アメリカ・ニューヨークの日本食事情

公開：2014-02-20　更新：2018/07/09

ニューヨーカーと肩を並べてラーメンをすするのはいかが？

「日本食と言えば寿司」と言われていた時代が終わりを告げ、「日本食と言えばラーメン」という認識が、ニューヨーカーの間で徐々に広まりつつある。数年前から始まった「ラーメン・トレンド」のおかげで、日本風のダシがしっかりきいた、美味なラーメン店が随分と増えたのだ。ダシは鰹、昆布、トンコツまで各種人気だが、「スープはすべて飲み干すもの」という流儀を貫くニューヨーカー向けに、塩分が少し控えめになっているのが特徴だ。

ニューヨークのスーパーマケットで売られている調味料など

スーパーの日本食セクション

一般のスーパーマーケットで扱う日本食材も、ここ数年で劇的に増えた。10年前は皆無に等しかったが、醤油、白米、パン粉だったら、現在どのエリアでも入手可能だ。日本人が多く住むエリアなら、レトルトカレー、うどん、やきそば、味噌、寿司用ガリなども普通に買えるはず。ニューヨークにおいて、日本食恋しさにホームシック……といった思いははるか昔の出来事だ。

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