公開:2020-01-20 更新:2020/01/20
全世界的に圧倒的な人材不足と言われている業界で、早期の人材育成が叫ばれているIT分野。IT分野は今や生活に欠かせない必要なものです。ITのサービスや技術は社会をより良くするために日々進化しています。どんなものにも必ずITの技術がある現代ですが、将来は個人がこういった技術を持っていることが必須になってきそうですね。
IT留学とは聞くけど、いったいどんなことを学ぶのでしょうか?IT留学では主に海外で語学と共にプログラミングを学びます。プログラミングは海外では早期教育に取り入れられるなど、教育現場においても重要な位置づけとなっています。また、日本でも少しづつ認知され始め、小学生~高校生のためのプログラミング教育をおこなう学校や、習い事が増えてきました。プログラミングはITの基礎となるものです。難易度はあるものの、基礎をしっかり勉強することで、難易度の高いIT分野に進んでいくこともできます。
毎年、多くの最先端のIT技術が開発されていますが、そのほとんどが海外でです。世界の技術者の多くが、英語で発表しているので、いち早く最新の技術を知るためには必ず英語力が必要になります。また、プログラミンング言語は英語ベースで作られているので、英語を習得することで、技術の理解が深まります。世界の技術者と交流できることも英語を習得していればこそ。世界のトップの技術をいち早く自分のものにすることができます。
ITと言ってもさまざまな分野があります。プログラマーやエンジニアになることがだけが目的ではありません。もちろん、将来プログラマーやエンジニアとして活躍したい人には英語+プログラミングのスキルは必要になってきます。自分のやりたい道はどれなのかを考え、必要なスキルを身に付けていきましょう。
アプリケーション開発
ソフトウェア開発
ハードウェア開発
ネットワーク
セキュリティ
コンピューターサイエンス
ビッグデータ解析
コンピューター工学
航空・宇宙工学
機械工学
海外でIT分野で就職したい場合は、サーティフィケート(Certificate)やディプロマ(Diploma)などの学位(degree)を取得しておくと就職に有利です。
IT留学をするには、プログラミングなどを教えてくれる専門学校や、大学に入る必要があります。しかし、現在プログラミングスキルをすでに身に付けている、働いているなどでスキルアップのためにIT留学をしたいという場合もあるでしょう。そういった場合は、学校に通うという選択肢ではなく、語学学校に通いながら企業インターンやワーキングホリデーを利用してIT企業でアルバイトをしながら英語を学ぶという方法もあります。
アメリカはITの発展の拠点となるシリコンバレーを擁するIT大国。世界のトップ大学の上位にある大学では、必ずIT分野の学部があります。もちろん、それ以外の多くの大学やコミュニティカレッジにはIT分野の学部があります。また、ITに特化した専門学校に入ることも可能です。大学やコミュニティカレッジに入学する前に、英語のレッスンをしっかり受けて授業について行かれるようにする必要があります。
カナダ
カナダでは特にウェブ産業が発展しています。Flickerはカナダ発祥のサービスと知られています。現在では、FacebookやTwitterなどの世界的な企業が拠点の一つとしてバンクーバー支社があります。多様な文化を受け入れているカナダは移民も多く、異文化を受け入れる体制化が整っています。スタートアップ企業も増えており、IT分野でのチャレンジがしやすい環境です。大学でしっかりと学ぶことができたら、世界的な企業でのインターン→就職ということも夢ではありません。
オーストラリアでは、TAFEと呼ばれる各州ごとに運営されている職業訓練のための専門学校があります。より実践的なスキルを身に付けることができるので、卒業後、就職に役立ちます。IT分野の中でもさまざまなコースがあるので、自分の学びたい分野のスキルを身に付けることができます。また、TAFEでは1年間のコースでサーティフィケート(Certificate IV)、2年間のコースでディプロマ(Diploma)などの修了証を取ることができます。TAFEから大学に編入することもできるので、より深い理解を得たい、学びたいという場合の選択肢に加えることができます。
東南アジア経済の中心、シンガポールでIT分野を学ぶなら、大学に入る必要があります。IT+英語コースなどのIT留学プログラムはあまりないので、事前に英語の学習をして大学入学することをおススメします。高度な技術を持った学生も多く、大学でのIT分野の学習は学生同士が良い刺激を受け合える環境と言えます。また、シンガポールではIT企業へのインターンも盛ん。ある程度のプログラミングスキルがあれば、インターンをしながら英語を学ぶことができます。物価が安く、留学先として人気です。
フィリピン・セブ島には多くのIT+語学学校があり、多くの日本人が留学しています。Webサイトを作成してみる基本のベーシックコースなど、短期で受講できる専門学校が多いので、1年未満の留学には最適です。英語力に自信がない、プログラミング経験がないという人から、スキルアップのために高度なプログラミングを学びたいという人まで、幅広くコースがあるのがセブ島でのIT留学の特徴です。アメリカやカナダの大学でIT分野を専攻して学位を取りたいと考えている人は、事前にセブ島で勉強をしてからという人も少なくありません。
インドは言わずと知れたIT大国です。IT関連の大手企業には必ずと言っていいほど、インド人がいますね。インドはIT分野に特化している学校も多く、IT+英語が叶う国です。優秀なエンジニアやプログラマーを多く生み出しているインドは、穴場的な留学先かもしれませんね。また、物価も安く留学費用が抑えられることも大きな魅力の一つ。インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールにはITの学校が集中しています。
IT分野を学ぶために必要な学費はどれくらいなのでしょう。
アメリカ:約190万円~/年
費用が高いアメリカでは、専門学校、コミュニティカレッジ、大学では値段も大きく変わり、最低でも年間190万円以上かかると考えておきましょう。
カナダ:約150万円~/年
アメリカに比べると少し下がりますが、それでもやはり学費は高めです。
オーストラリア:約50~120万円/年
学費は抑えめなのが嬉しいですね。学校によって大きく差が出ますが、アルバイトなどで生活費を稼ぐことができれば、かなり出費が控えられますね。
シンガポール:約50~100万円/年
学費や生活費を含めても高額ではありません。自炊などで食費の節約をすれば、安く留学できそうですね。
フィリピン:約5~10万円/月
フィリピンでは短くて数週間、長くても3~6ヵ月程度の留学プログラムがほとんどです。また、寮費・食費などがセットになっているプランが主で、格安で行かれる留学先の一つです。
インド:約15~25万円/年
学費が安く、物価も安いので、とにかく安く留学ができます。しかし、衛生面や食事面で不安がある人は、留学エージェントなどに相談してみましょう。
ITの学問や技術は世界共通です。つまり、日本でも海外でも働くことができるようになります。また、将来人手不足を懸念されている分野でもあります。すでに人々の生活に欠かせないITの技術はさらに研究され、成長していく分野といっていいでしょう。スキルをあげたい、英語も一緒に学びたいと考えているならおススメです。大学でしっかり勉強するスタイルから、1~2年でスキルを上げるスタイルまで、さまざまなスタイルで留学することができるIT留学にチャレンジしてみませんか?
この記事を書いた人
「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます! |
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