世界一周の旅 北米編:ニューヨーク州人種のるつぼ・大都市・ニューヨーク①

公開:2017-05-24 更新:2018/12/05

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ボストンを離れてバスに揺られて4時間。ニューヨーク州に入りました。しかし、ここから大渋滞でなかなか進まず立ち往生。さすが大都市ニューヨーク、マンハッタンに近づけば近づくほど渋滞が大きくなっていくのがわかります。バスの運転手もなるべく渋滞を避けて空いている道を選択しているのがわかるのですが、結局渋滞を掻き分けて到着したのはボストンを離れて5時間半後でした。

 

ニューヨークは、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある都市で、アメリカ合衆国最大の都市になります。ご存知の通りロンドンと並ぶトップクラスの世界都市で、世界の商業、文化、ファッション、エンターテイメントなどに多大な影響を及ぼしています。市内はそれぞれブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランドという5つのブロックに分けられており、都市の中には地下鉄などの公共交通機関が際立って多く利用されていて24時間運航している眠らない街です。また、世界的に知られた地区やランドマークが数多くあり、自由の女神像、金融の国際的中心地であるウォール街、ニューヨーク証券取引所、エンパイア・ステート・ビルディング、国際連合本部ビル、ブロードウェイ劇場などが有名です。

 

まずはアメリカ合衆国の自由と民主主義の象徴である自由の女神像からスタートです

 

自由の女神像は、マンハッタン島から南西に位置しているリバティ島という小さな島にそびえ立っています。ですので、フェリーでこの島まで渡らないといけません。そのフェリーが出ているのが、マンハッタンの南にあるバッテリー公園(Battery Park)です。ここまでは地下鉄で向かいます。最寄りの駅は、ボウリンググリーン(Bowling Green)駅か、サウスフェリー/ホワイトホールストリート(South Ferry-Whitehall Street)駅です。ボウリンググリーン駅の方がフェリー乗り場から近いですね。

 

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ちなみにニューヨークの地下鉄ですが、想像では落書きなどでかなり汚いイメージを持っていたのですが、実際にはとてもクリーンで驚きました。どうやらここ数年でかなり綺麗になったみたいです。街が進化しているんですね。

 

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そのまま海の方に公園内を歩いていくとチケット売り場があります。ここでチケット購入です。フェリーは8:30~17:00まで計27本、1時間に約3本の運航です。チケットは3種類あるのですが、 ・Reserve Ticket(地上のみ):大人US$18(事前予約必要なし) ・Pedestal Reserve Ticket(地上と台座):大人US$18(事前予約必要) ・Crown Reserve Ticket(地上と台座と王冠):大人US$21(事前予約必要) となっていて、台座と王冠まで登る場合は、事前予約が必要です。結構人気らしいので、数日前には予約しないと取れないみたいです。地上だけであれば、当日券で問題ありません。

 

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チケットを購入してフェリー乗り場に向かいますが、その前に荷物のセキュリティチェックがあります。空港並みのチェックなので余計なものは持っていかない方が良いでしょうね。

 

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そして、フェリーに乗船です。ここからフェリーに揺られ約15分乗ります。その間に二階デッキに出て景色を堪能。マンハッタン側も素晴らしい景色ですし、自由の女神像側も素晴らしい景色です。フェリーでちょうど自由の女神像の真ん前を通過するので、ここで撮影をお忘れなく!

 

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フェリーがリバティ島に到着です。ちょうど自由の女神像の背後にフェリーの船着き場があります。

 

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そこから島をぐるっと一周します。正面からの写真も良いですが、この自由の女神像の背後を見れるのは、おそらくここに来た方だけでしょうね。もちろんここから見えるマンハッタンの景色も最高です。何よりもこの空がなにか幻想的でした。非常にパワーを感じるというかなんというか。ニューヨークに来たら、まずはここに来ないと行けませんね。

 

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ちなみに、自由の女神像は、アメリカ合衆国独立100年を記念して、フランス人の募金によってプレゼントされたものらしいです。1984年には世界遺産(文化遺産)にも登録され、ニューヨークで唯一の世界遺産なんだそうですよ。それと、この薄い緑色ですが、銅が錆びることによる「緑青(ろくしょう)」という現象により緑に変化してしまったようでして、鎌倉の大仏も同じらしいです。

 

一時間くらい島でゆっくり眺めて、再びマンハッタンにフェリーで戻ります。帰りですが、ダイレクトにマンハッタンに戻らず、一度隣のエリス島に立ち寄ってから、マンハッタンに戻るので、お間違いなく。帰りの乗船時間は約35分です。まあ半日もあれば自由の女神像を楽しめるかと思います。

 

今回はこんなところにして、次回はマンハッタン島を色々徘徊したいと思います。

 

 

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この記事を書いた人

大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。
29歳のときに会社を辞め、ワーキングホリデビザを握りしめカナダに渡航。バンクーバー・トロントで
海外生活を送る。現地企業数社での就業を経験。31歳で帰国し、再就職した後、旅人として世界一周。
現在はフリーのキャリアコンサルタントとして外国人及び日本人海外生活経験者のキャリア支援に従事。
渡航国は26か国。

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