公開:2018-02-21 更新:2018/12/04
中央ヨーロッパのハンガリーの隣国であるスロバキアの都市・ブラチスラヴァに向かいます。スロバキア国内にはブラチスラヴァ空港もあり空路での渡航も可能なのですが、定期便が非常に少ないので、ハンガリー・ブダペストから鉄道もしくはバスで入国するか、オーストリア・ウィーンから鉄道もしくはバスで入国するのが一般的のようです。ハンガリー、スロバキア、オーストリア共にシェンゲン認定国ですので、入国審査抜きで自由に行き来できます。今回はハンガリー・ブダペスト東駅から鉄道にてブラチスラヴァに向かいます。
ブダペスト東駅にてチケットを購入し、鉄道に乗り込みます。ちなみにこのブダペスト東駅からはスロバキア・ブラチスラヴァ以外にもオーストリア・ウィーンやチェコ・プラハなどにも行けるので便利です。約2時間鉄道に揺られてスロバキアの首都であるブラチスラヴァ中央駅に到着です。
スロバキア共和国は中央ヨーロッパの小国で、北西にチェコ、北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリー、南西にオーストリアと隣接する国です。かつてはチェコスロバキアと呼ばれた国で、現在のチェコとスロバキアで1つの国を構成していましたが、1993年に分離され現在は別々の国になっています。公用語はスロバキア語で一部ハンガリー語も使われるみたいです。英語は一部通じますが、通じないことの方が多いです。通貨はユーロです。2009年に導入したらしいです。首都はブラチスラヴァになります。 ブラチスラヴァの中心にはブダペスト同様、ドナウ川が流れていて、その河岸に旧市街があり歴史的建造物やレストラン、バーなどが集まっています。石畳造りの細い路地の街並みがヨーロッパの歴史を感じさせてくれます。 ハンガリーの首都・ブダペストは街の美しさに定評があり、「ドナウの真珠」、「ドナウのバラ」、「ドナウの女王」、「東欧のパリ」なんて呼ばれているらしいです。
ブラチスラヴァの西にある丘にそびえ立つブラチスラヴァ城が街のシンボルで、城の四隅に塔が立っているので「ひっくり返ったテーブル」と呼ばれているらしいです。
この城をバックにして、ここから見える丘からの景色がまた最高です。ブダペストと同じようにドナウ川を挟んで街が栄えているみたいですね。
中央ヨーロッパの諸国にとってはこのドナウ川というのは交通の軸となっているみたいで、街の繁栄に切っても切れない存在のようです。 そして、ブラチスラヴァ城から丘を下って聖マルティン教会に向かう道中が風情があって素敵な街並みなんです。
の街並みがまさにドラゴンクエストみたいです。このバーがまるでルイーダの酒場みたい。ドラゴンクエストを知っていらっしゃる方なら、きっと皆さんそのように感じられると思います。 最後にスロバキアの郷土料理を舌鼓。
スロバキアを代表する料理でブリンゾヴェー・ハルシュキ(Bryndzove Halusky)というらしいのですが、じゃがいもと小麦粉からできたニョッキに羊のチーズソースをかけた郷土料理です。これが美味でしてワインとの相性が抜群です。ちなみにスロバキアでもワイン造りが盛んで白ワインが有名らしいです。ドナウ川に浮かぶ船のレストランにて郷土料理を頂きましたが、物価もそこまで高くはなく、リーズナブルな価格でディナーを頂くことができました。
そのレストランから撮影したブラチスラヴァ城の夜景は何ともロマンチックでした。 と言うことで、このブラチスラヴァはあまり日本人には知られていない街ですが、古きヨーロッパの歴史を感じさせてくれる素敵な場所で、しかもオーストリア・ウィーンから約1時間、ハンガリー・ブダペストから約2時間で来れる場所なので、ちょっと寄り道で日帰りで訪れても良いかもしれませんね。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |