【体験レポート】南の島、フィジーで語学留学 アクティビティもいっぱい

公開:2014-02-15 更新:2019/02/20

ホストファミリーと訪れた村

ホストファミリーと訪れた村。誕生パーティのために、親戚の家に親族が大集合。子ども達は裸足で駆け回り、元気いっぱい!

 

今回、特派員が体験したのは、南太平洋の中でもリゾート地として人気の高い国、フィジーでの留学プログラム。現地の小・中学校に併設された語学学校で英語を学び、親切なフィジー人の家庭でホームステイをしながら、フィジーの文化に触れるというもの。学校では、休み時間や放課後に、人なつっこい現地の子ども達との交流が楽しめるのも特徴だ。  

 

また、リゾート地ならではのアクティビティも充実。プロゴルファーが指導してくれるゴルフレッスンや、小さな島を訪れるクルーズでは、日頃の疲れを忘れてバカンス気分が味わえるはず。   そして、最大の魅力は手つかずの大自然が残るフィジーで、のびのびと生活をしながら、フィジアンとのコミュニケーションを通して英語が身に付くこと。この環境は、他では得られない。  

 

このプログラムに挑戦してくれた観野佐和子さんは、留学経験はあるものの、ホームステイは初めて。フィジアン・ファミリーの温かさに触れ、充実した日々を過ごしてくれた。  

人なつっこい子どもたちとはすぐに仲良しになれた!

ホストファミリー

お世話になった家族。お父さんのトマシ、お母さんのレベッカ、兄のジュニア、妹のローズメリー

留学の経験はあるものの、ホームステイは初めて。フィジー人がどんな人達なのかわからないし、少なからず不安はありました。ところが、フィジーの人々はとても親切でフレンドリーそのもの!温かい歓迎を受けて、そんな不安は吹き飛びました。  

 

ホストファミリーは、スタイリッシュなお母さんと家族思いの優しいお父さん、やんちゃで元気いっぱいの男の子と女の子の4人家族。子どもたちと打ち解けられるのか心配でしたが、フィジーの子どもは人なつっこく、私を慕ってくれたのでうれしかったです。私はひとりっ子なので、小さな弟と妹ができたような新鮮な気分。折り紙を教えたり、木に登ったり、楽しい時間を過ごしました。お父さん、お母さんとは日本とフィジーの文化だけでなく、人生についても語り合い、毎晩夜更かししてしまったけど、おかげで英語での会話にもすっかり慣れました。  

 

滞在中、印象的だったのは、フィジーの人々が家族を心から大切にするということ。週末、妹のローズメリーといとこの誕生日を一緒に祝うため、お父さんの出身地である村に出かけたのですが、集まった親族は総勢なんと50人!盛大にお祝いする光景に、家族の強い絆を感じました。こんなアットホームな家族に加わることができて、本当にうれしいです。  

手料理

手料理がズラリと並べられ、私も客人としてごちそうになりました!村では、客人、男性、子どもが先に食べて、女性は後なのだそう

 

  ホームステイ先の部屋

お母さんのセンスが抜群で、部屋はとってもかわいかった!新興住宅地だけど、早朝、ニワトリや犬の鳴き声で目が覚めるのどかな環境

 

初めてのマリンスポーツやゴルフにも、果敢に挑戦

カヤック

初めて乗ったカヤック。コツがつかめるとスイスイ進んで、気持ちいい?!青い空と透き通ったエメラルドグリーンの海にも感激

 

  滞在したナンディは、フィジーの中でも有名なリゾート地。さまざまなアクティビティが楽しめるとあって、私も積極的に参加しました。  

クルーズで訪れたサウスシーアイランドという小さな島では、シュノーケリングとカヤックに初挑戦。シュノーケリングでは、たくさんの魚たちを間近で観察することができて、感激!カヤックは漕ぎ方がわからず戸惑ったのですが、コツがつかめたらうまく進むようになって、けっこう楽しめました。泳ぎに自信はなかったけど、ライフジャケットを付ければ安心。思い切ってやってみてよかった。そして何より、透き通ったエメラルドグリーンの海が素晴らしかったです!  

別の日には、ゴルフレッスンにも挑戦しました。まったくの初心者なので、スイングもまともにできず、球を打つのに芝を掘ってばかり……。でも、プロゴルファーの方がていねいに指導してくれたので、最後のほうは掘らずに打てるようになりました。パターは、初めてにしてはまぁまぁだったけど、どうやら私にはゴルフのセンスはなさそう!?  

 

シュノーケリング

シュノーケリングにも初挑戦!

 

  ゴルフ

ゴルフは初めてで、スイングもままならなかったけど、パターはまぁまぁの出来でホッ

現地の子ども達の前でがんばった英語のスピーチ

スピーチ

日本の文化を現地の子ども達に紹介する「ジャパニーズ・レッスン」。英語でのスピーチはすごく勉強になったし、子ども達が熱心に聞いてくれて嬉しかった

 

  午前中に通ったのは、フィジー唯一の語学学校「ナマカ・パブリック・フリーバード・インスティテュート」。現地の小・中学校に併設されているので、ステイ先の子ども達も通っていて、会うとニコニコと手を振ってくれる。フィジーの子ども達は、本当に人なつっこい。  

 

勉強になったのが、日本人留学生による「ジャパニーズ・レッスン」。日本の文化を現地の子ども達に紹介するのですが、大勢の前で英語でスピーチするのは、いい経験になりました。子ども達は、日本の宗教の話は退屈そうだったのに、空手の話になると興味津々。興味を引く話題の選び方や、アドリブをきかせる大切さなど、考えさせられました。  

 

雨季の暑さと蚊にはまいったけど、フィジーで過ごした2週間は本当に充実していました。帰国する朝は、ホストファミリーと別れるのが名残惜しかったほど。フィジーでは穏やかに時間が流れています。日本に比べると物も情報も少ないけれど、フィジーの人々は本当にのびのびと暮らしている。時間を気にしないマイペースな生活の中に、日本人が忘れてしまった何か大切なものを垣間見ることができました。  

 

また、ぜひフィジーという国を訪れたい。そして、今回とてもよい経験になったホームステイにも、機会があればどんどんチャレンジしていきたいです。  

 

ランチ

この日のランチは売店のカレーライス(80円くらい)

 

観野佐和子さん

観野佐和子さん

東京都在住の大学生。高校留学の経験もある行動派だが、ヨーロッパやアメリカなど先進国しか訪れたことがなかったそう。今回は「気温も人も温かい南の島への留学にチャレンジしたい!」と応募してくれました。

 

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