世界一周の旅 北米編:ジョージア州歴史に残るゆかりの地・アトランタ①

公開:2017-03-29 更新:2018/12/05

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さて、ここオーランド国際空港からジョージア州アトランタに向かうのですが、どの方法でアトランタに向かうのが最も安いのかを色々と検討しましたが、こんなバスを見つけました!Megabus(メガバス)です!

 

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北米のバス会社と言えば、Greyhound(グレイハウンド)が最も有名でポピュラーなのですが、最近はこのグレハンよりも安価なバス会社が誕生し、各都市の移動において重宝されているのです。というのも、このバス会社ですが、事前に予約すると最安値でバスのチケットがなんとUS$1、たったの1ドルで購入できてしまうというバックパッカーにはなんとも有り難いお値段なのです。

 

では、シート等サービスはひどいのかというと、全然そんなことないのでこれがびっくり!これは是非使ってみなくては、と思い日本にいる間に予約しておきました。予約の際に、席の予約の有無があり、良い席を予約する際には別途費用がかかってしまうので若干高くなってしまいますが、私が今回予約したシートでもなんとたったのUS$15です!

 

ちなみに私が予約した席は、2階の前方の階段を出てすぐ左の通路側の席を押さえました。このメガバスでは、2階の前方の席が予約席となっており、席によって値段に差が出ているんです。最前列の席や階段の目の前の席などは、足が伸ばせるため若干お高めではあるのですが、それでもこの値段なんですね!   オーランドからアトランタまで約440マイル、これがたったの15ドルなんて安い安い。ちょっとドキドキしながらも、オーランド国際空港からメガバスのバス停までローカルバスで移動し、メガバスのアトランタ行きを待ちます。

 

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ちなみに大半のバス会社のバス停は、大きなバスターミナルだったり、空港に隣接されていたりするのですが、ここオーランドのメガバスのバス停は空港とは別の場所にありました。ここは事前の確認が必要ですね。

 

夜23:30、バスに乗り込みます。「おっ、隣に誰もいない!これはラッキー!」ということで、深夜便にてこれからアトランタ入りです!   バスに揺られ約7時間、早朝にアトランタに到着しました。大都市を想像していたのですが、意外とさっぱりとした風景。とりあえず宿泊先のモーテルに荷物を置いて、徘徊スタートです。

 

アトランタは、アメリカ合衆国ジョージア州北西部に位置する都市です。古くは鉄道交通のハブとして栄え、のちにコカ・コーラ、デルタ航空、CNNなどの有名な大企業が本社を置くようになった大都市です。そして、1996年の夏季オリンピックの開催地としても有名な場所ですし、マーティン・ルーサー・キング牧師の誕生の地でもあります。

 

まずは、そのアトランタ生まれで有名なマーティン・ルーサー・キング牧師のゆかりの地に行ってきました。ダウンタウンからゆっくり歩いて40分くらいです。

 

「黒人解放の父」と呼ばれ、1964年にノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師ですが、アフリカ系アメリカ人に対する人種差別において、歴史上欠かせない人物として有名です。きっと、彼が行ったスピーチの「I have a dream」は、教科書か何かでご存知な方も多いかと思います。

 

キング牧師が生まれたのは、アトランタのダウンタウンから東にある「スィート・オウバーン(Sweet Aubarn)」というところで、現在はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア歴史地区(Martin Luther King Jr. National Histric Site)となっています。とっても静かで落ち着いた場所でした。

 

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早朝の訪問だったために中には入れませんでしたが、ビジターセンターにはキング牧師の活動に関する展示物や、ガイドツアーの申し込みもできるみたいです。もちろん無料です。

 

個人でもエリア内を歩いて散策しながらキング牧師のゆかりの地を徘徊することができるので、ダウンタウンから歩いてきてゆっくり散歩するのも良いかと思います。街並みや建造物がそのまま残されているので、何か歴史を感じます。ただ、道によっては治安が悪そうな箇所もいくつかあったので、そこは要注意です!その一方で早朝と言うこともあり、ジョギングやマラソン、犬を連れて散歩されている現地の方が多く見受けられました。

 

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キング牧師の生家も残っており、ビジターセンターでツアーに申し込むと行けるようです。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア国立歴史地区内でもっとも人気の場所らしく、実際に暮らしていた家を見ることができるようです。

 

なかなか日本には人種差別とはご縁がない国だと思うので、このような場所に自ら趣き、歴史を感じたり学んだりすることは大切ですよね。実際に来れてよかったです。

 

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この記事を書いた人

大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。
29歳のときに会社を辞め、ワーキングホリデビザを握りしめカナダに渡航。バンクーバー・トロントで
海外生活を送る。現地企業数社での就業を経験。31歳で帰国し、再就職した後、旅人として世界一周。
現在はフリーのキャリアコンサルタントとして外国人及び日本人海外生活経験者のキャリア支援に従事。
渡航国は26か国。

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