アメリカ・ニューヨークのマーケット事情
公開：2014-03-04 更新：2018/07/19
ニューヨークの青空市場から学ぶ
食べ物の大切さと地域のつながり
リンゴの甘酸っぱい香りにつられてやってきた買い物客
世界的に有名と言っても過言ではないユニオン・スクエアの「グリーン・マーケット」。地元ニューヨーカーのみならず世界各国からの観光客も集うため、マーケットを歩けば常にさまざまな言語が耳に入ってくる。人種のるつぼならではのウェルカムでアットホームな雰囲気は、ニューヨークを体感するのにうってつけの場所と言えるだろう。
開催日は月、水、金、土の週4日。主にニューヨーク近郊農家で作られたフルーツや野菜などが並ぶが、季節によってマーケットの品ぞろえもがらりと変わる。ジャガイモ、ニンジンなどの根菜から一転、青菜や切り花が増えてマーケットの彩りが鮮やかになると、「いよいよ夏到来」と、買い物客の気分も盛り上がる。
マーケットの目的は、地元農家の支援とコミュニティの強化。さらに子どもたちの「食育」も兼ねている。新鮮な食材を通して食べ物の大切さや、地域のつながりの魅力を未来へ伝える場でもあるのだ。
ニューヨークのビル屋上で採取されるハチミツ! ソープやキャンドルも人気
天気が良い日は特に混雑する
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