公開:2017-08-30 更新:2018/12/05
さて、カナダ・バンクーバーを離れて、もう一度アメリカへ入国します。今度はアメリカの西海岸、最初の街はシアトルです。 カナダ・バンクーバーとシアトルとの距離は約140マイルと差ほど離れてはいないので、飛行機を使用するよりも、バスでの移動の方が一般的です。鉄道でゆっくりと来ることもできますが、コストも安いバスがベターだと思います。バス会社もグレイハウンド以外にも、クイックシャトル(Quick Shuttle)、BoltBusなどいくつか選択肢があるので便利です。 バスでの移動時間は3時間くらい。国境を途中で超えるので、その時の混み具合で多少前後しますが、ちょこっと遊びに行く感覚でシアトルに来ることができます。
シアトルは、アメリカ合衆国ワシントン州北西部キング郡にある都市で、古くから貿易港、軍港として栄えた街です。気候が穏やかで年間を通して安定降水量が保たれているので、森林資源が豊富。そのため、木材工業、紙・パルプ工業が発展し、日本とも盛んに貿易を行っているそうです。さらに自然あふれるシアトルは、世界を代表する数々の大企業誕生の地でもあり、航空機で有名なボーイング社、カジュアルウェアやアウトドア用品のエディバウアー創業地、スターバックス・コーヒー、タリーズ・コーヒー、アマゾン・ドットコム、コストコなどが挙げられます。そして、シアトル近郊のレドモンドには、マイクロソフト、ニンテンドー・オブ・アメリカが本拠地を置くなど、シアトルは日本人にとっても身近な都市のひとつです。
では、早速ダウンタウンを徘徊。まず、ダウンタウンから海に向かって歩ける距離に観光地としても有名な「パイクプレイスマーケット」があります。
ここには新鮮なシーフードのお店が並んでいて、それ以外にもたくさんの美味しいパン屋さんや安くてボリュームのあるお花が買えるお花屋さんがありいつも活気づいています。人混みでいつも賑やかな場所です。そしてちょっと歩くと見えてくるのが、スターバックス一号店です。
ここもいつも一日中長蛇の列ができていますね。我々が知っている普段のスターバックス・コーヒーのお店の佇まいとはちょっと違くて、デザインは開業した当時のものらしいです。思った以上に小さいのでそこにびっくり。さすがの世界に店舗を構えているだけあって、シアトルの観光名所になっています。
そして、このパイクプレイスマーケット近くに美味しいクラムチャウダーのお店があるんです。お店の名前は「パイクプレイスチャウダー(Pike Place Chowder)」、有名なお店みたいです。
とにかくここも行列で人が並んでいる状態。30分くらい待ちましたが、とっても美味しかったです。さすが港の街ですね。クリーミーなテイストで一口食べたら止まりません。ここは並んでも行く価値ありです。
続いて、シアトルと言えばセーフコ・フィールド。
MLBのシアトル・マリナーズのホーム球場です。かつてあのイチローさんが在籍し、数々の記録を残した日本でも有名なチームの本拠地です。行き方ですが、シアトルのシータック空港とダウンタウンを結ぶ電車でリンク・ライト・レール(Link Light Rail)が、移動でとても便利でセントラル線のスタジアム(Stadium)駅からすぐ1ブロックのところにあります。
最後に、ボーイング社の工場見学。
ここはダウンタウンからかなり離れているのでバスツアーに申し込むのがベターだと思います。残念ながら工場内部の写真撮影は禁止。私物の持ち込みがほとんどできません。受付から工場までバスに乗って移動し、工場内は徒歩で移動しながら係りの方が案内してくれます。工場内部は大きなラインに飛行機一台一台がゆっくり流れながら翼を付けたり、エンジンを付けたり、客席を付けたりと、まさにライン工場といったイメージ。もともとボーイング社は家具を作っていた会社らしく、ラインを観ているとなんとなくそんな歴史を感じさせてくれたりします。これが空に飛ぶんだなぁっと思うと、ほんと不思議な感じがします。飛行機を作る工程なんて日本ではまず知る由もないですからね~。やはり日本と違って規模が大きく違うな~っと実感。良い勉強になりました。
では、次の都市へ!次はアメリカ西海岸の南端、メキシコとの国境であるサンディエゴへ!
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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