公開:2017-12-26 更新:2018/12/04
さて、今度はヨーロッパ上陸です。ヨーロッパと言っても色々な国がありますが、少しレアな国・都市をいくつか周ります。最初はギリシャ・アテネです。
ギリシャ共和国は、東南ヨーロッパに位置する国で首都はアテネになります。アジアとアフリカの交差点になるような立地であり、国境は北西にアルバニア、北にマケドニアとブルガリア、北東にトルコと接しています。公用語はギリシャ語ですが、一部英語も通じますし、第二言語として英語を話せる方も少なくはありません。
ギリシャの主力産業は、オリーブや綿、葉タバコなどの農業で、オリーブオイルの生産はとても多いそうです。続いて石炭やマグネシウムなどの鉱業。更には海運業が盛んで船舶の保有数が多いそうです。そしてメインとなる産業は観光業で、ギリシャを支えるとても重要な収入源となっています。数多くの古代ギリシャや東ローマ時代の遺跡、エーゲ海の風光明媚な島々などが観光の目玉でありギリシャの観光業の支柱となっています。今回アテネの空港からヨーロッパ入りしていますが、入国審査が北米と違い、かなり短期間でスムーズに入国できました。これはやはり観光客に対する受け入れの姿勢が常にウェルカムだからなのではないかと感じます。
ギリシャの通貨単位はユーロ(EURO)です。2001年1月1日にEU加盟国となってから、過去使用していたドラクマ(Drs)が廃止になりユーロに変わりました。 また、記憶に新しいのは2010年のギリシャの財政破綻ですが、現在は底を打ってから少しずつ景気も上向いて持ち直してきているとのことです。
さて、そのギリシャの首都であるアテネ(Athens)はギリシャの政治経済、文化の中心地ですが、古代オリンピックの発祥の地として有名です。記念すべき第1回大会の1896年の開催と2004年の第28回大会開催がここアテネで行われました。そして、古代ギリシャの遺跡がそのまま残っている場所でもあります。
この小高い丘がアクロポリスと呼ばれているところです。アクロポリスは「高い丘の上の都市」を意味するらしく、防壁で固められた自然の丘に神殿や砦が築かれています。このアクロポリスの前にある広場には多くの観光客が訪れていて日中だけでなく夜間もとても賑わっていました。アクロポリスをバックに撮影する夜景は何とも言えないくらい綺麗な景色です。 では、そのアクロポリスの後ろ側にあるフィロパポスの丘に登ってみます。
丘を登り始めて30分くらいすると丘の上に到着です。ここからアクロポリスだけでなく街を一望できます。アテネの街並みは、建物の多くが白基調で統一されていて、何かヨーロッパの文化を感じる街並みです。そして、そのアクロポリスの側面には結構急な坂となっていて、そこに多くのカフェやレストランが点在しています。
この急な坂の街並みが何ともノスタルジックで心地よいです。ここでちょっと一息ついてビールを一杯。最高のひとときです。 そして、アテネの街を見下ろせるリカヴィトスの丘にも登ってみます。
アクロポリス、フィロパポスの丘よりも標高が高い場所で、標高273mのアテネ市内で一番高い場所になります。リカヴィトスの丘の中腹の駐車場から歩いて登って約30分で頂上の展望台に到着します。ここから第1回オリンピック競技場やアクロポリスのパルテノン神殿がはっきりと見れますし、ここから見えるアテネの街の眺めは最高です。頂上にはレストランもあるので、夕日や夜景を待ってここで食事するもの良さそうですね。
アテネの街は近代的ではなく、ローカルな雰囲気と歴史の香りが漂う街という印象で、人々も基本陽気でノスタルジックな街ですね。特にギリシャ人の日本に対する尊敬の意が強く、日本のゲームや漫画の認知度が非常に高くて驚きました。 さて、続いてはギリシャのアテネから船でエギナ島に向かいたいと思います。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |