公開:2012-05-10 更新:2019/04/19
Text/Chiaki Ishii(KRess Europe) Photo/Ikuo Ozasa 中島さんの住むエレファント&キャッスル駅周辺の風景。多方面に向かうバスが運行しており、とても便利な場所。駅前にはショッピングセンターがあって、スーパーマーケットやカフェ、薬局までさまざまなお店が入っている。 熱心に洋服を作る中島さん。趣味や食費にお金をかけない分、本業である勉強のための裁縫道具や布にはお金を使っている。ミシンは今では珍しいペダル式。止めたい時に止められるのがペダル式ミシンの良いところだそう。
美術大学のファッション・デザイン学科に通う中島寛子さんが生活しているのは、大学の学生寮。部屋には専用のシャワーとトイレがあり、見た目も新しくとてもキレイ。「友だちを作りやすいし、ほかのアート系大学に通う学生も同じ寮に滞在しているので刺激になるから」というのが寮生活を選んだ理由だそう。 夜の外食は、週に1、2回。それ以外は自炊をして生活費を節約していると話す中島さん。友人との外食のひと時も、料理研究に余念がないとか。「レストランで食べて美味しかったものを自分でも試してみるんです。先日は、韓国レストランで食べたスパイシーポークにトライしてみたのですが、なかなかうまくできたんですよ」 趣味の音楽は、もっぱらインディーズ。1度のライブ代はだいたい5ポンド(約1000円)とリーズナブルだ。大好きな音楽やアートが街のいたるところにあふれているロンドンの生活は、中島さんにとって、とてもよい刺激となっているようだ。 旅行代の節約には長距離バスを利用! 旅行に行くなら「コーチ」と呼ばれる長距離バスを利用するのが堅実。鉄道より時間はかかるが、メガバスを利用すれば1ポンド(約200円)で、オックスフォードやバーミンガムまで行けるので学生に人気だ。 リリース時期の過ぎたCDやDVDをまとめ買い CDやDVDはまとめ買いがお得。発売から少し日がたったものは、3本で20ポンド(約4000円)や、5本で30ポンド(6000円)など低価格で購入できるので狙い目だ。 日本語フリーペーパーは生活必需品 ロンドンには、日本語による情報誌が複数あり、日本食を扱うスーパーや和食レストランなどで無料配布している。貸部屋やアルバイト募集などの情報が満載のクラシファイド広告は必読。 留学生は鍋でご飯が炊けるようになる!? 自炊をするのは、万国共通の節約術。新品の炊飯器は高価なので、帰国売りを利用するのもいいだろう。鍋でご飯を炊いている学生も多い。慣れれば炊飯器と同様、とてもおいしいごはんが炊けるのでおすすめ。 映画を観るなら平日の昼間がお得 映画の料金は、映画館と時間帯によって異なり、週末のロンドン中心地だと10ポンド(約2000円)ということも。狙い目は、平日の日中で、映画館によっては3.5ポンド(約700円)から楽しめる。
ロンドンの各所にあって、他のスーパーよりも全体的に価格が安いのが嬉しい「テスコ」。自社ブランドの製品はさらにリーズナブルなので愛用している学生も多い! イギリスには、マークス&スペンサー、センズベリー、ウェイトローズなど、数々のスーパーマーケットがあるが、格安スーパーとして有名なのは、ASDAやテスコ。ジャガイモ5キロで1ポンド(約200円)弱、食パン一斤40ペンス(約80円)くらいと、安価で手に入る。スーパーの独自ブランドだとさらに安くなるので、学生にとっては心強い味方。また、節約派のなかには、ネギやバジルを栽培し、食用に使っている人も。ネギは切っても、すぐに生えてくるので、みそ汁の薬味として常備したり、スーパーで売っているポット入りのバジルを、少しずつパスタに使うのも便利。水遣りなど、多少の手間はかかるが、究極の節約術といえるだろう。 関連リンク イギリス留学から探す
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