世界の家【フィリピン編】

公開:2019-02-06 更新:2019/02/06

今回はフィリピン編です。 今や留学で多くの方が訪れているフィリピン。 亜熱帯の国、フィリピンの家はどんな感じなのでしょうか。
フィリピンの伝統的な家といえば、ニッパヤシというヤシ科の植物の葉を屋根材や壁材として用いた家です。 竹を骨組みとしてニッパヤシの葉を編みこんだものを作り、それを屋根や壁に用いるそうです。 ニッパヤシの屋根は風雨にも強く風通しが良いので、湿気の高い亜熱帯の国に適しています。 ニッパヤシの家は、リビング、寝室だけという平屋の二部屋の家が多いようですが、木造の家や、コンクリートの家は二階建て、三階建てがあります。


フィリピンの住宅タイプは、コンドミニアム、アパート、タウンハウス、一戸建てがあります。 一番多いのがタウンハウス。 2つ以上の住宅を1棟に建て連ねたもので日本の長屋のようなものです。 狭い土地で多くの家が建てられる利点があります。
外国人が多く住んでいるのは、ビレッジと呼ばれる住宅街の一戸建てです。 ビレッジには入り口が門になっており、ガードマンが立っています。 居住者以外の人は身分証明書を提示させられることがあります。


中級のコンドミニアムでは、プール付、ジム付きが一般的で有人セキュリティーが24時間体制で監視してくれます。
日本では、「南向きの家が良い」とされていますが、フィリピンでは暑いので好まれません。 涼しい方角、東や北が良いみたいです。 やはり、国によって気候が違うのでそれぞれの国で快適に住むための工夫がされていて面白いですよね。 「常識」というのは国によって全く違うので、海外へ行く際はその国の「常識」を理解することが大切ですね。

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