世界一周の旅 北米編:アリゾナ州ネイティブアメリカンの聖地・セドナ

公開:2017-10-06 更新:2018/12/04

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デスバレーから東に約400マイル、アリゾナ州セドナに向かいます。約6時間半の長距離ドライブです。途中、ラスベガスを通過します。

 

デスバレーから約2時間車で走ってラスベガスに到着です。基本ずっと荒野や砂漠の中のハイウェイをひたすら走っていくのですが、突然その荒野にまるで蜃気楼のように都市が現れ、街に入ると巨大なホテル、カジノ、ネオン街が広がる不思議な場所でした。

 

ラスベガス1

 

ラスベガス2

 

ラスベガス3

 

さすがアメリカ、何もかも規模が違う。とにかくデカい!そして、走ってくる車が高級車ばかり。。。ほんとすべてがゴージャスでした。

 

では、更に東に向けて車を走らせ、フラッグスタッフ(Flagstaff)という街を目指します。このフラッグスタッフはアリゾナ州の北部に位置する都市で、ちょうどセドナとグランドキャニオンの間に位置する都市なので、ここを拠点にします。

 

フラッグスタッフ

 

ラスベガスから約4時間半でちょうどこのセドナとグランドキャニオンの分岐点に到着です。 セドナはアリゾナ州中北部に位置し、州都フェニックスから北に2時間のところにあります。世界にいくつかある神秘的なパワーが集まるところ、パワースポットの1つです。そして、ネイティブアメリカンの聖地とも呼ばれています。

 

セドナ・パワースポット1

 

セドナ・パワースポット2

 

セドナ・パワースポット3

 

かつてネイティブアメリカンたちはセドナを神聖なものとして捉え、儀式を執り行うためにここに訪れていたらしいです。そのネイティブアメリカンたちがセドナの中で4か所程特にエネルギーが強い場所を感じ、それらを「ボルテックス」と呼んだらしいです。このボルテックスとは渦巻きを表すらしく、セドナのパワーは渦を巻いていると言われています。パワーそのものは我々には目に見ることはできませんが、確かにセドナにあるものはグルグルと渦巻きになったものが多いんです。セドナに生えているサボテン、レッドロックの地層、乾燥した風、確かに渦を巻いているように感じ取れます。つまり、このセドナは街そのものがパワースポットということになります。

 

更に、このセドナにはあのディズニーランドのアトラクションであるビッグサンダーマウンテンのモデルとなった山で「サンダーマウンテン」があるんです。昔、ウォルト・ディズニーがセドナに別荘を持っていてこのサンダーマウンテンから大きなインスピレーションを得たと言われています。

 

では、その代表となるスポットをいくつか周ります。 まずはその4つのボルテックスの1つにあたる「ベルロック(Bell Rock)」。

 

セドナ・ベルロック

 

その名の通りベルの形をしているレッドロックです。男性性、直感と決断の山と言われているらしいです。この赤色は磁気の色で、この磁気の力が強いのでそれにより身体が元気になったり回復したりするという人もいるらしいです。

 

続いて、同じくその4つのボルテックスの1つである「カセドラルロック(Cathedral Rock)」。

 

セドナ・カセドラルロック

 

ゴジック建築の大聖堂に似ているということでその名がついたレッドロックです。女性的、母性、受容性の山と言われているらしいです。   その他、セドナの中でも最も神聖な場所と言われている「ボイントンキャニオン(Boynton Canyon Trail)」、レッドロックに囲まれたセドナを360度見渡すことができる「エアポートメサ(Airport Mesa)」が4つのボルテックスに入ります。

 

最後に、「チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス(Chapel of The Holy Cross)」。

 

チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス1

 

チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス2

 

ここは4つのボルテックスではないのですが、ここも大きなパワーを持つボルテックスであると信じられている場所です。このレッドロックの風景に佇むこの教会はほんと芸術的でパワーを感じます。もちろん教会の中にも入れますし、そこからの景色は最高です。

 

チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス3

 

チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス4

 

日本人の多くの方が憧れるパワースポット、セドナですが、その理由が来てみてなんとなくわかりました。確かにこの街は居るだけでも何かパワーを得るようなそんな気になります。ふと空を見上げるとその雲の幻想的な姿や形が見れて、何も口にせずただ空を見つめているだけでこの大自然を感じることができ本当に気持ちが良いです。   では、更にパワーをもらいにグランドキャニオンに向かいたいと思います。

 

 

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この記事を書いた人

大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。
29歳のときに会社を辞め、ワーキングホリデビザを握りしめカナダに渡航。バンクーバー・トロントで
海外生活を送る。現地企業数社での就業を経験。31歳で帰国し、再就職した後、旅人として世界一周。
現在はフリーのキャリアコンサルタントとして外国人及び日本人海外生活経験者のキャリア支援に従事。
渡航国は26か国。

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