イギリスの「不動産」事情

公開:2013-08-15 更新:2018/08/02

ほとんどの人が家をシェア。住むエリアの治安確認もしっかりと


ほとんどの人が家をシェアします。

築100年以上という家もざらにあるが、内装は新しくされているので安心を


 

渡英後、まずは語学学校などに通うのであれば、ホームステイ先などを学校で紹介してもらい、生活に慣れたら自分で住まいを探す、というパターンの人が多い。学校や職場でできた友人を通して住まいを紹介してもらう「口コミ」はネット時代においても依然として有効な手段のひとつ。もちろん、ネット上のクラシファイド(日本語サイト「ミックスビー」など)や現地日系不動産会社のウエブサイトなども参考になる。

ロンドンの家賃は地方に比べてかなり高いこともあり、ほとんどの人が家やフラットを数人でシェアする形で住んでいる。この場合、リビング、台所、風呂、トイレが共同ということが多い。家賃は週100〜150ポンドが相場といった感じ。もっと安い所ももちろんあるが、同じ「ロンドン」といえども、エリアによって治安などもずいぶんと違ってくるので、値段と場所(安全性)のバランスを見極めることが大切。また、地価の変動が家賃にも反映する。たとえば以前は治安が悪いといわれていたイースト・エンド(East End)などは、オリンピック開催地跡ということもあり、若い人たちに人気となってその分家賃が上昇してしまったという噂もある。

日本人が多く住むと言われているのは、ロンドン西部のアクトン(Acton)、イーリング(Earling)、北部のフィンチェリー(Finchley)、ゴルダーズグリーン(Golders Green)、南のリッチモンド(Richmond)、ウィンブルドン(Wimbledon)など。日本食レストランや日本食材店もあるので、イギリス生活に慣れるまでの間は、このエリアに住むのもよいだろう。
お部屋の例です。

 

シェアの場合、ベッドや机はもちろん、食器なども備え付けがほとんど


 

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