公開:2017-05-03 更新:2018/12/05
ペンシルベニア州フィラデルフィアの街をユースホステルで仲良くなった中国人の学生さんと徘徊します。 フィラデルフィアはペンシルベニア州の都市で歴史と学術の街です。1776年7月4日にアメリカが植民地支配から独立を宣言した土地で、州議事堂である現独立記念館があります。1790年から1800年まではアメリカ合衆国の首都でもあった土地なんですね。
独立記念館以外にはLiberty Bell(自由の鐘)やたくさんの美術館、博物館が点々としている芸術の街でもあります。さらには、街を歩いていると至る所に壁画アートを見ることができます。その昔、多くの落書きに悩まされていた当時の市長が、落書きを芸術に転換させるために始めたものらしいです。とにかく街を歩いていると小さな美術館、博物館から大きなものまでたくさん。街全体が芸術の街を主調しているかのようでした。
また、シルヴェスター・スタローン主演の有名な映画・ロッキーの舞台になったのが、ここフィラデルフィア美術館(Philadelphia Museum of Art)です。この階段を駆け上がって美術館前で両拳を上げるシーンで有名です。ここで写真を撮っている観光客はみんなそのポーズをやっていましたね。
ちなみにこのフィラデルフィア美術館までホステルから徒歩で約1時間はかかったと思います。ベンジャミンフランクリンパークウェイを市中心部からまっすぐ進むと、正面に大きな建物がそびえています。それがフィラデルフィア美術館なのですが、ホステルがデラウェア川近くだったので、少々遠目な方だと思いますが、その分中国人留学生と色々とお話もできたし、一緒にフードコードでランチしたりしながらの散策。ゆっくり時間をかけての徘徊が気持ちの良い街です。さすがに帰りはバスを使って戻りましたけど。。。
フィラデルフィア美術館の中にももちろん入りました。おそらく普段は有料だと思うのですが、なぜかこの時は無料で、ラッキー!ちなみにこのフィラデルフィア美術館はアメリカの五大美術館のひとつで、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ナショナルギャラリー、シカゴ美術館、そしてフィラデルフィア美術館と言われているそうです。
中には、ヨーロッパの陶器や装飾美術品、アンティーク家具、宝石、貴金属などが展示されており、各大陸ごとに展示物が分けられていました。ものすごく大きな美術館です。また、中国の寺や日本の古き民家、茶室も展示されていたりして、世界の幅広いジャンルのものが一同に集められている、そんなイメージでした。 芸術に素人であってもその規模、展示物にきっと驚かせられると思います。さすが、芸術の街ですね。
ちなみにここもお忘れなく!このデラウェア川も映画ロッキーで使われている場所らしいです。 と言うことで、次への都市に向けて中国人学生ともお別れです。次の再会を約束して。。 次もバス移動ということで、フィラデルフィア駅である「30th Street Station」に向かいます。
このフィラデルフィア駅は、本社がフィラデルフィアにあったペンシルベニア鉄道の建造の駅舎を使用しているそうです。大変大きな駅舎で、とても駅とは思えない佇まいです。中に入ると天井の高い吹き抜けで、まるで映画のワンシーンに出てくるような空間の広さ。この駅にいるだけでも圧倒されてしまいます。もちろん、駅舎は歴史的建造物に指定されているそうです。こんなところにもなにか芸術の街であるフィラデルフィアの象徴を垣間見ました。
ここで深夜23:00のボストン行きのバスを待ちます。駅舎内の多くのお店は22:30には閉まってしまうみたいでしたが、駅舎内は24時間空いているみたいです。
いつも通りMegabusに乗って、今度はボストンです。ちなみにフィラデルフィアからボストンまでがUS$20でした。この区間ももちろん安いです!
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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