自分に合うのはどの留学？

学生生活を海外で過ごしてみたい！海外の高校や大学を卒業したい！こんな憧れは誰しも抱くものですよね。しかし、学生生活を海外で送るためためには、準備期間や少ないとは言えない費用がかかるものです。さまざまな方法での留学が可能ですが、費用や期間なども合わせて、自分にぴったりのはどういう留学なのかを考えてみることが大事です。

高校留学、大学留学では、短期・長期の大きな違いから、「私費留学」「交換留学」に分けられて留学する場合がほとんどです。
では、この2つの留学、自分にとって合っているのはどちらの留学なのでしょうか。

私費留学？交換留学？

私費留学とは

個人が留学先や学校を選んで留学するものです。期間も、夏休みを利用した数週間～10ヶ月以下の短期留学、日本の高校や大学を辞めて（または休学して）卒業まで在学する卒業目的の留学など、自由に決められます。

短期留学
夏休みなどの長期休暇中に、現地の学校が提供する2～8週間程度の短期留学プログラムがあります。寮に滞在、またはホームステイをしながら語学研修を受講。午後はスポーツやワークショップなどのアクティビティに参加します。語学学校でも夏・冬休暇を利用したバケーションコースを提供しています。英語はもちろん、スポーツや観光も楽しめる内容になっており、どちらも英語力を問われないので安心して参加できます。

1年留学
私費の1年留学は、交換留学とは違って地域や学校を自由に選べます。交換留学同様、留学中の単位は認められることが多いので、復学が可能になります。（事前に学校に確認）学校選びや手続きにはエージェントの力を借りましょう。

卒業目的留学
日本の学校を辞めて、そのまま海外の学校を卒業します。入学条件は、成績（5段階の3以上が一般的）と英語力。英語力のレベルによっては学校付属の語学学校でのトレーニングや、入学準備コースで英語力をアップさせます。

交換留学とは？

日本と他国の国際交流団体が相互に留学生を送り合うプログラムで、大学の場合は在籍大学の協定校に留学する場合も交換留学と言います。滞在は寮やボランティアのホストファミリー宅になります。日本では、交換留学プログラムを行う団体や留学エージェント、各高校や大学などを利用して行くことができます。
参加するには約1年ほど前から準備を始め、申し込みをしてから選考までにはさまざまな準備が必要になります。現地校に通い、高校生の場合は現地生と同じように勉強やクラブ活動をして過ごします。大学生も現地の学生や他国の留学生と共に勉強や異文化交流に励み、1学年間（10ヵ月）の留学期間になります。交換留学へのプログラム参加では成績や英語技能検定の成績など、一定の基準を設けている場合も多くありますので、事前にできるだけ英語力をつけておきましょう。

メリット・デメリットを確認。どっちが自分に向いてる留学？

私費留学にも交換留学にもメリットやデメリットがあり、個人の目的によっても大きく変わってきます。どちらの特徴も理解して選べば、自分にぴったりの留学ができます！

留学先や地域は選べるの？

私費留学：好きな場所が選べます。
交換留学：希望を出せる場合もありますが、基本的には選べません。

留学先の学校は選べるの？

私費留学：私立・公立も含めて選べます。
交換留学：公立校のみで学校は選べません。

出発の時期を自分で決められる？

私費留学：場所にもよりますが、選ぶことができる場合が多いです。
交換留学：学期にスタート時期である9月に決められています。

滞在方法は選べる？

私費留学：基本的にホームステイですが、寮が選べる場合も。
交換留学：ボランティアによるホームステイのみです。

英語力は？

私費留学：中学レベル（中級）
交換留学：上級レベル

プログラムの費用は？

私費留学：約230～850万円（私立・公立で違う）
交換留学：約140万円

留学生必見！こんなにある給付型留学奨学金 留学には高額な費用がかかります。費用を理由になかなか一歩で踏み出せない留学希望の方におススメ！

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留学に強い高校や大学に入学する

私費留学、交換留学は高校生や大学生が誰でも応募することのできるプログラムがほとんどです。自分で調べて、情報収集をして留学へのモチベーションを高めていくことはもちろんですが、留学に強く学校の教育の中に、交換留学や短期留学、サマープログラム体験などを取り入れている高校や大学も増えてきています。進路を決める際に、留学が必ずある学校を選ぶということもできます。奨学金制度を取り入れている学校もあるので、進学を考えている人はこういった進路を考えるのも一つの手段と言えます。

・交換留学のための姉妹校や協定校がある
・留学を特色としている
・英語の授業に力を入れている

このような特色を持った学校を調べてみましょう。

英語教育・留学・グローバル教育に特色のある高校・大学特集 国内ではあまり広がっていない国際バカロレア認定校や、独自の英語教育を行う学校が増えつつあります。教育の改革により今まではとは全く違う教育のスタイルと人材の育成が求められ、さまざまな特色を持った学校が次々と登場しています。次世代の教育スタイルで学校で学ぶことができる学校をご紹介します！

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向いてるのはどんな人？私費留学・交換留学

私費留学

短期留学

・異文化交流がしたい
・長期滞在は難しい
・長期留学のための下見に

1年留学

・なるべく長く留学したい
・行き先や学校を自由に決めたい
・留学後は日本の学校に復学したい

卒業目的留学

・海外の高校や大学を卒業したい
・親元を離れて生活してみたい
・海外の大学進学を目指している

交換留学

・異文化交流がしたい
・リーズナブルに長期留学したい
・留学後は日本の学校に復学したい

留学は大きな決断のいることです。自分一人では決められないことも多く出てきますね。また、親や学校の先生などの協力も欠かせません。どんな留学がしたいのか、しっかりと考えて留学エージェントのカウンセリングや留学フェアに足を運んでみてください。
準備の期間をしっかり取って、頼れる人からアドバイスをもらえることが留学を成功させる秘訣になります！