Hi!Yukiです!
前回はお金について書きましたが、
リクエストにお答え、第二弾!!!
留学して辛かったこと
「いいことばかりでなく、辛かったことも正直に書いてください!」
と留学雑誌Study in NEWZEALANDの社長さんから言っていだきました。
なんて、いい会社なんだ・・・
ご自身もニュージーランド経験のある社長さん(こんがり焼けたイケメン)曰く、
「留学はね、Yukiさん!!!辛いことがあって、それを乗り越えたという自覚があると、素敵な経験になりますよ!!(キラリ)」
だそう。
「あーたのしかったー」だけでは、なかなか心に残らないみたいなのです。
確かに!!!!!
私も、すごーく色々辛いことがあったけれど、今となっては、必要なプロセスだった気がします。自信がついたよ。
じゃぁ、具体的に、何が辛かったのか?心がどう辛くなっちゃったのかを、1年間の時系列でお届け!!!
7月オークランド『不安・不安・不安』
何もかも、初めて。
楽しむよりも、不安!
全てのことがわからず、ニュージーランドに同じく留学中であった、日本人の友達、サイちゃんにずっと相談する。
放課後は何をしていいかわからず、サイのオークランド大学の図書館で一緒に勉強させてもらった。
勉強がしたかったんじゃない!不安だから、日本人といたかったのです。(サイ、ごめん)
学校では、フラットメイトでもクラスメイトでもある、女の子、フヨにべったりとくっついていた。(フヨ、ありがと)
→初めは、日本人の友達に助けを求めました…
8月オークランド『お酒で身と不安を滅ぼしてみる』
なんかもう、不安だから、お酒に逃げる!
ナイトライフに全力投球しました。
こんなにクラブをハシゴして回る日々は、もう二度と訪れないだろう。
踊ってれば英語いらないしね!
「YUKI飲みに行くよ!」の誘いを絶対に断らないようにしていたら、自然と外国人のフラットメイトとも友達になれました。
若い子たちと常にいるので、久しぶりにお酒の失敗なんかもして、
「あーーーーもう、大人なのに何やってるの…一人になりたい…」
けど、部屋は3人部屋。しかも、鬼汚い。
そして、Wi-Fi使えないから、インターネットもできない…
一緒に住んでるサウスアメリカ人の自由さを楽しめたり、楽しめなかったりしながら、
日本から持ってきた小説、「深夜特急」を読んで、海外憧れ力を温存する日々でした…
→お酒と小説でなんとか誤魔化す。
9月 オークランド『英語ができないと、結局ダメだ…』
そんなこんなで、早くも、環境に慣れる。
学生ばかりのフラットで生活するのはすごーーーーく楽しかった!
ただ、英語をあまり話せないことで、仲良くしてくれない子がいたり…
「やっぱ、最低限、話せないといけないのよね…」って心から思っていた。
そして、初めての外国人の友人との別れ。
初めての違う街への移動。
次の街はホームステイをすることになっていて、ホストマザーとの連絡を取るのに、いちいち頭を抱えてしまっていました。
→自分の適応力を信じ込む。
10月マウントマンガヌイ『新しい環境コワーイ』
新しい学校、again。
ものすごいストレスが…まず、ホストファミリーと暮らす。
変な奴だと思われないように、頑張って気を使ってみたり、
でも、ホストファミリーの話す英語が訛りすぎていて理解できず、気が狂いそうに…
そして、新しい学校はとても小さな学校で、みんな既にとっても仲良し。仲間に入れる気がしない…
私は、今回は日本人に頼らず友達を作るというミッションがあったので、
しばらく一人でいるのがとっても辛かった…のを、辛くないふりをするのが、辛かった。
→ホストマザーのごはんが美味しかったので、それだけが1日の楽しみでした。
11月マウントマンガヌイ『黄金期・完全に浮かれる』
完全に適応する。
そもそも、家が綺麗なことに心と体が癒される。
家族みたいな友達がこの学校でできました。YUKIの有頂天時代到来。
放課後はみんなでビーチに行って、
毎週、みんなで旅行して。黄金期を過ごす。
そして逆に、ホストファミリーとのコミュニケーションを完全に諦める。
もう、ホストファミリーに気を使いすぎて、辛かったので、諦めてしまいました…
ほとんど、家にいなかった…今思うと、ちょっと心残り…
→諦めなかったことと、諦めちゃったこと…2つのことはやれない…
12月ニュージーランド一周旅行へ『外国人と四六時中一緒に過ごしてみる』
マウントマンガヌイでキャーキャー過ごしたそのあとは、
マティアス、サラと1ヶ月旅行しました。
バックパッカーやテントに毎日泊まり、遊びたおす日々。
私はここで、外国人との濃密なコミュニケーションに全ての体力を使い尽くし、燃えかすのようになりました…
実際、体力も限界だった。
もちろん、日本語を使うことなんてなかったので、この旅行で英語をかなり覚える。
→意見が割れた時は、英語が一番できる人の言うことを聞く。これが年齢も国も性別も違う人との旅行の秘訣です。
あたいは勿論、ドベ。
1月ネルソン『やる気の消滅』
はいはい、3校目!
転校することにも慣れ、ニュージーランドにも、環境の変化にも慣れた私がどうなったかというと、
全てのやる気が一気になくなりました。
新しく友達作っても、どうせ10週間で別れるし…ってか、疲れた…私のファミリーはマウントマンガヌイにいるし…
病み期の到来です。
完全に病みました。
この学校では、本当にどこにも遊びに行かなかった…
基本はずーーーーっとフラットにいて勉強。
日本語のインターネットは見ないルールにしていたので、疲れた時は、英語の映画をずっと見ていました。
→コミュニケーションに疲れたら勉強!本来の目的は勉強なのです!
2月ネルソン『病んでいても…』
友達づくりを全くしなかった私ですが、それでも、なんとなく友達はできる。
結局、日本に帰国した今も、ずっと連絡を取る友達が、ここでもできました。
だけど、遊びに行ける体力はまだなく…
なんか、留学中って楽しまなくちゃいけないという強迫観念がすごいのですが、
ネルソンの学校がとても気に入っていたので、勉強をいっぱいするのも経験!と、小学校以来の猛勉強!
ああ、それでも…もっとみんなと遊べばよかったなぁ…できなかった…
→留学は旅行じゃなくて生活だから!疲れたら、休もうね。
3月ネルソン『元気を取り戻す』
やっと、この生活で元気を取り戻し、穏やかに友達もでき、一番、しっかり生活していたのが、この時かも。
勉強!勉強!勉強!
そして、やっと友達とも遊ぶようになる。
ここに一生住みたかった…
→必ず、疲れは癒えるのであった。
4月クイーンズタウン『最大の絶望期』
ニュージーランドに来て、一番辛かった時期。
それが、このクイーンズタウンに来た直後!いや、1ヶ月かな。
兎に角、フラットが汚く、フラットメイトも全員ポルトガル語とスペイン語しか喋らず、
なんかもう、私がただ、邪魔なかんじ。
一人で掃除しちゃうのも、嫌味になっちゃってたりなんかして、全然うまくやれない!
ポルトガル語で悪口を言われてる気がして、リビングに行けない…
いろんな人種と友達になって、折角心が開けたのに!やっぱり、異文化怖い!無理!
「ああ、私は結局変われなかったんだ…」と、受け入れられない自分にもショックでした。
髪をピンクに染めて、一人でお酒を沢山飲み、新しいフラットを探し始め、
週末はこのフラットにいてもダメだと思い、一人で登山を始めることに。
→結局、人間は一人だ!一人で遊んで、一人で山へ行くのだ!
5月クイーンズタウン『登山に目覚める』
やーーーーーーー登山っていいものですね!
すっかり、学校とかフラットとか関係無く、一人で登山することに目覚めてしまいました。
そうなってくると、もう、どんな生活でもいいのです。
「ここは私の居場所ではない」と唱えながら、週末の山登りを楽しみにする。
私は、すっかり、ニュージーランドのことが大好きになってしまいました。
山で、沢山の山男山女の友達ができたよ!
これぞ、逆境が齎した利!!!汚いフラットに住んでよかったーー!
で、結局そう思えたら、フラットメイトとも呑んだくれられるようになった。
→最大の乗り越えポイント。ニュージーランドの自然が癒してくれる!
6月クイーンズタウン『山・山・ニュージーランド』
1年の留学最後の月。
もう、何をそんなに躍起になって・・・と思うくらい、山ばかり登りました。
クラスメイトで山友達ができたり、新しいフラットにも引っ越して、そこのニュージーランダーと遊んだり。
楽しかった…
特に、1年間お疲れ的な感傷に浸ることも無く、バタバタ登山して帰国しました。
じゃなきゃ、帰国しなかったかもね。
→行動!何事も、行動!腰が重たかった、ネルソンがあるから行動できたのかも。
こんな感じの負の感情の波で過ごしておりました。
始め不安だったのが、慣れて、楽しくなって、遊びすぎて、疲れて、元気になってきたら、どん底に落ちて、
そこから、気合いで這い上がって、山の頂上へ!
私でも、色々あったのだから、
これ、20歳そこそこの子はもっと不安になっちゃうんだろうなー
10代の子は逆に大丈夫な印象。
辛くなっちゃうのは、「折角の留学、楽しまなくっちゃ損!」ってゆービンボー症からくると思うのです。
そんなことないよ。友達は別にいなくてもいいよ。英語勉強しに来てるんだもん。
あと、「一人で大冒険!」って心に強く刻んでおけば、大概のことはなんとか乗り越えられる気がします。
ニュージーランドにいる間は現実の世界ではないので、モラトリアムを楽しむのですよ。
疲れたら、休んでね!
あと、お金がなくなっていく不安もあったかも、でへへ、飲みすぎちゃった。
兎に角、色々ありましたが、確実にタフになったよ!東京でもこのスキルで生き残れるといいな〜
See you soon!