公開:2012-04-27 更新:2019/04/10
Let’s talk about Japan!! (パックンマックンと一緒に日本の文化を英語で紹介!)
そば打ちに挑戦! 国や文化は違っても、食べ物の話題は万国共通。 今回、日本食の代表【そば】の魅力を伝えるため、そば打ちに挑戦したパックンマックン。 自分たちで打ったおそばが到着し、大はしゃぎ。 さて、今回はどんな英語が飛び出すことか?
パックン(以下:パ)
「おぉ、来た来た! そばの太さにムラがあるのが、またいいッ(笑)」
マックン(以下:マ)
「うっ、このごわごわした歯ごたえがたまらないッ! でも、歯ごたえってなんていうの?」
パ
「”Texture”。『ツルツル』とか『ザラザラ』のような『食感』を表すときに使うよ」
マ
「じゃあ、コシがあるっていうのは?」
パ
「う~ん。”elasticity”(弾力)かな。でもアメリカ人は、食べ物について『弾力がある』とは表現しないなあ。”Great flavor and texture”でOK!」
マ
「そばが何でできているかも、説明したいよね。えっと、”SOBA noodles made with flour”でいいの?」
パ
「そば粉は”buckwheat flour”だから”SOBA noodles made with buckwheat flour, flour and some water”(そばは、そば粉と小麦粉と水でできている)が正しいね。”noodles”の”s”も忘れずにね」
マ
「ところで、そばって、3000年くらい昔から日本で食べられてるんだって」
パ
「それなら “SOBA noodles are popular in Japan from ancient times”(そばは、古代からずっと日本人に親しまれている)と言えばいいんじゃない? 昔から今まで、という場合は、”have been”という現在完了を使うこと!」
マ
「日本人が、大晦日にそばを食べる習慣があるのを知ってる? “Japanese people eats SOBA noodles every New Year’s Eve ! “」
パ
「Why?」
マ
「Because……」
パ
「They are hungry ?(お腹すいてるから)」
マ
「違うッ! そばのように、細く長く生きるって意味を込めてるんだよ」
パ
「細く生きるなんて、英語じゃ意味通じないよぉ。”The long SOBA noodles represent long life”(長いそばは、長生きの象徴として代表される)ってことだね」
マ
「そういえば、引っ越しのときも『おそばに末永く』とか『細く長いおつきあい』という意味を込めて、そばを近所に配るんだ」
パ
「なんで細いつき合いがいいの? アメリカでは、”welcome wagon”といって、近所の人が”Handmade”のパンケーキとかクッキーとかを持っていってあげるよ。そういえば、手打ちそばも”Handmade SOBA”だね」
マ
「そっか。でも『そばを打つ』って英語でいうのは難しそうだなあ」
パ
「その場合も”make”でOK」
マ
「ってことは、ぼくらは今日……」 パ「Yes ! We made SOBA!!!」
取材協力/江戸東京そばの会・そば処 玄庵 東京都葛飾区東立石3-24-8 TEL03-3696-5351 http://www.edotokyosoba.com/
この記事を書いた人
パックンマックン:アメリカ人パックンと、日本人マックンのお笑いコンビ、パックンマックン。英語や、アメリカと日本文化の相違をおもしろく取り入れたネタで人気。テレビ、雑誌、ライブを中心に幅広く活躍している。 所属事務所:株式会社ハブ・マーシー |