公開:2020-04-09 更新:2020/04/09
進学、進級、新社会人と、春はステップアップの季節ですね。新しい気持ちでがんばろうと花や緑が後押ししてくれるようにその美しい姿を見せてくれます。現在、世界では新型コロナウィルスとの戦いの真っただ中。なかなか外には出られませんが、また普段通りの生活に戻るためにがんばっていきましょう。寒い冬の終わりと共に訪れる世界の春のお祭りをご紹介します。
春の訪れを感じさせる桜・梅・チューリップなどが見ごろを迎えます。そんな韓国は4月に多くの春の花祭りが開催されています。(2020年は全て中止。)
軍港の街、慶尚南道昌原市の鎮海区で開催される韓国最大の桜まつりです。朝鮮時代の将軍を追悼する目的で始まったこのお祭り、いまでは毎年200万人が訪れます。祭りのメインイベント「鎮海軍楽儀仗フェスティバル」は軍楽隊の公演、海軍隊の行進などがダイナミックに披露されます。「桜と軍隊」なかなか見ることができない組み合わせですね!
お祭りの期間中は交通規制により、のんびりと桜並木を歩くことができます。夜はライトアップされ、また違った美しさを見せてくれます。ジャズやクラッシック、バンド演奏の公演を始めとして、物販やさまざまなコンテストの開催がある大規模な花祭りです。桜だけではなく、つつじなどの春の花を愛でることができます。
その他にも
・利川栢沙山茱萸(イチョンペクササンシュユ)花祭り(京畿道 利川市 栢沙面)
・泰安(テアン)世界チューリップ祭り(忠清南道 泰安郡コリアフラワーパーク)
1980年に韓国国内の若手監督や学生作品のために始まった映画祭です。2000年以降、アジア地域まで拡大、現在では国際的な映画祭として知られています。アジアの映画界の成長と共に歩んできたこの映画祭は多くの名監督を輩出しています。開催される釜山広域市の海雲台には映画祭専用の「映画の殿堂」が開館しています。期間中さまざまなイベントが開催される映画祭り。アジアの才能を見に、一度は参加してみたいですね。(2020年は夏以降に延期)
タイを代表するお祭り、ソンクラン水かけ祭りはタイの旧正月に行われています。毎年4月13日から4月15日と決まっていて、このお祭りはタイの祝日となっています。仏像・仏塔に水をかけて清めるという意味があります。寺院ではそういった伝統のもとに儀式が行われますが、ひとたび街へ出れば、水のかけ合いが始まります。この期間は水をかけられても怒ったりしてはいけませんよ。水をかけ合ってハッピー!というのがこのお祭りの醍醐味。世界で一番ずぶ濡れになれるお祭りを楽しみましょう。しかし、そんなお祭りにも水をかけてはいけない人や物があります。
それは・・・
・お坊さん、警官や軍人
・車やバイクを運転している人
・屋台などのお店の人や食べ物
これらに水をかけてしまわないよう気を付けて、お祭りに参加しましょう。タイならではの、象が街に出て水をかけてくれるという演出もあります。音楽と水のイベント、ミスコンなどさまざまなイベントも開催。濡れてもいい服装、電子機器やスマホが濡れないようにする対策などばっちり装備で楽しみたいですね。(2020年は祝日を延期、水かけ祭りは中止)
キリスト教において非常に重要なイースターはキリストの復活を記念するものです。
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に行われ、多くの人々が礼拝に行きます。イースター・エッグを飾り、食します。このイースター・エッグは生命と復活の象徴として赤く塗られることが多いです。赤は生命とキリストの血を表しています。装飾としてのイースター・エッグはイースターの定番で、赤以外にもかわいらしくカラフルに装飾されて、イースターのシーズンには街のいたるところで見かけることができます。地域によっては隠されているイースター・エッグを探すという遊びが子どもたちの遊びとして親しまれいます。西欧ではイースター・バニーも多く見かけます。ウサギは多産で、豊穣のシンボルとされています。日本でもテーマパークのイベントに取り入れられることが多くなり、クリスマスやハロウィンのように徐々に定着しつつあるイベントとなっています。
地域ごとにイースターの定番料理がふるまわれ、卵やバターや肉などをふんだんに使った贅沢な食事がキリスト復活を記念します。
・ウサギの形にしたパン、オスターフラーデン(ドイツ)
・アーモンドとレーズンのタルト(スイス)
・ゆで卵、ソーセージ、ハム(ポーランド)
・ゆで卵、ニシンの酢漬け、アンチョビ(スウェーデン)
この時期、ウサギや卵の形をしてイースターグッズも多く売られます。かわいらしいイースターのお土産購入も楽しみの一つになりますね。
新型コロナウィルスの影響により、多くのイベントの中止や延期が決定しています。毎年行われる世界の楽しいお祭りが、2021年には開催されるよう、感染拡大を防ぐ行動を心がけていきましょう。
この記事を書いた人
「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます! |
高校留学
350万円~800万円程度~
オペア
122800円~
ボランティア
170,000円~
語学留学
1,270,000~