公開:2019-02-06 更新:2019/02/06
ウェリントンには「電車」と「バス」が公共交通機関としてあります。 日本のようにいくつも路線があったり、バス会社があるわけではなく、Metlink(メットリンク)という企業が電車もバスも運営しているので、凄くわかりやすいのが特徴です。
運賃は「Zone」と呼ばれるシステムが使われています。
例えば「Zone 1」の中にある駅・バス停から「Zone 1」にある駅・バス停へ移動するときは、1つのZoneを移動したということで片道「2ドル」します。また「Zone 3」の駅・バス停から「Zone 6」の駅・バス停に移動するとZoneを4つ移動したことになるので片道「5ドル50セント」かかります。
また料金設定はこれ以外にオフピーク※料金、回数券や定期券もあります。
ほかにもスーパーマーケットなどで買うことができるSnapperと呼ばれるSuicaのようなカードがあり、このカードで精算すると20%くらいチケットが安くなります。
電車の料金やSnapperを使用した場合のバス料金を調べたい場合はコチラから
Snapperについてはこちらをご覧ください。 https://www.snapper.co.nz/ ※オフピーク時間:平日9:00-15:00と18:30-最終まで 、土日祝は終日
ウェリントンには大きく分けて2つ、細かく分けると5つの路線があります。
1つはウェリントン駅(Wellington Station)から北へ伸びる路線(下の図の赤い線)と、同じくウェリントン駅からペトネ(Petone)、ローワーハット(Lower Hutt)、アッパーハット(Upper Hutt)を抜けて北東へ伸びる路線(オレンジ色の線)です。
ちなみに灰色の部分は人が住む地域で、それ以外緑のところは山や森なので人は住んでいません。
ウェリントンの電車に乗るとき、大きな駅には電車に乗る前にチケットを買って乗りますが、小さな駅には改札はもちろん券売機すらありません。いきなり駅のホームがポツンとあるだけです。
ではどうするのか?というと電車に乗った後で巡回している車掌さんに目的地を告げてお金を払います。なんとも原始的ですね。日本のような通勤ラッシュがないニュージーランドだからこそできるサービスです。
バスは電車と違ってウェリントンの街中を網の目のように走っています。 バスの路線ごとに番号が振られているので、行き先を路線図で探したり、路線図が書かれたチラシを探すときに便利です。
バスは走る地域によってGo Wellington、Airport Flyer、Valley Flyerといった名前が付いています。
バス停でバスを待ち、乗りたい路線の番号が書かれたバスが来たら、必ずバスの乗口まで行きバスの運転手に手を振るなど合図をします。
ベンチに座ったままで「止まってくれる」と思って待っていると、バスはそのバス停で誰も降りる人がいなくて、バス停で立っている人(乗る人)がいないと、そのまま通過することがありますので要注意です。
バスに乗ったら、降りる場所を運転手に告げ、Zoneに応じた料金を前払いします。Snapperを使う場合は日本のSuicaと同じで乗車時と降車時にスキャナー(右の写真)に読み込ませると運賃が引かれます。バスから降りるときは日本と同じで赤いブザーを押しております。
Metlinkのバスと電車が乗り放題のチケットがバスのみ、電車のみ、電車バス両方乗れるものなどに分かれて全部で7種類発売されています。
一番お得な乗り放題券はMetlink Explorer Ticketです。1日21ドルでMetlinkの電車、バスに乗り放題、しかも15歳までの子どもは1人無料で乗れるのも魅力的です。
購入はバスドライバーか電車の車掌、駅員から行うことができます。
詳しくはコチラをご覧ください。
電車や路線や時刻表、詳しい料金を知りたい方はMetlinkのウェブサイトをチェックするか、駅や観光案内所(iSITE)に置いてある路線の冊子をご覧ください。 Metlink https://www.metlink.org.nz/
時刻表の冊子は右の写真のようなラックに刺さっていることが多いです。
またMetlinkのウェブサイトには「Plan」というツールがあり、Googleマップのように出発地点と目的地を入力すると、電車とバスを使ったルート検索や料金検索を行うことができます。
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