イギリスでは非常識？ | あの国で留学

海外の常識・非常識イギリス編

公開：2013-09-24　更新：2018/07/19

パブでは、お互いに気持ちよく
おごり合うのが英国流マナー

楽しく過ごすためにも、イギリス人たちにとってのパブでの常識を覚えておこう

パブはイギリス人にとって大切な社交場のひとつであり、彼らの生活にはなくてはならないほどの存在だ。ワーホリ中はパブに行く機会がたくさんあると思うが、パブでは、注文はカウンターで行い、そこで料金を支払って飲み物を受け取る「キャッシュ・オン・デリバリー」だということをまずは覚えておこう。

また、友人などとパブに出かけた時には、ばらばらに注文に行くのではなく、誰かひとりが全員分の注文を聞き、飲み物を買いに行く（グループの人数が多いときには2人で行く場合も）のがイギリス流。その際、支払いは注文に行った人がする……つまり、全員の分をおごるのだ。そして、2杯目を飲むときには、別の誰かがまた全員分の支払いをする。このように順番におごり合うことを「ラウンド」という。

気をつけたいのは、イギリス人は面と向かっては言わないけれど、いつもおごられてばかりいて自分から気持ちよく支払いをしない人のことを、「あいつは非常識なやつだ」と思っていることが多いということ。パブに行った時にはできるだけ率先しておごるようにして、「気前のいい人」と印象づければ友人が増えるかも!?

一方、レストランでは自分の分だけを払う（割り勘）というのはごく普通だ。パブと違い、レストランではテーブルで会計をするのが一般的だが、テーブルに請求書が1枚置かれても、各自が自分の分だけを支払う。しかも、イギリスはカードでの支払いが一般的なので、それぞれが各自のカードでバラバラに支払ってもOK。日本のようにまとめて支払わなくても、嫌がられることがないので気がラクだ。

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