を服用する必要があります。渡航外来で相談しましょう。

日本脳炎

日本脳炎流行地域です。基礎免疫がない場合、日本脳炎のワクチン接種が必要です。北海道、青森県出身者は基礎免疫がほとんどありませんので母子手帳で確認のうえ日本脳炎ワクチン接種を受けてください。

B型肝炎

フィリピンではB型肝炎キャリアが10%を超えています。B型肝炎は血液・体液・唾液で感染します。渡航前にワクチン接種をおススメします。

腸チフス

腸チフスの流行地域です。生ものや屋台の食べ物を食べたい方は腸チフスワクチンを渡航前に接種すると安心です。

 

「情報提供:品川イーストクリニック」

出発までのスケジュール

フィリピン留学までのステップ

Step 1 情報を集める

まずは、インターネットや留学雑誌などで情報を集めましょう。公的なwebサイトとしては、次のようなものがあります。

フィリピン政府観光省

 そのほか、フィリピン政府観光省とフィリピン留学普及協会が共催で毎年フィリピン英語留学フェアを開催しています。留学体験者に聞くのも参考になるでしょう。

Step2 留学エージェントを探す

現在フィリピンには、500校以上の英語学校があるといわれていますが、留学業界は法整備が遅れており、学校の質は玉石混淆。直接学校にコンタクトを取り情報を集めることもできますが、不安なら信頼のおける留学エージェントを通じて学校選びをすると安心です。しかし、残念なことに、留学エージェントも信頼がおけるところばかりとは限りません。必ず数社から情報を集め、納得のいくエージェントを選びましょう。

Step3 学校を決める

留学の目的を明確にし、予算、期間などを考慮しながら学校を決めます。留学エージェントを通して学校を探す場合、手続きは、留学エージェントが代行してくれます。

Step4 渡航手続きをする

1.出発前に必要なもの

パスポートを用意する

 有効残存期間:帰国時まで

航空券

 復路または他国への出国チケットが必須

 

2.現地で必要な手続き

ビザの延長手続き

 滞在が31日間以上の場合

SSP(特別就学許可証)の申請

ACRIカード(外国人登録証)の申請

※現地での手続きは学校が代行してくれるのが一般的です。

Step 5 フィリピンへGo!

授業開始の前日には現地入りします。学生寮の都合もあるので、早すぎてもいけません。空港から学校へ行くのが不安な人は、学校の送迎サービスを申し込むといいでしょう(学校によって有料・無料の場合がある)。

良いエージェントの見つけ方

1.歴史が長い

2.CROSS (※1)の認定を受けているか、JAOS (※2)に加盟している

3. 希望をじっくり聞いてくれる

4.質問にていねいに答えてくれる

5.特定の学校だけを強く勧めてこない

6.契約や支払を急がせない

7.キャンセル時の条件なども丁寧に教えてくれる

 

※1 JCROSS:一般社団法人 留学サービス審査機構。 留学エージェントなどの留学サービス業者の質を保証するための基準を作成し、業者が遵守しているかチェックする第三者機関

※2 JAOS:一般社団法人JAOS海外留学協議会。安心できる留学環境実現のために、留学に関わる事業者に対し、サービス内容や費用、広告の表現などについてガイドラインを設けている。

学校選びのポイント

1.場所で選ぶ

語学学校は、南のビサヤ地区(セブ島、ダバオ、バコロド等)、マニラのあるルソン島地区(クラーク、バギオ等)に多くあります。マニラはフィリピンの首都であり大都会です。ダバオ、バコロド等は、マニラから飛行機で1時間〜1時間30分の地方都市、バギオは、マニラから車で3時間位の高原リゾートです。セブは、日本人にも人気のリゾートですが、学校の多いエリアは、海が近いマクタン島と、中心街のセブ・シティとに分かれます。地方都市は都会に比べて授業料も物価も若干安くなります。リゾートも楽しみたいのか、都会の利便性を優先するのか、田舎でのんびり過ごしたいのかなど、目的やライフスタイルによって場所を決めるといいでしょう。

 

2. 学校タイプで選ぶ

フィリピンの語学学校には、キャンパス型、ビル型、スパルタ型、セミスパルタ型など、さまざまなタイプがあります。また、歴史の長さ、日本資本の学校か、韓国資本の学校かによっても雰囲気は異なります。

 

3.寮のタイプで選ぶ

キャンパス内に学生寮がある学校、外部の学生寮やホテル、コンドミニアム、シェアハウスに滞在する学校があります。キャンパス内に学生寮がある場合は、通学時間がかからず、また授業の合間に自室で休むこともできる点が便利です。外部の寮やホテルの場合は、徒歩やバス(学校からシャトルバスが出ていることが多い)などで通学しなければなりませんが、外の世界にも触れられるというメリットがあります。高級リゾートホテルで滞在できることが売りになっている学校もあります。部屋は、1人部屋から6人部屋まであります。人数が多くなるほど費用は安く抑えられますが、シャワーやトイレはルームメイトと共用になりますし、気疲れすることも。予算か、快適性か、何を優先するのかで判断しましょう。また、シャワーは温水が出るか冷水だけか、クーラーやWi - Fiは完備されているかなど、施設設備についても確認しましょう。

