公開:2013-04-24 更新:2018/11/30
世界共通の人気のデートスポットである映画館やカフェ。 世界には、他にもその国ならではのすてきな場所や日本では想像もつかない意外なデート事情があるよう。 世界の恋人達がどんなデートをしているのか、のぞいてみましょう。
冬が長いカナダでは、寒いからといって家にこもったりしない。トロント市庁舎前やハーバーフロント、広大なハイパークの池に分厚く張った天然のスケートリンクや、オンタリオ湖沿いにいくつもあるビーチはカップルに人気のデートスポットだ。 また、昨年リニュアルオープンしたばかりのロイヤルオンタリオ博物館は注目の人気スポット。カナダ最大の恐竜展はじめ、見所がたくさん。まだつき合い始めて日の浅いカップルは、この飽きるはずのないデートが楽しかったかどうかが次のステップへのキーとなるようだ。 もちろん、週末のパーティにはデートの相手を必ず連れて行く。 そうして、自然に公認のカップルとなっていくのだ。一方、男性が女性をディナーに招待することも。男性が演出するキャンドルディナーはとてもロマンチック。ところで、家賃が高いトロントでは恋人同士が一緒に住むことは珍しくない。 1年以上一緒に住めば、いわゆるコモンロー・パートナーとなる。それは、同性婚が認められているのでゲイカップルも同じ。ゲイカップルもおしゃれなクラブなどで、オープンにデートを楽しんでいる。
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タイの男は女性に対して本当にマメだ。ドアを相手のために開けることに始まり、荷物を持ってあげたり(それが小さなハンドバッグでも!)、同じ学校や職場でなくても送り迎えまでするのだ。 ちなみに、その送迎の手段はバス→バイク→タクシー→自家用車と男性の収入によって変わってくる。 デートのときは100%おごり。 デートに妹や、友達などを連れてきても文句言わずに彼女らの分も払う。 なにしろ、タイでは「ケチ」というのが最大級の軽蔑の言葉なのだ。 そんなこんなしてれば、当然、財布が寂しくなってくる。すると仕方ないので借金。友人達を手当たりしだいに当たるのだが、後先を考えないので、貸したお金が返ってこないケースもまったく珍しくない。 では「マメなこと=彼女一本槍」かと言えば別な話。そのマメさを他の子にも生かして浮気に走る。 そのせいか女性達は一般的に嫉妬深く、携帯にしつこいくらいに電話がかかってくる。男友達同士で飲んでいても、本当なのか、同席者を携帯に替わらせて確認するくらいだ。 ここタイでも男女の仲はなかなか一筋縄ではいかないようだ。
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アムール(愛)の国フランス、そして世界の中でもとびきりロマンチックなパリ。 観光名所も数知れないが、ケ・ブランリ美術館は2006年にオープンして以来、デートスポットとしても注目されている新名所。非西洋圏の「原始美術」を紹介するこの美術館はエッフェル塔のすぐそばというロケーションに、斬新な建築や庭園の美しさも相まって、カップル達にも人気。 「ケ」はフランス語で「河岸」を意味するように、パリの中心を流れるセーヌ河左岸に位置するが、デートの定番としてはずせないのがこのセーヌ河。 映画『ポン・ヌフの恋人』の舞台となったセーヌ河にかかる橋「ポン・ヌフ」から夕陽を眺めたり、セーヌ河沿いを延々と散歩したり、あるいは腰掛けて哲学や政治の話まで討論なんてこともある。 フランス人はデートにあまりお金をかけないが、仏男性は女性に花を贈ったり、詩を綴った手紙を書いたりと、エスプリがきいている。 自宅に招いて手料理でもてなすこともあれば、おしゃれで粋なおいしいレストランで外食もする。 いずれにしてもおしゃべりしながらゆっくり食事がフランス風のデートだ。
Text & Photo by Kyoko Okunaga 関連リンク フランス留学から探す
アメリカではつき合いが浅いうちはデート代は男性が払うのが普通。女性が割り勘を申し出ると、「深くつき合うつもりがない」と解釈されてしまうこともあるので、気に入った男性とのデートでは遠慮せずにおごってもらおう。 街中で待ち合わせることはほとんど無く、普通は男性が女性の家まで車で迎えに来る。 そんなとき、花束をプレゼントしてくれる男性も。ドアを開けてくれるなど、アメリカ人男性はレディファーストが身についているので、デート中はちょっとした女王様気分が楽しめる。 年中温暖なロサンゼルスではピクニック、ハイキング、ビーチのお散歩など、屋外でデートするカップルが多い。 今一番ホットなデートスポットはハリウッドのゴージャスな夜景が眼下に広がるグリフィス天文台。カフェもあり、高校生から中高年まで、幅広い層のカップルに大人気だ。 アメリカでは圧倒的多数のカップルが、仲良く暮らしていけることを確認するため、結婚前に同棲する。 一緒に住み始めて1〜3年でゴールインするケースが多いが、10年たってもまだの場合もあり、結婚までの期間は人それぞれのようだ。
Text & Photo by Yukari Travis 関連リンク アメリカ留学から探す
たとえば、若いカップルであれば、つき合って100日目の記念日にカップルリングや花、ぬいぐるみ(これが大きかったりする!)といったプレゼントを贈り合い、食事や映画鑑賞でデートを楽しむ。 デートスポットとしては日本と同様に、夜景のきれいな場所やおしゃれなカフェも人気だが、韓国らしいという点ではチムジルバン(韓国式サウナで日本のスーパー銭湯に似ている)で過ごすのが手ごろでゆっくりできるという理由から人気だ。 そんな韓国のカップルにとって切実な問題が成人男性の「兵役問題」だ。 20歳以上の成人男性には家庭や身体の事情による場合の免除を除いて、2年間の兵役が義務付けられている。 多くの男性が20歳前後の学校に在学中に入隊するケースが多いものの、恋愛中のカップルには兵役期間中は自由にデートをすることはもちろん、連絡を取り合うことが難しくなる。入隊前にラブラブだったカップルも兵役期間中に別れてしまうことが多く、「兵役」はまさに二人に立ちはだかる壁なのである。
Text & Photo by Miwako Hara 関連リンク 韓国留学から探す
エジプトはイスラム国家。 生活の基本はコーランの教えから成り立っている。恋愛に関しても例外ではない。 女性のイスラム教徒の特徴であるヒジャーブ(スカーフ)に代表されるように「性」を強調するのは悪いこと。髪の美しさや身体の曲線は隠しておくものなのだ。交際の仕方そのものも控えめだ。 結婚や婚約前の男女が二人だけでデートするのはダメ、それどころか彼らだけで個室にいれば法律違反になる。恋人同士でも外では手をつなぐことどまり。 またホテルに一緒に泊まるには結婚証明証が必要だ。結婚するにも家や式代を用意したり男はとにかくお金がいる。 そこで男性の婚期は遅くなりがち。また学歴や収入などによって社会階層は大きく分かれて、一般的に、同じくらいのレベルの男女が結婚している。デートの場所もそれによって変わってくる。 暑さを避けるため中級以上であればエアコンの効いたショッピングモール、それ以下なら自然と気温が下がる夕方以降に公園などを散歩コース。 ハイソな人々の場合、入会金数百万円というスポーツクラブで出会うのが、よくあるパターンだそう。
Text & Photo by Kazuko Kikkawa 関連リンク エジプト留学から探す
この記事を書いた人
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