Auckland Food Show ~わたしの注目商品編~
皆さんこんにちは!有泉歩美です。
前回は、7月27-30日の4日間にかけて開催された
「Auckland Food Show 2017」の『ニュージーランドワイン編』をお届けしました。
このイベントでどのようなワインが楽しめたのか、少しは感じていただけたでしょうか?
そして2回目の今回は、『わたしの注目商品編』!
300以上のブースの中から、私が特に気になった商品の数々をレポートします。
また、イベント会場を彩るちょっとした工夫にも気が付いたので、その点についてもおまけにご紹介していきたいと思います。
ニュージーランドに広がる、あの日本食材
会場をトコトコ歩いていると、なんだかとても親しみやすい文字が視界に入って来ました。そう”日本語”の商品ラベルや看板です!笑
前回の記事でも述べたように、このイベントにはニュージーランド産だけでなく、世界各国からの製品が集まっています。
そしてもちろん日本からも!中でも一際賑わいを見せていた2件をご紹介します。
【北海道滝川産のお米:Wholesum Japan Company】
まず注目したのは、北海道滝川産のお米「ななつぼし」を販売するこちらのブース。
ニュージーランドに来てから、美味しいお米をなかなか食べる機会のなかった私。
試食させていただいたのですが、久しぶりの日本米は感激するほど美味しかったです!!!
もともとはニュージーランドの酒類製品に関するインポーターをしているHOROMATA JAPANの酒詰さん。(写真右)
ニュージーランドで日本酒を作っている方もなかなかこちらでは日本の酒米は手に入らない、そして一般消費者もスーパーで日本米を手に入れるのは容易なことではない。そんな現状をヒントに、北海道滝川市と協力して「ななつぼし」をニュージーランドで販売するに至ったのだとか。
そしてお米だけに限らず、お米関連の食材も販売。
お土産に「お米のパンケーキの粉」を頂いたので、お家に帰って早速作ってみたのですが、これがまたとても美味しい!
普通のホットケーキよりももちもちの食感。ふんわりとお米の風味が感じられ黒蜜が欲しくなるような、和風テイストの味わいが本当に美味でした。
実は私のホストファミリーはグルテン・アレルギーを持っているのですが、そんな方にも安心の米粉。グルテン・フリーのこのパンケーキはファミリーにも大好評でした。
ニュージーランドで日本米製品が流行る日も近いかもしれませんね…!笑
【日本の餃子:Akemi’s Gyoza】
続いては、日本の餃子を味わえるこちらのお店。
「豚×にんにく」「チキン×エビ」「味噌×しいたけ」の3種類から、定番の「豚×にんにく」をいただきました。
ニュージーランドの中華レストランの餃子は、にんにくが強くて、少々脂っこい。
そういった餃子とは打って変わった、もちもちでさっぱりとした醤油タレによく合うこの日本の餃子は、まさに大満足の一品でした。
向かいに座っていた奥様にも「その餃子美味しそうね!お店はどこ?」と聞かれ、外国人の方にも大好評の様子。
こうやって日本の食文化が海外でも認められ、多くの人に楽しんでもらえるのは、日本人としてとても誇り高いことだなぁと非常に嬉しい気持ちになりました。
ニュージーランドならではのナチュラル製品も見所
続いてご紹介したいのは、ニュージーランドならではの製品たち。
健康や環境に配慮した製品が多いニュージーランドで見つけた、2つのおもしろ製品をご紹介します。
【何度も使えるラップ:Bee-wrapt】
会場内にとっても可愛い装いのブースを発見。
こちらのお店では、コットンとビーズワックス(蜜蝋)で作られた使い回しができるラップを販売していました。
確かに私たちが普段使っているサランラップは石油を原料としており、使い終わった後はゴミにもなるし、廃棄時の有害性も懸念されます。
一方で、このBee-wraptはそういった心配が一切いらない、とてもエコな製品なのです。
さらに蜜蝋は殺菌効果もあるため、パンなどをくるむとカビが生えるのを遅らせる天然の効果もあり、まさに一石二鳥の製品なのです。
そして何よりデザインが豊富で、とっても可愛いのが特徴です♪
ニュージーランドのお土産としても喜ばれそうなおもしろ製品だなぁと思いました?!
【オーガニック歯磨き粉:Grin Natural Products】
続いて注目したのがこちら。
ナチュラル製品が注目されるニュージーランドですが、なんと歯磨き粉までもがオーガニックに!
天然抗菌剤や防腐剤として、プロポリス(ミツバチから作られた植物樹脂や密猟)、マヌカオイルを使用しているところが特徴なのだとか。
さらにこのプロポリスは知覚過敏改善の効果もあるそうで、私は即購入!笑
使用した感想は、スッキリしていて使いやすさもバッチリだなぁと!
口に入れるものだから気を遣いたい。お子さんを持つご家庭には、ナチュラル製品とわかっているから安心感があるし、嬉しい商品かもしれません。
おまけ:イベント会場を彩る工夫があちこちに
終始おしゃれな雰囲気の漂うイベント会場。
この秘密はなんなのかな?と会場全体の様子も観察してみました。
そこで、私が発見した「三大おしゃれ」をご紹介します。
①照明がおしゃれ!
会場内にはたくさんの間接照明が用いられていました。
会場全体がおしゃれに感じられたのは、この温かみのある光の風合いからだなぁと。
②ムードがおしゃれ!
会場内の一角でライブを行っているバンド。
曲調も落ち着いていて、コーヒーを片手にここで一息ついているお客さんがたくさんいました。
③ゴミ箱がおしゃれ!(可愛い)
会場内にちょこちょこ登場する、この可愛いゴミ箱。
これなら分別も楽しくなっちゃいますね。
子連れのファミリーや仲良しの友人だけでなく、目新しい商品を探したいビジネスマンやカップルのデートスポットとしても最適な、まさに老若男女が楽しめるイベントでした。
今回のまとめ/次回のコラム
いかがだったでしょうか?
今回のイベントに限らず、ニュージーランドではモーニングマーケットやナイトマーケットがとても盛んで、いろいろな街でこの楽しさを味わえます♪
ニュージーランドに訪れた際は足を運んでみると面白い発見があるかもしれません。
さて次回は・・・
8月23日に参加した、
ワインメーカー「Invivo(インヴィーヴォ)」の株主総会の様子をレポート。
クラウドファンディングを利用した資本集めや斬新な手法のブランディング。
進化し続けるニュージーランドワインを皆さんにも少し感じていただけたらと思います。
それではまた。See ya**