 

4.政府公認の学校を選ぶ

フィリピンで英語学校を経営するには、TESDA (フィリピン政府認定)とS S Pの取得認定校の資格が必要です。認定校かどうかを必ず確認しましょう。

 

5.コースやプログラムで決める

月〜金曜までマンツーマン授業が4時間、グループレッスンが2時間、無料オプションレッスンが2時間の合計8時間が、多くの学校の一般的なコース。学校によってマンツーマン授業のみも可能、土曜授業があるなど、異なりますので確認しておきましょう。プログラムは、一般英語コース、ビジネスコース、IELTSやTOEIC、TOEFLなどの資格試験対策コースなどを提供しています。資格試験対策コースでは、目標点に達するまで指導してくれる「点数保証」つきのコースを提供する学校もあります。これも学校ごとに内容やメソッドが異なりますので、自分の目的と照らし合わせて最適なプログラムを選びましょう。

 

6.日本人スタッフが常駐しているかどうかを確認する

病気をしたとき、先生やクラスメイトとトラブルになったとき、部屋の設備が故障したときなど、英語ではうまく伝えられない事態が起こったときには日本人スタッフがいると心強いもの。日本人スタッフがいるかどうかも確認しておくといいでしょう。

 

 

フィリピンの料理

 

 

フィリピンの語学学校は一日三食付きのところがほとんど。勉強に集中できるのは嬉しいけれど、どんな食事が出るのでしょう?   フィリピンでは、元々、韓国経営の語学学校が多く、寮での食事も韓国料理が多い傾向がありました。「毎食キムチが出る」なんて噂を聞いたことがあるかもしれませんね。   (財)フィリピン留学普及協会によれば、「最近は日系の語学学校も増えているので、寮ではカレーライスやソバなどの日本食が登場することもあります。もちろんフィリピン料理も出てきます。フィリピン料理は全体的に甘辛く濃い味のものが多く、ご飯によく合いますよ」とのこと。  

 

フィリピン留学の経験もある同協会のスタッフは、「基本的に平日は三食とも寮で食べることになりますが、週末は、ぜひ外に出てフィリピンの郷土料理を試して下さい。おすすめは、ショッピングセンターに入っているフィリピン料理店のシニガンスープ。タマリンドがスパイスとなった酸っぱいスープで、疲れた身体に効きます」とアドバイスしてくれました。他にも地元ではマクドナルドと同じくらい世界的に有名なハンバーガーチェーンJollibee(ジョリビー)が留学生には人気です。  

 

注意が必要なのは、屋台などの食べ物。現地の生活に馴れてくると、興味本位でついつい手を出したくなるものですが、やはり日本人の体質には合わず、お腹を壊す可能性が高いので、見るだけにしておくのが賢明そうです。  

マンゴやバナナといった南国フルーツは安くて甘味たっぷりなので、ビタミン補給にもお勧めですね。   寮では禁酒というところが多いですが、お酒が飲める年齢なら、週末ぐらいクラスメートと現地ビールで乾杯するのも楽しいですね。現地のビールは、サンミゲル。ぬるいビールを氷を入れたグラスで飲むのが一般的です。寮生活は基本的に禁酒ですので、開放された休日に飲むビールの味は格別です。ただ、飲みすぎてトラブルに巻き込まれることのないように!  

フィリピンの社会

フィリピンは安全なの?

 

フィリピン留学する際に気になるのが、安全面。日本人のイメージではまだまだ危険なんじゃないか?という気がしてしまいます。  

フィリピン留学普及協会の峰村さんは「特に危険と言うことはありませんね」と心配症になりがちな留学未経験者の気持ちを察してくれました。日本と違ってどこの外国でも夜は暗い場所を一人歩きしない、貴重品はしっかり保管するは最低限のルール。自分から危険を冒さないのが危険から身を守ることにつながります。  

 

「学校に着いたら、初日のオリエンテーションで、危ない地域はどこか、何に注意をすれば良いのかなどの説明があるので、しっかり守っておけば心配はありません。学校は安全な場所にありますし、困ったときの安全面でのサポート体制も整っています」とのこと。  

忘れてはいけないのは、どんな外国でも絶対に安全とは言い切れないこと。本人の心がけがとても大事になります。現地では、スラムや裏通りに行かない、多額の現金を持ち歩かない、後ろポケットに財布を入れない、華美な服装で出歩かないなど、注意点をしっかり守り、余計なトラブルに巻き込まれないようにしましょう。  

町中で声をかけられたからと嬉しくなって着いて行ったり、酒場で仲良くなった現地の人にすすめられるまま酒を飲みすぎたりしないよう、とこのあたりは大人の責任で対応しましょう。  

 

さらに、「留学して数週間後に、ご両親から、『子どもから連絡がないが大丈夫か』という問い合わせをもらうことがありますが、現地に連絡してみると、ほとんどの場合が、留学生活が楽しくて、日本に連絡するのを忘れていただけ」だそうですよ。   日本で心配するご家族を安心させるためにも、現地からこまめな連絡もお忘れなく!  

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