アメリカでワーキングホリデーはできるの?

公開:2019-07-05 更新:2019/07/05

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ワーキングホリデーで海外に行ってみたいなと思う人は、大学生もしくは社会人がほとんどですよね?
ビザ申請に年齢18歳から30歳までと制限が設けられているためです。

では、どこでも好きな国にワーキングホリデーで1年間滞在することが可能なのでしょうか。
答えは「NO」です。アメリカも、日本人がワーキングホリデーで行くことのできない国のひとつです。

 

ワーキングホリデーについては下記より詳しく知ることができます。

 

ハワイ、グアムにアメリカ本土。毎年多くの日本人が旅行や留学にアメリカへ渡航します。人気のテーマパークや観光地、パワースポットなど多くの魅力をもつ国です。

しかし、アメリカは日本との間にワーキングホリデー協定を結んでいません。そのため、日本人はワーキングホリデーでアメリカに入国することはできないのですが、ワーキングホリデーのように収入を得ながらアメリカに滞在する留学方法は他にもあるのです。

大学・専門留学して学校内で働く

まずはじめに、「学生ビザ」を取得してアメリカへ渡った場合、就労は認められません。知り合いの日本食レストランでアルバイトをするくらいなら、ばれないだろうと安易に考えてはいけません。ここ数年アメリカはビザ取得が難しくなっています。せっかく取得したビザなのに強制送還なんてこともあります。

 

ただし、この「就労不可」は「学校の外での就労は不可」という意味です。そのため、大学留学、専門留学しながら学内の

 

・カフェテリア
・ブックストア
・図書館

 

などで働くことは可能です。また、日本語を学ぶ学生のチューターとして働けば、日本に興味のある学生と知り合うこともできますね。時給は基本的に最低賃金だと思っておくとがっかりしないでしょう。学生は勉強に来ているのです。

 

アメリカの大学留学については下記より詳しく知ることができます。

 

アメリカの専門留学については下記より詳しく知ることができます。

オペア留学をする

「オペア」とは、外国語の勉強を目的とした留学スタイルの一つです。滞在先のお家でベビーシッターとして働きながら、ホストファミリーからお給料をもらい現地の語学学校で学ぶことをいいます。

アメリカでのオペアは、政府によって公認されています。安心して働き、語学を学ぶことができます。また他の国と違って最大2年間、オペアとしてアメリカに滞在することができるのも、長期滞在したい人には嬉しいですよね。

また、年間100万円ほどのお給料ももらえ、費用を抑えたい留学希望者にぴったりのスタイルです。チャイルドケアがメインにはなりますが、しっかりとお休みももらえるのでメリハリが付けられるのもメリットです。

 

政府によって公認されていますアメリカでのオペアは、必ずエージェントを通す必要があります。日本にはオペア留学エージェントも数多くあるので、自分に合ったエージェントを探すところから始めましょう。エージェントが開催している説明会に足を運んでみるのもいいですね。

 

通常、ワーキングホリデー協定を結んでいる国でオペアをする場合にはそのビザの有効期限内である1年間が最長期間ですが、アメリカではワーキングホリデーはできませんが、オペアで2年間滞在が可能なのです!収入もありつつ長く滞在できる。これは嬉しいですよね。

 

アメリカのオペア留学については下記より詳しく知ることができます。

有給のインターンシップ先を見つけて働く

これは少しハードルの高い留学スタイルです。無給のインターンシップ先であれば留学エージェントなどを通せば見つけることができます。もちろん有給のインターンシップ先もエージェントで紹介してもらうことはできると思いますが、「有給」となると、まず高い英語力が必要になります。そして高い専門性も必要となる可能性があります。

 

アメリカのインターンシップ留学については下記より詳しく知ることができます。

渡航目的によって取得するビザが違う!アメリカのビザについて

アメリカにはワーキングホリデービザがないことは分かったと思います。しかし、語学学や高校、大学、専門学校へ留学する場合は、すべての人が学生ビザを申請するわけではりません。留学期間によって、申請するビザの種類が違ってくるのです。

F1ビザ(90日以上の留学の場合)

留学先の学校が決まっていて、フルタイム(授業時間週18時間以上)授業を受ける。
滞在期間が6ヶ月~5年(就学期間)

F2ビザ(配偶者及び21歳未満の家族に同行する場合

このビザで渡航する人は、現地の学校にパートタイムで通えます。

J1ビザ(3ヶ月以上のインターンシップの場合)

このビザは一般的にインターンシップ(研修)ビザとして知られ、有給での研修やインターンシップを許可されており、12~18ヶ月有給で働くことがでるビザです。

取得するには、18歳以上でアメリカでの就職先が決まっていること、また渡航に必要な費用が十分にあることと、研修に必要な英語力があることが条件としてあります。

また、インターンの場合、大学・大学院、専門学校などに属していること、。
トレーニーの場合、社会人経験が1年以上ある(高卒の場合は5年以上)あることも条件です。

M1ビザ(3ヶ月以上の短期専門留学・インターンシップの場合)

最長12カ月の滞在が可能な、職業訓練などの専門学校へ入学する時に必要となる学生ビザ(Vocational programのみ)です。F1ビザとは異なりますので注意してください。

就学中は就労が禁じられていますが、プログラム修了後に、Practical Training(PT:プラクティカルトレーニング)制度が利用できます。
就学期間4ヶ月毎に1ヶ月の就労許可が得られるので、この制度を利用すると最長6ヶ月の就労が可能となります。

取得は14~79歳で、語学の習得や学術研究ではなく、専門的な職業訓練をするための学校に入学する人に限られます。

 

それぞれの詳しい申請方法や、他のアメリカのビザについては下記より詳しく知ることができます。

 

ワーキングホリデーでアメリカに行きたかったのにとがっかりせずに、他の方法でアメリカへ留学してみましょう!どうしてもワーキングホリデーがいい!というのであれば、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなど23の国と地域でワーホリへ行けますので、ぜひ他の国でも調べてみてください。

 

この記事を書いた人

「あの国で留学」の編集チームは全員が留学経験者。留学会社に勤務し実際に留学を希望する人のカウンセリングを行ったメンバーもいます。留学へ行きたいと希望する人の気持ちもわかり、実際に行った経験からどんな情報があったらいいかも熟知しています。留学を希望するすべての方に役立つ情報を発信していきます!

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