公開:2018-12-27 更新:2019/08/23
ニュージーランドの人々は、自然を愛する人々。環境保全関連のボランティアが盛んに行われている。ボランティア留学ではファームステイ、オーガニックガーデンなどでの住み込み、ワインやチーズの生産に携わるお手伝などがある。また、高齢者や障害者の方々を支援する社会福祉活動など、慈善活動関連のさまざまなボランティア活動が選択可能だ。ニュージーランドのボランティア留学には多様な機会で活躍できる場面が設けられている。
ニュージーランドでは「ボランティア活動」は自分の時間とスキルを社会に役立て、人々を助けることができるポイジティブな活動として考えられている。ニュージーランドでボランティアをすることで得られる利点は、
・ローカルの仕事を体験し、地元の人と繋がることができる。
・ニュージーランドの自然と人々の保護/幸せに貢献できる。
・将来の就職活動で好印象となる経験ができる。
・慈善活動で人々を助けた経験は、自分のスキルや心の豊かさへ貢献にもなる。
・ニュージーランドの人々の心の豊かさを知ることができる。
などさまざま。
現地の人だけでなく、移民や留学生など多様な国籍の人々がボランティア活動を選択し、ボランティア活動はニュージーランド文化の一部だとも言われている。ボランティア活動には多くのアドバンテージがあるが、1つ目は最も気軽に、ローカルに近い職場体験ができること、その他は、将来の就職活動でその経験が好印象に繋がることだ。多くの候補者の中でもあなたの履歴書はひと際輝くことになる。
※英語授業などが含まれるプログラムには費用がかかる。
【農業/自然系】
・オーガニックガーデンステイ
・ワインヤードステイ
・自然/環境保護ボランティア
ニュージーランドは美しい自然を保有する国で、多数の国立公園や自然世界遺産を保有。
ファームステイや農家でのボランティア活動では、動物、家畜の餌やりなど、ガーデニング(環境整備)、 お客様への接客やご案内、ワイン用のぶどうの収穫など、ボランティアする内容は多岐に渡る。 ステイ先ごとに条件が違うため、留学する前にじっくりと違いを調べることが大切だ。
・お花屋さん/フローリストのボランティア
資格を取得しているプロフェッショナルな講師の下で、 英語+お花屋さんで研修生として働くプログラムなどもある。
【社会福祉系】
・老人ホームボランティア
英語+コミュニケーション力の向上が見込まれる。
利用者の方々と接することで、英語の概念を超えて心暖まる経験ができるだろう。
【教育系】
・日本語教師ボランティア
【日本語教育が行われている教育機関8選】
1. University of Auckland.
2. Auckland University of Technology
3. The University of Canterbury
4. Victoria University of Wellington
5. University of Otago
6. The University of Waikato
7. Ara Institute of Canterbury
8. IPU New Zealand Tertiary
10年程前まではニュージーランドの日本語学習者数はオーストラリア、アメリカ、に次いで3番目だったのに対し
2005年から2012年にかけての過去の7年間で4割も衰退したというデータが発表された。(Masahiro Akiyama 2012) そのため、日本語教師として日本の良さを広め、日本語学習者数の増加に向けて働ける人材へのニーズが高まっている。
・幼稚園のボランティア
幼稚園または保育園のボランティア研修生として、小さな子供たちと遊び、アクティビティやイベントのサポートをする。子供達の明るく元気なバイタリティーに囲まれた生活は「英語+α」を得られる唯一無二な体験となるだろう。
ニュージーランドでは、3カ月以内の滞在であれば、留学でも観光目的でも、ビザ申請は必要ない。報酬得られないボランティアでは、3カ月以内であればビザなしで入国可能だ。
※2019年10月1日以降3ヵ月以内の短期滞在でもNZeTA(電子渡航認証)の事前申請が必要になります。
それ以上の期間であったり、報酬が発生するかしないかによっても取得するビザは変わってくる。下記にあるビザの種類から自分に合ったビザを取得するようにしよう。
・長期観光ビザ(滞在期間最大9ヶ月)※ビザ情報準備中
・就労ビザ(年齢制限や時間制限がない、働くためのビザ)※ビザ情報準備中
・ワーキングホリデービザ(1年間の長期滞在が可能。観光・留学(半年まで)・仕事ができる)
・学生ビザ(週20時間以上、3ヶ月以上就学を希望する場合)
ボランティアとして自分の時間とスキルを無料で費やしてもらう対価として宿泊施設や食事も提供してくれて、参加費用なども無料な場合もある。また、費用は参加のプログラムによってことなるため、参加費用として$400ほど料金がかかる場合もある。
・Seek volunteer
・WWOOF
・Do Good Jobs
・WWF環境省
基本的に上記のような英語のサイトを利用して自分で探せば、参加費用を取られない場合が多い。日本語のサイトで便利なのはNew Zealand daisuki.comだ。
まずは自分が何を目的にボランティアを行いたいのかを決めよう。
【自分への質問の例】
・一人で働くか、大勢で働きたいか。
・英語練習をする機会は欲しいか。
・今自分が持っているスキルを使いたいのか、それとも新しいスキルを学びたいのか 。
・自分は何をすることが好きか。最大限にボランティアに貢献できるのか。
・どんなタイプの人々と働きたいか。(例:子供、高齢、動物、他の移住者、留学生など)
・どんな仕事が良い?(例:ガーデニング・クリエイティブな仕事・会計の手伝い、福祉系、教育系、接客など)
・どれくらいの期間をボランティアに費やしたいか。
これらの質問を自分にしてみて、やりたいことをはっきりさせていこう。
【ニュージーランのボランティア募集 サイト例】
ボランティア先を探せる、Seek volunteerというサイトがある。ニュージーランドの就職活動の際に便利な就職活動サイトだが、ボランティアに向けのサイトも開設している。現地の人とより近づく事のできる、ローカルなボランティアが多いく、移民が多いニュージーランドでは日本人であっても参加を快く受け入れてくれるだろう。
語学学校が手配してくれる場合もあるが、語学学校にいかずにボランティアを探す場合はボランティア募集サイトで、住み込みで食事と宿泊先を用意してくれるボランティア先を探すと良いだろう。
基本的には、18歳以上であればボランティアに参加が可能。学校の長期休みなどを利用してニュージーランドのファームステイや、自然保護のボランティア活動に挑戦してみてはいかがだろうか? ボランティア留学についてもっと知りたい? まずは無料で資料請求をしてみよう。
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