公開:2012-05-15 更新:2019/02/15
あの国31号で募集した、ニュージーランド航空協力企画のニュージーランド特派員。 たくさんご応募いただいた中から選ばれた青木さんの体験レポートをお届けします!
青木 春澄さん(28歳) 東京在住の会社員。3連休と、リフレッシュ休暇の平日5日間、週末の合計10日間のSpecialHolidayとしてニュージーランドへ行ってきました! ニュージーランドでファームステイやトレッキングがしてみたいと思い特派員に応募しました。
ニュージーランドへ到着!
これからオークランド、ファカパパ・ビレッジ、ロトルアの3カ所を長距離バスで回ります。最初に到着したのは、オークランド。「帆の街」と呼ばれるくらいヨットや船で有名な街です。港がとってもきれいなのですが、街を散策してみると坂ばかり。ニュージーランドは、火山でできた国なのでオークランドも坂が多いそう。とても歩きがいがありました。 翌日は、いよいよ小さな頃からの夢だったニュージーランドの牧場へ。フレンドリーな動物たちと、牧場を経営しているご夫婦が出迎えてくれました。ファームでは羊1匹1匹を捕まえて、膝で固定して、薬を飲ませたり、牛に乗せてもらったり。牛はとっても温かくて、足がポカポカしました。食べ物をあげるうちに、私はあっという間に動物たちと仲良し、もとい動物たちにメロメロになったのでした。また、お母さんの用意してくれたご飯、手作りのマフィン、モーニングティ、どれも最高においしい! 楽しいファームから離れがたく、私はまたここに来ようと思いました!
ファームのお父さん、お母さんにも「あなたは私たちの娘だから、自分の家だと思ってまた来てね」と、涙が出るくらいうれしい言葉を頂き、お弁当まで持たせてもらいファームをあとにしました。
オークランドのダウンタウンの中心に建つフェリービルディング。ここの脇から、港を行き交う貨物フェリーや旅客フェリー、さまざまなヨットを眺めることができます。イギリス 統治時代の影響を受け、あちこちにイギリス文化を感じさせるものがありました
トンガリロ国立公園にある ファカパパでは、マウント・ルアペフ登山に挑戦。こんな感じの岩山(標高2797m)を2時間かけて登り、帰りは体をそりにして雪の上を一気に滑り降りてきました
マオリ族の方とマオリ模様の木彫り作品を作りました。1つ1つの模様に意味があり、祈りに合わせて模様を描くそう
たくさん湧き出ている温泉を見学し、お風呂に入ることができるヘルズゲート。泥風呂&泥マッサージでお肌がつるつるに
長距離バスを乗り継いで、オークランド郊外からトゥランギ、そして、目的地のファカパパ・ビレッジに到着。ここファカパパ・ビレッジはトゥランギ国立公園の一角に属しています。ニュージーランドの中でもとても有名な登山スポットで す。いちばん高い山に登るため、リフトを乗り継いで登山口に到着。大昔から定期的に噴火を繰り返してきたこの土地では、なかなか木々が育たないそうです。噴火の影響でところどころ赤く染まった岩を登っていきました。そして、よう やく頂上へ。頂上からも温泉が湧き出ていて、温泉の湖ができていました。
翌日は再び長距離バスに乗って、ロトルアへ。ロトルアは、とてもきれいな歴史ある街です。千年近く前にニュージーランドに住み始めたマオリという現住民族が多く 住んでいる土地でもあります。マオリ博物館で歴史を勉強したり、マオリコンサートを見たり、マオリの伝統的料理ハンギを食べたり、マオリの簡単な彫刻を作ったりしました。温泉の町、ロトルアではあちこちから温泉が湧き出ています。ボコボコという音、モクモクと白い蒸気に自然のエネルギーを感じます。温泉の温度は低いところでは70度弱、高いところでは360度にもなるそうです。「地球」という大自然の上に生かされている私。自分というものが、何だかちっぽけに思えて きました。
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