公開:2017-11-09 更新:2018/12/04
キャピトルリーフを出発し、一路カリフォルニア州の海岸線まで戻ります。車でラスベガスまで約5時間のロングドライブ。ラスベガスで一泊し、ロサンゼルスを超えて西海岸の海岸線まで更に約5時間半のロングドライブ。合計約700マイル走って、西海岸にあるリゾート地、サンタバーバラに到着です。
サンタバーバラは、カリフォルニア州南部の小さな都市でスペイン風の街並みが特徴の大リゾート地です。ロサンゼルスからは西に車で約1時間という近さと治安の良さ、そして街自体の気品さが魅力で人気です。多くの別荘やリゾートホテルが立ち並んでいます。更にはこの付近では石油が掘削できるらしいです。
1822年まではスペイン領で、それから1847年まではメキシコ領だったらしく、街そのものにその時代の名残が見え隠れし、まるでヨーロッパにいるような気分になれる場所です。その美しさに惚れ込んで引っ越してきた有名人が数多くいるらしく、例えばブラット・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻がそのうちの例だそうです。ビーチのすぐ近くに大きな豪邸を持っているらしいですよ。
サンタバーバラの中央に走るステート・ストリート(state street)がちょうどサンタバーバラのダウンタウンにあたるのですが、この道を歩いているだけで本当にヨーロッパにいるみたいな気分です。通り沿いに佇むスペイン風の建物とヤシの木がまるで南国にでもいるような気分にさせてくれます。ここを自転車でサイクリングされている方も多く、時の流れがゆっくりしている街です。 そのステート・ストリートをビーチ側に向かって進んでいくと、スターンズワーフ(Stearns Wharf)というウッドデッキの岬があります。
この岬からは海側から山側に向かって街を一望することができます。ウッドデッキなのでちょっとレトロな気分を味あわせてくれる素敵な場所です。両サイドにはビーチやヨットハーバーがあり、サーフィンができるビーチとしても有名で、サーフィンを教えてくれる学校もあるらしいです。
街の象徴である「クイーン・オブ・ミッションズ」という伝道所です。ラグーナ・ストリート(Laguna Street)を山側に向かって走っていくと現れます。フランシスコ修道士たちによって建てられた21の伝道所のうちの10番目だそうです。現在でもカトリック教徒のミサに使われているとのこと。ちなみにサンタバーバラはワインの産地としても有名な場所なのですが、伝道所とワイナリーは切っても切れない縁があるみたいです。その理由は、信者が正餐式にワインが必要になるためらしいですね。
と言うことでサンタバーバラのワイナリーにもお邪魔してみました。
サンタバーバラの北にあるサンタイネスバレーが有名なブドウの産地です。サンタバーバラの街から車で約1時間のところにあります。
アカデミー賞を受賞した映画「サイドウェイズ」の舞台となったところで、現在カリフォルニアワインで有名なナパやソノマにも匹敵する程のワインの産地となっているそうです。ファイアーストーン・ワイナリー(Firestone Winery)がサンタバーバラの老舗ワイナリーでレーガン大統領やブッシュ大統領もここを訪れたことがあるそうです。太平洋に近い土地柄、塩分を含んだ風が吹くため、ミネラルがたっぷりと含まれたブドウが育つそうで、夕暮れ時には霧と冷気が流れて、日中は暑いというブドウ造りに適した理想的な場所とのことです。 このワイナリーの建物自体もやはりスペインやメキシコの文化が影響されていて、ヨーロッパの文化が溢れるのどかで居心地の良い場所でした。このサンタバーバラも北米の歴史を感じされてくれる場所と言っても過言ではないと思います。
では、次はセコイア国立公園に向かいたいと思います。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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