公開:2017-02-08 更新:2018/12/05
35歳未婚、あの国マガジンの男性ライターが経験した世界一周の旅をご紹介します。次へのステップに移る前に3か月間の北米(アメリカ・カナダ)を一人で旅してきた記録をお話ししたいと思います。
そもそもなぜこの旅を計画したかと言うと、29歳の時に一度カナダのトロント、バンクーバーに1年半の留学経験があって、その後日本で仕事をしていたのですが、その会社を離れて次へのステップに進むうえで、「もっと見聞を広げたい」、「自分の知らない土地をさらに周ってみたい」、「もっと海外での出会いを増やしたい」という思いがありました。
一度留学の経験もあったので、1つの土地に留まるよりも様々な場所に行く方が面白いと思い、今回の一人旅の計画に至ったわけです。
なかなか日本の社会において、30歳半ばの社会人がこのような旅をすることって現実的に難しいと思われがちですが、海外経験者からするとこのような機会は、今後の人生のおいて貴重でとっても大切な時間です。少しでも世界を知っている日本人が増えることを願って・・・皆さんに発信したいと思います。
最初の都市は、ホノルル・ハワイです。成田空港から約8時間のフライト。アメリカ合衆国にホノルルから入国なのですが、ここでちょっとしたアクシデント発生。
入国審査にて自分のパスポートを渡すと、入国審査官が「こっちに来い!」と私を連れて別室に。しばらく待たされて別の審査官に呼ばれ個室へ案内され、「おまえ、英語は喋れるか?」と聞かれ、「渡航の目的はなんだ?」との質問に対し、『バケーション!』と答えると、「どのくらいの期間だ?」と続け、『約3か月間』と返答。
すると、「おまえ日本人だろ!日本人がそんなに長い休暇が取れる訳がないじゃないか!」と言われ、そこから約1時間の尋問がスタート。
「ホノルルだけか?他にどこの都市を周るつもりだ?」
「アメリカに友人はいるのか?」
「一都市どのくらいの日数ステイするつもりだ?」
「何の仕事をしているんだ?」
「給与はどのくらいだ?」
「年収はどのくらいだ?」
「所属している会社の名刺を見せろ!」
「今回の旅の予算はどのくらいだ?」
「今現金いくらもっている?」
「クレジットカード何枚持っている?」
などなど、根掘り葉掘り… 説明が終わると、その審査官が上司らしき人に説明。最終的に鞄とスーツケースの中身を全て見せることになり、その後ようやくGOサイン。入国にこれだけ時間を要したのは初めてです。推測ですが、おそらく渡航歴が多くスタンプがたくさん押されていたので、アメリカで働くつもりなのではないか?という疑いがあったんでしょうね。日本人のパスポートを持っていても、やはりアメリカの入国は他の国と比べて厳しいですね!
ちなみにアメリカへの入国はビジターでの訪問の場合は、最高でも3か月間です。あまり出入りをしていたりすると間違いなく疑われますので要注意です!日本のパスポートは世界的にみて強い方ですが、最近は必ずと言っていいほど入国審査で質問されますので、ある程度の質問は覚悟しておいてくださいね。
ようやく空港を脱出し、ワイキキビーチ近くのユースホステルへ移動。大半の日本人の方はホテルに泊まることがほとんどだと思いますが、私は最も安い手段ということで「ワイキキ ビーチサイドホステル」を予約。一泊約US$35でした。ちなみに空港からワイキキビーチまでは車で約30分。空港前には乗り合いのシャトルバスがあります。
まずほとんど日本人がいません。英語環境を望む方には最適ですね。ドミトリーで一緒になった方は、ヨーロッパ人かアメリカの西海岸からの方がほとんどでした。
では、ホノルルを徘徊してみたいと思います。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
大学留学
345万円~
大学留学
96万円〜345万円(学位取得の有無・留学期間等により異なる)~
高校留学
1,490,000円~
インターンシップ
760000~